レーシックの手術後、目の事を第一にして行動しましょう

レーシック手術後の過ごし方

レーシック手術の後は、どういった点に注意しながら過ごすと良いか、参考までにいくつか、お話したいと思います。
レーシックにしようか視力回復トレーニングにしようか迷っている人は、それらを参考にして決めていただけたらと思います。

目の安静

慎重な女性

目を大事にしつつ行動しよう

レーシック手術後は、慎重に行動するようにしたほうが良いです。
保護メガネを装着するなどして、なるべく目に刺激や衝撃を与えないようにガードしておきましょう。

なぜなら、手術で角膜に作ったフラップをレーザー照射後に元に戻しても、それが完全に装着したとは言えないからです。
顔に衝撃を与えたりすると、フラップが「ずれる可能性」もあります。十分に注意して過ごしてください。

スポーツを控える事

メガネやコンタクトの「わずらわしさ」から解放されたいので、レーシック手術を受けたというスポーツ選手は多数います。
しかし手術後では、人や物に接触することの多いスポーツを、しばらく控えたほうが良いです(レスリング・サッカー・バスケット・ラグビーなど)。

ホコリのない場所

デスクワークなどの仕事は、翌日から働けます。ですが、チリやホコリが多い場所での仕事は、しばらく注意しましょう。

配慮が必要な手術後の過ごし方

注意すべき点を、いくつか挙げてみました。これら以外にもレーシックの手術後では、注意すべき事がたくさんあります。
短期間で回復しますが、回復するまでは面倒な事が多くて、なかなか100%安心できません。

レーシックは、多くの外科手術の中でも最も安全な手術です。
手術当日は、通常通り食事を取ってから手術を受けられて、手術後も何も問題がなければそのまま帰宅できます。そして、入浴もできます。
しかしレーシックは視力回復のトレーニングと違って、手術後の過ごし方が肝心です

面倒に思う人や、どうしても穏やかに過ごせない生活環境にいる人は、規則正しい生活を送るだけで良いという視力回復トレーニングを「おすすめ」します。
一生を共にする大切な目のことなので、焦らず「ゆっくりと回復を試みること」も、検討しましょう。

手術後の定期検診

例えば視力回復トレーニングの場合、視力が回復した後も引き続きトレーニングする必要があります。しかし視力回復前に行なっていたトレーニングほど力を入れて、訓練する必要はありません。

しかしレーシックの場合は、手術後の定期検診が重要です。これは絶対に受ける必要があります。もしも検診しない場合は、取り返しのつかない事になる可能性があります。注意しておきましょう。

手術の翌日

手術の翌日の検査は、とても大切です。もしも遠くから来た人は、医療機関の近辺のホテルを予約したほうが良いでしょう。
「そこまでする必要があるの?」などと思うかもしれません。ですが出来るだけ、体に負担を掛けないようにしたほうが良いからです。

その後の定期検診

定期検診を受けるペースは手術の翌日、1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後と、こまめに設定されたりします。いつどんな症状が起こるか?わからないので、必ず検診を受けましょう。

視力が安定するのは1ヶ月後

視力が落ち着いてくるのは、1ヶ月後以降です。なお、回復するまでの期間には、個人差があります。
この期間に、ドライアイやハロという何らかの後遺症が出てくる場合があります。なので、レーシックを受けたからといって、油断はできません。

視力が落ち着くまでは、気持ち的にもドキドキして落ち着かない日々が続くでしょう。
それが逆にストレスになってしまうと心配な方は、視力回復のトレーニングを選んだほうが良いかもしれません。

レーシック手術後の注意点

注意レーシックの手術は手術さえ受ければ、それで以前よりも視力が回復して「めでたし、めでたし」というものではありません。
せっかくレーシックで視力を取り戻したので、術後も「しっかりとケア」をすることで、戻った視力を維持するようにしましょう。

そこでレーシックの術後に心掛けるべき注意点について、まとめてみたいと思います。

市販の目薬を使っても良いですか?

1ヶ月ほど経てば使っても良いです。念のため、担当医師に相談してください。

レーシックの術後に「目の疲れ」などを感じた場合、市販の目薬を使っても良いか、ということに関しては、1ヶ月程度の間は使用を避けるようにします。
それを過ぎれば問題ないようですが、もしも手術を受けた眼科から目薬を処方されており、使用している場合には、市販薬を使用する前に必ず担当医師に相談してください。

視力矯正器具の使用

レーシック手術は目に関する手術なので、手術の後で少しでも変わった事があると、とても不安を感じると思います。ですがレーシックの術後の変化の中には、多くの人達が体験する事や、術後に一定期間が経てば自然とおさまる事もあります。

そんな不安な状況において、視力矯正器具の使用について、ご紹介したいと思います。

コンタクトレンズを使っても良いですか?

ソフトタイプのコンタクトであれば使えるそうです。

レーシックの手術を受けても、思ったほどの視力を得られない場合があります。そういった場合にコンタクトを使用しても問題がないか、不安になる方がいるようです。

度の強い近視や乱視の治療のためにレーシック手術を受けた場合、角膜を削ることで以前よりも滑らかになっていることから、ハードタイプのコンタクトを装用した場合に外れやすい、といったことが起こるようです。
ですがソフトタイプのコンタクトであれば、そういったことはなく、通常の使用ができるということです。

メガネを使っても良いですか?

レーシックの術後1ヶ月以上経ってからメガネを作り、使いましょう。

レーシックの手術を受けても、視力の回復が思わしくなく、メガネが必要になる方もいます。
ですが術後1ヶ月ほど経過するまでは視力が変化するために、メガネを作るために正確な視力を測定できません。

手術後にメガネがないと手元が見にくいような場合には、クリニックで既成品のメガネを貸出している場合もあるようなので、相談してみると良いでしょう。

お化粧をして良いですか?

特に女性の場合には、男性よりも「お化粧の事」を気にかけると思います。
まず、レーシック手術を受ける事になった場合、手術の当日に「お化粧」をしていっても良いでしょうか?

絶対にスッピンでないとダメとは言われないようですが、極力お化粧をしないほうが無難ということです。多少するにしても、アイメイクをしないようにしましょう。

また、お化粧とは若干違いますが、当日しないように言われるのが、香水やムースなどの整髪料、香りが強いクリームです。
これらは揮発性の物質を放散するため、レーシック手術に用いるエキシマレーザーの装置に悪い影響を及ぼす可能性があるので、禁止されています。

次に、レーシック手術を受けた後の「お化粧」についてです。
いくらか個人差はあるようですが、基本的には手術を受けた後、1週間くらいの間はアイメイクをしないようにします。アイメイクを控えれば、他の箇所への「お化粧」や「整髪料」「香水」などは、手術の翌日から使用可能ということです。
詳しくは医師に、ご相談してください。

ドライアイが気になります

3ヶ月くらいで、改善されるようです。

レーシックの術後に、それまでよりも目の乾燥が気になることがあるようです。これはドライアイと呼ばれる症状です。手術時に角膜内部の知覚神経が切断されてしまうことで、涙の分泌量が減るために起こる症状です。

神経が切断されると聞くと驚きますが、3ヶ月程度もすれば、切断された神経は再生されます。よって心配は、ありません。
術前からドライアイの傾向があった方の場合では、治療で改善することも可能です。

暗い所で光が見にくいです

時間が経つと、改善される場合があります。
改善しない場合は、レーシックの再手術を受ける、メガネを使うという対処法があります。

レーシックの術後に、暗い所で光が見にくく感じる場合があるようです。この症状は術後半年くらいの間は、感じる人が多いようです。

通常は徐々におさまっていく症状ですが、

  • 度の強い乱視や近視の方で角膜を通常よりも多く削った場合や、
  • 夜に瞳孔が大きく開くような方、
  • レーシックで近視や乱視が完全に改善しなかったような場合に、

感じることが多いようです。

時間が経過しても、この症状が改善されないような場合には、

  • レーシックの再手術を受ける、
  • 運転の時や見にくく感じる時だけメガネを使う、

といった対処法もあります。

再び視力が低下する事がありますか?

あります。その場合、再手術も考えられます。レーシックの手術を受けた人の中には、術後再び視力が低下してしまう場合があるようです。

せっかくレーシックで視力が戻っても、

  • 近い所ばかりを見続けたり、
  • 施術前の近視や乱視の度合いが強かったりした場合には、

視力が低下してしまう可能性がある、ということです。

あまりにも大きく視力が低下してしまったような場合には、再手術も考えられます。
レーシック手術をするクリニックでは、大抵の施設で術後の数年間は、無料で再手術を受け付けているようです。医師に確認してみると良いと思います。

ところでレーシックの再手術は、角膜の状態によっては受けられない場合もあります。
レーシックでは角膜を削って視力を回復させるので、もうそれ以上、角膜を削ることができないと診察で判断された場合には、例え視力が低下していても再手術を受けられません。

眼圧の低下

瞳レーシックの手術を受けると、それまでよりも眼圧が下がるという話を聞いたことがあります。果たしてこれは、本当でしょうか?

レーシックの手術によって、なぜ眼圧が低くなるのでしょうか?
これは、単に数値上低くなっているだけです。実際に低い訳ではないそうです。

これは眼圧を測定する眼圧計に、原因があります。

眼圧は「非接触眼圧計」という測定器で測るのが、一般的です。
この測定器は眼に空気を当てて、角膜の「へこみ具合」で眼圧を測ります。この測定では、一つ欠点があります。それは、「角膜の厚さ」に測定値が左右されてしまう点です。

つまり「角膜に厚み」があると眼圧が高くなり、薄いと低く測定されるということです。
レーシック手術は、角膜を削って屈折率を変える手術です。なので角膜が薄くなっており、そのために眼圧が低く測定されてしまいます。

もしも眼圧を測定することがあった場合には、正しい数値を測定するために、検査前にレーシック手術を受けていることを必ず伝えるようにしましょう。

眼圧

ところで

「眼圧?眼の圧力って何?」

 

と、疑問を持っている方もいると思います。

眼の中には角膜や水晶体といった組織があるのは、誰でもご存知だと思います。
これらの組織には、血管がないそうです。どのようにして機能を維持するかというと、房水(ぼうすい)という液体が血液の代わりに循環して、機能を維持しています。
この房水の圧力の数値を、眼圧と言います。

もっとわかりやすく物に例えるなら、ボールを想像してみてください。
ボールの中の空気が、房水です。
たくさん入っていれば眼圧が高くなる、ということです。

手術後も引き続き、医師と相談しましょう

レーシック手術は、近視や遠視、乱視で長年に渡って苦労してきた人々にとって、朗報とも言える矯正法と言えるでしょう。
レーシック手術を受けた事によって視力が回復して、長年お世話になってきたメガネやコンタクトと、お別れができた方も多いと思います。
ですがレーシックの後遺症については、十分に調べて理解しておきましょう。

レーシック手術は乱視や近視といった角膜の屈折異常の矯正法として、本場のアメリカでは、クリスマスプレゼントにレーシック手術をおねだりするほど、日常的に施術が行なわれているそうです。

日本においては2000年に認可されており、アメリカと比べるとまだまだ症例は少ないです。だけど、その知名度は徐々に高まってきており、今後ますますレーシック手術を受ける人が増えていく可能性があります。

そんなレーシック手術ですが、術後の変化に対する様々な不安から、手術を受けるのを躊躇してしまう方も結構多いと聞きます。
病院の担当医師と相談して、不安を取り除いてください。そして不安を解消できたら、レーシック手術で、よく見える視力を手に入れてください。