家族の健康のために、エアコンを掃除しましょう

エアコン内部の「汚れ」

エアコンは、現代の生活には欠かせない家電と言えます。
酷暑では生命を維持するための必需品と言っても過言でない程、重要な物になってきました。

しかしその一方で、エアコンの掃除を怠ったために病気になる事も、近年知られてきています。エアコン内部に存在するカビ、ホコリ、ダニが、アレルギーを引き起こします。

夏、咳が出始めて「夏風邪かな?」と軽く考えていると、実はトリコスポロン・クタネウムという真菌(カビ)の胞子を吸い込むことで発症する夏型過敏性肺炎であることも、珍しくありません。
放っておくと「だんだん息切れ」など呼吸困難を伴い、重症化する事があります。
このような事態を避けるためにも、エアコンの掃除を忘れないようにしましょう。

エアコンの掃除方法

具体的な掃除の方法としては、以下の方法をよく聞きます。

  1. 掃除機でフィルターのホコリを吸い込み、水洗いして乾かす。
  2. 市販のエアコン掃除用スプレーを購入して、洗浄する。
  3. 業者に頼む。

自分で出来る1番、2番においては、フィルターの掃除がポイントになります。

フィルター掃除の仕方

夏も冬もエアコンを利用している人は多い、と思います。普段からエアコンをしっかり掃除しておけば、その後に吹き出してくる風は「とても清潔なもの」になるでしょう。

エアコンの掃除では、主にフィルターと送風ファン、そして本体を掃除する事になります。それらの中で一番掃除すべき個所は、やはりフィルターでしょう。
フィルターは、カビが発生しやすい所と言えます。なので、定期的に掃除する必要があります。

エアコンのフィルターを掃除する時、まずエアコンからフィルターを取り外しましょう。ワンタッチでフィルターを外せると思うので、簡単に出来るでしょう。

フィルターのホコリを掃除するだけなら、掃除機で出来ます。まずは、掃除機でフィルターのホコリを吸い取ります。狭い場所用のノズル・隙間ノズルを使って、ホコリを吸い取りましょう。

次に、ブラシで磨きます。台所用の洗剤を付けて磨きます。

最後に水洗いをして、乾拭きします。特に「汚れ」がひどい場合は、中性洗剤を薄めた液にフィルターを浸けておき、それから洗い流し、ブラシで磨いてみましょう。

エアコン本体の掃除

フィルターの次は、エアコン本体を掃除します。

本体も、掃除機でホコリを吸い取ります。なお、エアコンが高い位置にあって届かない場合は、「はたき」を使ってホコリを落としましょう。

送風ファンについては、掃除するのが難しいので無理にしなくて良いです。クリーニング業者に頼んで掃除してもらう事になるでしょう。

より清潔にしたいなら、3番の「業者に頼む方法」

1番、2番の掃除方法は費用の負担が少なくて気軽にこまめに行なえる半面、エアコン本体の奥のほうのカビやホコリ、ダニを、全て取り除けなかったりします。
そうなると年に一度位は、お金を掛けて業者に依頼して、本体の奥まで綺麗に掃除してもらうほうが、エアコン内部のカビ対策になります。

なお、業者にエアコン掃除を頼むにしても、値段によって掃除方法が変わってくるようです。
低圧式小型ポンプを使った数千円で出来る事から、高圧式ポンプを使って本格的にファン自体を取り外して掃除する方法まで、様々です。

値段だけでなく、作業内容を確認して納得できる方法を選びましょう。せっかくのエアコン・クリーニングにおいて、「安物買いの銭失い」にならないように注意したいです。

家族の健康のために掃除しましょう

エアコンを使うたびに、ニオイが気になる。だけど「そのまま使っている」という人も、多いかもしれません。エアコンは暑い季節も寒い季節も、1年を通して使われる生活家電です。年中使っているエアコンの中は、とても汚れています。

室内の空気を清潔に保つためには、エアコンの掃除をする事が大切です。

エアコン

エアコンは部屋の中にあるハウスダストやカビ、ダニや花粉という「空気中の汚れ」を吸い続けています。
そして、その吸い込まれた「汚れ」は、エアコンの中で繁殖します。
その結果、エアコンに「汚れ」が付着します。

そんな汚れているエアコンが、部屋の中に冷風や温風を送っている事になります。
小さな「お子さん」や、アレルギー疾患を持っている方がいる場合、そんなエアコンを使っている事は症状が出る原因になるかもしれません。

家族の健康を保つためにも、定期的にエアコンの掃除をしましょう。