スマートフォンのプラットフォーム・Android

スマートフォンのプラットフォームの一つに、Android(アンドロイド)という物があります。これはパソコンの場合で例えると、Windows OSの様な物です。

Android OSの開発はGoogle社が行なっており、無料で提供されています。無料にする理由は、Android端末を市場に普及させるためでしょう。まずはAndroidのスマートフォン端末を普及させて、その後有料のアプリを販売して利益を出す、という事だと思います。

なお、アプリには無料の物もあります。なのでユーザーは、無料のアプリを選ぶ事もできます。

Androidアプリ

スマートフォンと言えば、やはりアプリの活用だと思います。自分が使いたいアプリをダウンロードすれば、それでアプリを使えます。
ビジネス向けの有益なアプリから超リアルな野球ゲームアプリまで、ほぼ何でもあるという状態です。仕事や趣味に使えるアプリが、たくさんあります。

アプリの入手方法は、Google Playという場所から入手できます。
その場所を知らない時、Android用のアプリをどこから取得するのか、よくわかりませんでした。ネット上の様々なサイトから欲しいアプリを探してダウンロードするのだろうか、と勝手に思っていました。

実際には、そんな面倒なことをする必要はありませんでした。Google Playに行けば、そこで役立つアプリがたくさん見つかります。

ライフスタイルのアプリ

役立つアプリには、例えば日常生活で使えるアプリがあります。ライフスタイルに関するアプリです。

よく知られているものでは、最新のニュースや天気を配信するアプリがあります。ニュースのアプリでは、記事の一覧が表示されます。その一覧から読みたい記事を選択すると、本文を読めます。

このようなスマホ用ニュース配信アプリがあれば、外出先でもスマートフォンから最新のニュースを知る事ができます。社会人や学生さんにとって、便利なアプリと言えます。

他には、料理レシピを検索できるアプリがあります。料理名や材料名から検索できるのはもちろん、クリスマスというイベント名からも料理のレシピを検索できるアプリもあるそうです。
外出先で今日作る料理を検索して、事前に食材を買い物しておく事も可能でしょう。

また、「家計簿」や「お小遣い帳」のアプリもあります。収入と支出を入力する事で、今残っている「お金の残高」がわかります。どんな物にいくら使ったかなど、日々の家計を管理するのに役立つアプリと言えます。
「無駄遣い」を確認できて、お金の節約に繋がるでしょう。

地図アプリ

地図アプリでは地図の表示を始め、道案内もできます。例えば徒歩ナビの機能では、歩いているあなたの場所が地図上にリアルタイムで表示されます。街中を歩いていて道に迷った時、頼りになるでしょう。

ナビと言えば、カーナビが一般的だと思います。同じように、歩行者に対してルート案内できる地図アプリもあります。徒歩ナビ機能を使えば初めて行く場所でも、道に迷う心配はほとんどないと言えます。

050番号の音声通話アプリ

IP電話に割り当てられている050番号を使えるアプリがあります。050番号を使えるサービスを契約して指定の音声通話アプリを利用する事で、IP電話を利用できます。

指定の音声通話アプリを使う事で、音声アプリのユーザー同士、またはスマートフォンの電話・固定電話に対して電話を掛けられる、という事です。
もう一つの電話番号を欲しい人にとって、便利なアプリだと思います。

簡単にできる音声入力

多くのスマートフォン端末では、しゃべって文字を入力するという音声入力が簡単にできるようになっています。Android端末でも、そうなっています。

例えば、google音声検索というサービスがあります。主な対応機種は、AndroidやiPhoneの端末です(2010年当時)。

検索画面にある「マイク」のアイコンを選択して、検索したいキーワードを話しかけます。するとキーワードがデジタルファイルに変換されて、googleサーバに転送されます。そして、結果が表示されます。

検索結果は文書を始め、写真や動画なども表示されます。最寄りの駅から目的地までのルートを探す、ルート検索もできます。

一昔前のパソコンでは、文字の入力手段はキーボードが主流でした。しかしAndroidプラットフォームのスマートフォンでは、最初から音声入力ができる環境が整っています。なので今後、音声による文字入力が増えてゆくかもしれません。

おサイフケータイ

おサイフケータイ対応のスマートフォン端末なら、電子マネーで支払いできます。

ちなみに私は、近所のコンビニで「おにぎり」を買う際に「おサイフケータイ」で支払っています。混雑したレジの支払いにおいて小銭を出す手間をはぶけて、便利だと実感しています。

スティックタイプのAndroid PC

Androidのプラットフォームはスマートフォン端末だけでなくて、スティックタイプの端末にも使われています。

以前に、スマートテレビという名称を聞いたことがあったかもしれません。一般的にスマートテレビとは、従来のテレビに対してインターネットの機能やパソコンのアプリ機能を付加した物と言われていました。

「ちょっと魅力的に思うけれど、今使っているテレビを買い換えてまで使う予定は無い」。
もしかしたら、そう思う人が多いかもしれません。

ところで、すでに持っているテレビにHDMI入力端子が付いているなら、スティックタイプのAndroid PCという機器を付け足すだけで、スマートテレビにできるそうです。この機器のように従来のテレビに付け足すだけでスマートテレビにできるなら、そうしてみようと思う人がいると思います。

実際のところ、スマートフォン端末と比べて、スティックタイプのAndroid端末はそれほど普及していないようです。だけど、身近なテレビ機器を便利にしてくれるAndroid端末だと思いました。

代表的なスマートフォンと言えるAndroid端末

Androidスマートフォン

Androidのスマートフォンは、まるで小さなパソコンみたいです。インターネットに接続してウェブサイトを見たり、メールをやり取りできたりなど、パソコンのように使える機器と言えます。

さらに、音楽を始めとするマルチメディアのプレーヤーとしての機能もあります。
例えばMP3の音楽ファイルを再生できます。その他のメディアとしては、動画や静止画なども見る事ができます。

また、スマートフォンには再生機能だけでなくて記録する機能も付いています。写真を撮るカメラ機能を始め、動画を撮影するムービーカメラとしても使えます。
その他にも、アプリによるテレビ番組やラジオ番組の視聴もできます。

以上のような機能を全て使いこなすのは、最初は難しそうだと思うかもしれません。スマートフォンのような新しい家電は好きですが、新機能の使い方を学ぶのはちょっと面倒と言えます。

だけどAndroidのスマートフォンなら、取扱説明書を読まなくても直感的に操作方法がわかる、と思いました。

Androidは使いやすいという事で、日本のスマートフォン市場でも普及してきました。日本では、iPhoneまたはAndroidという2択になっています。

ちなみにAndroid端末のほうが、バリエーションは豊富な気がします。Androidの独自機能を搭載した端末が多く発売されている、と聞きます。そして利用できるアプリも、かなり豊富にあるようです。

一つの考え方として、2台目のスマートフォンに「お手頃価格のAndroid端末を選ぶ」という選択肢もある、と思います。iPhone端末とAndroid端末を共にうまく使ってゆくと、より一層デジタルライフが快適になるでしょう。