皮のゼラチン質が美味しい「あんこう鍋」
見た目ちょっと気持ち悪い「あんこう」だけど、鍋料理をぜひ食べたいです。
あんこう鍋は、皮のゼラチン質が美味しい鍋料理です。
あんこう鍋を食べたら、幸せ気分になりますよ。
昔から漁師たちが食べていた、あんこう鍋

鍋料理の「あんこう鍋」について、お話したいと思います。
あんこう鍋は、昔から漁師たちが食べていた鍋でした。
昔、「あんこう」は売り物になりませんでした。そのため、漁師たちが考えて作り出した鍋料理だったそうです。
「あんこう」は骨以外、全て食べることができます。
中でも皮のゼラチン質の部分は、とても美味しいです。
ちょっと骨が多くて、食べづらいかもしれません。でも美味しいので、そんなことも気にならないでしょう。
水を一切使わない、「あんこう」をたくさん使って料理する「どぶ汁」
この「あんこう鍋」は、通称どぶ汁とも呼ばれています。
「あんこう」をたくさん使って料理する「どぶ汁」は、水を一切使わないことが特徴的です。
- 「あんこう」からの水分
- 白菜からの水分
これらだけで作ります。
そのためだと思いますが、コクがあって肝の濃厚な味が美味しいです。
とても美味しい、「あんこう」の肝臓
「あんこう」の見た目は、怪獣のようなグロテスクな見た目です。
ですが「あんこう」の肝臓は、海のフォアグラとも言われるくらい美味しいそうです。
そして「この肝臓の脂肪」には、血栓予防に効果的な脂質が含まれています。
さらに、「コレステロール値を下げる働き」があります。
その脂質には、「脳の働き」を良くするDHAが含まれていたり、ビタミンも多く含まれていたりします。
なので「あんこう」という食材は、健康や美容においても注目されています。

あんこう鍋のレシピ

あんこう鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。
あんこう鍋の材料(適量)
- 「あんこう」の肝。
- 「あんこう」の身。
- 白菜。
- ねぎ。
- 春菊。
- 椎茸。
- しらたき。
- 味噌。
あんこう鍋の作り方
- 土鍋を温めます。
- 「あんこう」の肝を、温めた土鍋に入れます。
そして、肝を溶かします。 - 土鍋の火が強い場合、肝がこげてしまいます。
なので、火の調節をしながら溶かしていきます。
こうすることで、肝の脂分が溶け出てきます。
温めながら、肝が溶け切るまで溶かしていきます。 - 肝が溶けたら、「あんこう」の身を入れます。
- ここで、鍋の半分位の量の水と、酒1/3カップを入れます。
お好みで、だしの素を入れても良いです。 - 煮だってきたら味噌を入れて、「味付け」をしていきます。
- 白菜などの具材を入れて、さらに煮込みます。
- 煮えたら、出来上がりです。
かなり美味しい、茨城の「あんこう鍋」
茨城の「あんこう鍋」は、旅行の際には、ぜひ食べておきたい料理です。
冬の旅行で茨城に訪れる人の多くは、あんこう鍋が目的と言えるかもしれません。
「あんこう」の「あら」は、全国の各地で売られています。
ですが、旅行先で食べる茨城の「あんこう鍋」は格別に美味しい、と思います。
特に名店で出される「あんこう鍋」は、とても質が高いということです。
「あんこう」の肝の「あん肝」や「皮」が、高い人気を得ています。
それらの部位まで美味しく食べられるのは、「あんこうそのもの」が相当に高い質である、と言えます。
生臭くないのも茨城ならでは、と言えます。