格安テレビを購入する際、気をつける事

格安テレビの注意点

確認項目格安テレビを購入する際の注意点を、お話したいと思います。

格安ブランドの薄型テレビの中には、大手メーカー品なら当たり前のように搭載されている機能がないことがあります。
また、機能があっても、使い勝手が悪かったりすることがあります。

搭載されている「機能」や「その使いやすさ」について、事前に確認しましょう。それから購入を決めましょう。

機能の確認

格安ブランドのテレビの中には、機能が省かれている物があります。
例えば「BS/CSデジタルチューナー」が省かれた物があります。BSデジタル放送やCSデジタル放送を見たい人は、気をつけましょう。

また、地上デジタルテレビ放送のデータ放送に対応していない物があります。
テレビにデータ放送の機能が付いていれば、天気予報やニュース、地域情報などの役立つ情報を視聴できます。見たい時にテレビのリモコンボタンを押すだけで、簡単に見る事ができます。
このデータ放送を利用したい人は、格安テレビを買う前に利用できるかどうか確認しておきましょう。

その他にも、以下に挙げる機能について事前に確認しておきましょう。

電子番組表

格安ブランドのテレビ製品の中には、電子番組表(EPG)の機能がない物があります。
また、その機能を搭載していても、その情報量が大手メーカーの1/3ほどしかない物もあります。情報が少ないと、あんまり役に立たないようです。

リモコン

格安ブランドのテレビに付属しているリモコンの中には、ボタンの反応が悪かったり、わかりにくいメニュー構成になっている物があります。これでは、使いづらくて困るでしょう。
購入する際は、リモコン操作を試してみて「使いやすさ」を確認しましょう。

また、格安テレビに付属しているリモコンコードは、登録されていない物があります。よって、汎用リモコンなどを使用できない場合があります。注意してください。

HDMI リンク機能

格安ブランドのテレビ製品には、HDMI によるリンク機能に対応していない物があります。もしもレコーダーと連携したいなら、大手メーカーの物を選ぶほうが安心できるでしょう。

ネットワーク機能

格安ブランドのテレビ製品では、家庭内で配信できるDLNAや、WEBブラウジングなどのネットワーク機能が、付いていない物があります。テレビのネットワーク機能が必要な人は、注意しましょう。

画質の確認

格安テレビを購入する際、画質について以下のような事を確認しておきましょう。

映像の白い部分や黒い部分の画質

白色のシャツの折り目などがはっきりと見えるか、確認してください。
黒い部分については、立体的になっているか確認しましょう。

もしも、すでにこのような問題のあるテレビを購入してしまった場合、映像の調整機能を使い、「明るさを上げて、コントラストを下げる」ことで改善できるでしょう。

映像に白い輪郭が出てしまう事

シャープネスを高めた場合、映像に白い輪郭が現れたりします。このような映像を見ていると、目が疲れてしまうでしょう。
調整機能のシャープネスを抑えて、テレビを視聴するようにしてみましょう。

映像が縦に伸ばされてしまう事

20型くらいのサイズのテレビで、16:10パネルを流用している物があります。その場合、ハイビジョンの映像が縦に伸ばされて映し出されてしまいます。
なおハイビジョン映像は、縦横の比が16:9です。テレビの画面の比率も16:9になっています。

画面サイズについては、購入した後では改善できません。購入する前に「人物などの映像」を見て、縦横比を必ず確認しましょう。

最新情報を確認しましょう

格安テレビも日々競争して、より良い製品になることを目指していると思います。
最新の情報を確認して、安くても機能性に優れている薄型テレビを見つけましょう。そして地上デジタル放送を、十分に楽しんでください。