投資家に代わって取引する「自動売買ツール」

自動売買ツール

投資ツールと呼ばれているものの中で近年人気が上昇しているものに、自動売買ツールがあります。システムトレードなどと呼ばれているものです。

自動売買ツールについて大まかに説明すると、

ある一定のルールで動作するプログラムが、投資家に代わって自動的に取引を実行してくれるツール

システムトレードになります。

人によっては、自動売買ツールの事を「会社で雇っている社員のようなもの」と言っていたりします。つまり自動売買による運用は、社員を雇って働かせている会社の運用みたいなものだと言っています。
また別の人は、自動売買ツールが提供している優良なトレーダーを選ぶだけで自分も同じように取引できることより、「優良トレーダーの取引に相乗り」しているようなもの、と言っています。

なんとなく言っている事はわかるのですが、イマイチ納得できませんでした。私の感想では、自動売買による運用は、「競馬で馬券を選ぶような行動」に思えます。売買で稼いでくれるプログラムを選び出す点と、競馬で稼いでくれる馬券を選び出す点が似ている、と思ったからです。

自動売買ツールも競馬も、稼ぐために行動するのは自分ではありません。他のモノ(プログラムや馬)です。
なので、もしも損をした時、自分のせいではなくて「ツールや馬のせい」だと思うかもしれません。「他人のせい」で自分の「お金」が損した場合、結構腹立たしいかもしれません。

昔から変わらない「稼げる売買ルール」

投資ツールにおいては、インターネット経由の投資サービスなどで新しいものが登場しています。そんな状況ですが、売買ルールなどを決めている投資法については、大昔から存在している方法のほうが、成功事例がたくさんあると言われています。

便利な投資ツールが登場して使えるようになっても、稼ぐための売買ルールは、昔から変わらないみたいです。特に伝統的な投資法であるほど、成功事例がたくさん見つかります。昔も今も投資で大儲けしたいなら、定番の投資ルールを遵守すれば良いだけかもしれません。

なお、自動売買ツールや定番の投資方法で大きく稼いだ場合、今一度「気を引き締める慎重さ」が大事だそうです。
ある投資家の体験談になりますが、投資で稼いだという過去の経験を忘れられずに、天狗になってしまい、最後に大損してしまったという話があります。
その投資家曰く「成功は失敗の元」だそうです。

大損しないように気を引き締めつつ、稼げる売買ルールで取引している自動売買ツールを見つけましょう。資産運用で稼ぐのに、きっと役立ってくれると思います。