お母さんが悩んでしまう「妊娠中の肌荒れ」
女性は妊娠すると、体調に変化が起きます。そして、精神的にも不安定になる時期なので、「肌荒れ」になりやすい状態となります。
女性は妊娠をすると、ホルモンバランスが急激に変化したりします。そのような体の中の急激な変化も、妊娠時の「肌荒れ」の原因の一つでしょう。やはり出産は、デリケートな女性の体にとって大きな負担となります。なるべく「ご自身の体」をいたわりましょう。
妊娠中については、ホルモンのバランスによって普段よりメラニン色素が増えます。よって、「しみ・しわ」などの「肌荒れ」が起こりやすくなってしまいます。
もしも外出する時は、紫外線対策としてUVカットの効果がある化粧品を使いましょう。日傘や帽子を使って、直射日光を避けましょう。
妊娠初期の肌荒れ
「妊娠初期の肌荒れ」ですが、普段は何ともない人も肌荒れすることが多いそうです。
妊娠初期は、ホルモンの変化が起こるためです。生理前に「肌荒れ」が起こりやすい人は、妊娠中にも肌荒れする傾向が強い、と言われています(なお妊娠初期とは、1ヶ月から3ヵ月位までを言います)。
先程、ホルモンバランスが変化すると言いましたが、出産後、半年ほどでホルモンバランスは元に戻ると言われています。
妊娠初期に肌が荒れたりしますが、多くの人は出産後に改善されるようです。「肌荒れ」を防ぐためには、妊娠しているしていないに関わらず、こまめに洗顔をしましょう。肌を清潔に保ち、保湿を心掛けることも必要です。
皮膚科で治療する場合、医師に告知
妊娠している人が皮膚科で治療する場合、受診前に妊娠を告げておきます。
「妊娠中の肌荒れ」を予防したり改善したりしたいところですが、ご自分と赤ちゃんの健康を優先するために、色々な事に注意する必要があります。
健康と美容を両立することは、なかなか難しいです。だけど、頑張りましょう。
肌をケアしましょう
ところで出産が近くなれば体重が増加して、赤ちゃんの成長に伴い、お腹もどんどん大きくなっていきます。立ったり座ったりという動作について辛く感じたり、汗をかきやすい体になったりします。
汗をかくとホコリなどが付着しやすく、肌が汚れがちになります。なので洗顔や保湿をしっかりと行ない、シャワーなどで体を清潔に保ちましょう。そうすることが、「肌荒れ」を防ぐことに繋がります。
そして妊娠中において、少しでも肌を正常に保つためには規則正しい生活を送りましょう。
食事についても、栄養のバランスを考えましょう。バランスが良い食事は、赤ちゃんへの栄養補給でも大切です。ご自身の体や肌のことも考えて、きちんと食事を取りましょう。
出産後の肌ケア
妊娠して出産し、子育てをしていると、以前と比べて肌を気にかけることができなくなるそうです。例えば子供と外で遊んでいると日焼けしやすいですが、ほったらかしという方も多いようです。やはり肌のケアをする時間が取れないのでしょう。
しかし肌のケアをしていないと、くすみ・黒ずみ・しわ・乾燥など、肌の状態が悪くなりがちです。再び、若い頃のツルツルな肌を取り戻すために、子育て中でも出来る限り肌のケアを行ないましょう。