足を美しくしたいなら、フットケアをしましょう

足裏の角質ケア

角質が硬くなりやすい「足の裏」

女性の足裏足の裏は、常に体重が掛かっています。よって、どうしても角質が厚くなり硬くなる部分です。
硬くなる状態を、「タコ」と言っています。手に出来る「タコ」と同じ状態です。

足の裏は、唇などと同じように皮脂腺が少ない部分です。なので乾燥しやすいです。
もしも手入れをしないと、皮膚がどんどん厚くなっていきます。厚くなってゆくと、ますます乾燥しやすくなり、ヒビ割れしてしまいます。

皮膚の表面にある角質

角質とは、皮膚の表面の死んでいる細胞みたいな物です。細胞は死んでいるのですが、外の刺激から守ってくれる物です。そして、体内の水分が出てゆくことを「防いでくれる働き」もあります。
しかしこの角質が原因で、くすんだり乾燥したり、ニキビができたりします。

角質を除去する方法としては、ピーリングが良いです。例えばピーリング・ジェルを使うと、古くなった角質を取り除けます。

余分な角質を除去することで、肌のキメが整います。正常なターンオーバーを促して、普段使っている美容液やクリームの浸透を高めてくれます。
新陳代謝が活発になると、肌が次から次へと生まれ変わっていきます。よって、ツルツルな肌になってゆきます。

フットケア用品

家庭用のフットケア用品を使うと、手軽にケアできるでしょう。

スチームクリーム

例えばスチームクリームというクリームを使ってみましょう。その使い方は、「膝」や「かかと」の部分で肌が硬くなっている所に、このクリームを塗ってみてください。
塗った所をラップで巻いたりすると、より効果を得られると思います。

このクリームを使った際の効果の一つに、肌を柔らかくする効果があります。一回の使用では、そんなに効果を感じられないかもしれません。しかし繰り返してケアを行なう事で、肌が柔らかくなってゆくと思います。固かった足裏も、きっと柔らかくなるでしょう。

軽石

足の裏の皮膚が厚くなってきた場合、入浴で皮膚が柔らかくなった時に軽石で「こすって」、余分な角質を落とすと良いです(ただし無理して、こすらないようにしてください)。

そして「お風呂」から上がったら、尿素を含む保湿クリームを塗りましょう。尿素には、古くなった角質を取り除く作用があるからです。

フットケアできる施設

ネイルサロンのフットケア

ネイルサロンが行なう施術というと、主に手の爪に関するケアだと思うでしょう。しかし最近では、サロンによっては、様々な施術やケアを実施していると聞きます。

例えば手に関しては、ハンドマッサージをやっている店舗があります。また、手の他にも、フットケアやフットバスを実施しているネイルサロンもあるそうです。ネイルサロンが足に対するケアを行なっているとは、ちょっと意外だと思いました。

このような様々なケアが実施されるようになってゆけば、ネイルサロンの仕事は、単に爪にマニキュアを塗って、ネイルアートを行なって終わりとは言えません。爪や手に関するケアはもちろん、足に関するケアについても学ぶ必要がある仕事と言えます。

確かに、足の指にも爪があります。爪をケアするのがネイルサロンの仕事と考えたら、フットケアを行なうのも自然な事と言えそうです。

温泉施設のドクターフィッシュ

ドクターフィッシュドクターフィッシュが行なうフットケアがあります。テレビ番組などでも繰り返し紹介されているので、ご存知の方がいると思います。
ドクターフィッシュというに人の古くなった角質を食べさせる、というフットケアになります。

ところで、日本の温泉施設で初めてドクターフィッシュによるフットケアを開始した所は、どこでしょうか?

それは東京の「お台場」にある大江戸温泉物語という温泉施設です。日本で初めて、常設の施設サービスとしてフィッシュセラピーのブースを設けました。
さらに足湯の施設もあり、ドクターフィッシュと足湯の両方を楽しめるという事です(2010年当時)。
温泉に浸かって体を休めて、ドクターフィッシュで足のケアもできるなんて、元気になれる温泉施設だと思いました。