節水シャワーヘッドを使う意味はない？それなりに節水できる
けんじろう節水シャワーヘッドを使っても、あんまり節水できないかもしれない。
そんなことを聞きました。本当でしょうか？
節水シャワーヘッドを使って節水できるかどうかは、人それぞれと言えます。
人によっては、節水シャワーヘッドに対して不満を感じて、使うのをやめてしまう人もいるようです。
節水シャワーヘッドについては、その名が示す通り、それなりに水の使用量を減らせます。
なのでずっと使い続けたら、水道料金はそれなりに安くなります。
節水シャワーヘッドを使う意味はない？そう考える理由
節水シャワーヘッドは、その名の通り、シャワーの水の使用量を減らす目的で設計されたシャワーヘッドのことです。
一般的には、節水シャワーヘッドは、シャワー穴を従来品より小さくして、シャワーの水圧を上げる仕組みを採用しています。
そうすることで、少ない水量でも素早く流すことができます。
通常のシャワーヘッドよりも少ない水量にすることで、その分、節水を期待できます。
よって、水道代の節約も期待できます。
ちなみに、節水シャワーヘッドは、一般的なシャワーヘッドと比べて約30～50％の節水効果を、期待できます 。
しかし、節水シャワーヘッドを使うことに対して、「意味がない」という意見もあります。
そういう意見が出てくることには、以下の理由が考えられます。
すでに節水効果が、限界に来ているから
節水シャワーヘッドは、確かに一定の節水効果があります。
ですが、利用者がすでに節水対策をしている場合、その効果は、期待したほどではないかもしれません。
例えば、既に他の節水対策を講じている場合は、節水シャワーヘッドを使っても、さらなる節水効果は限られてしまう可能性があります。
節水シャワーヘッドは、あくまで一部分の節約対策です。
なので、自宅の全体的な節水効果では限りがあります。
そう考えると、シャワーヘッドを交換しても大した意味はない、と思ってしまうようです。
シャワーの肌あたりが弱いから
節水シャワーヘッドは、従来品よりも水の量は少ないです。
そのため、肌あたりが弱く感じられる場合があります。
シャワーの水圧は高いけれど、水の量は少ないため、肌あたりが弱いと思われる場合が多いようです。
個人の好みや体感によっては、肌あたりの弱いシャワーを浴びることに、不満を覚えるかもしれません。
特に、強めの肌あたりを好む方は、水量が少ないシャワーは嫌でしょう。
そんな嫌な気分では、節水シャワーヘッドを使い続けられないかもしれません。
シャワーのお湯がぬるいから
節水シャワーヘッドは、水量を減らしながらも水圧を下げないようにするため、シャワーが出てくる穴を小さくしているものがあります。
シャワーヘッドの穴が小さいと、出てくるシャワーは細くなります。
細いシャワーは、外気に触れることで水温が下がりやすくなります。
特に、マイクロバブルやナノバブルのようにミスト状になるシャワーヘッドであるほど、外気の影響を受けやすいです。なので、お湯がぬるくなりやすいです.
また、節水シャワーヘッドでは、実際に出ているお湯の量が減っています。
体に当たるお湯の量が減るということは、お湯から体へと移る熱量も減ります。
そのため、体が温まりにくいと感じる可能性があります。
以上より、ぬるいシャワーを浴びるのは嫌だという人は、節水シャワーヘッドを使いたくないと思うでしょう。
ただし、シャワーが体を包み込むように流れるタイプのシャワーヘッドであれば、跳ね返りが少なくて体が温まりやすい、と言えます。
シャワーで体を温めたい人は、体が温まりやすい節水シャワーヘッドを選びましょう。
それなりに節水できる、節水シャワーヘッド
シャワーヘッドを節水できる物に交換することで、ある程度、節水できます。
実際に節水できる点を考慮すると、節水シャワーヘッドを使う意味はある、と言えます。
節水シャワーヘッドは、なぜ節水できるのでしょうか？
実際に節水できる一番の理由は、水圧を高くすることで使用する水の量を減らせるからです。
節水シャワーヘッドは、水量を減らしながらも水圧を下げないようにするため、シャワーが出てくる穴（散水板の穴）を小さくしています。
つまり、節水シャワーヘッドは、シャワーの穴を従来品より小さくして、シャワーの水圧を上げています。
これは、蛇口をふさぐと、そのすきまから水が飛び出すのと同じ理屈です。
水圧が上がれば、水やお湯は勢い良く吹き出して、少ない水量でも素早く流すことができます 。
その他の工夫として、シャワーヘッドに付いている散水板の穴の数を調整したり、ヘッド内部の羽を回転させることで、水の量を減らしています 。
水道料金が、ちょっと安くなる
節水シャワーヘッドを使うことで、毎月の水道料金をちょっと節約できることが、わかっています。
なぜなら、節水シャワーヘッドを使うだけで、ある程度の水を節約できるからです。
節水した分だけ、水道料金は安くなります。
目安としてシャワーを1分間、使った場合、だいたい10リットルの水が使われると仮定します。
この場合、例えば4人家族において、それぞれが「たった1分間ほど」シャワーを使わないだけで、約40リットルを節水できます。
よって、40リットルの水に相当する水道料金を、節約できることになります。
4人家族のそれぞれが節水シャワーヘッドを使った際、同じように節水できる可能性があります。
節水シャワーヘッドを使って、1分間ほどシャワーを使わない場合と同じ節水効果があったら、その分の水道料金を節約できることになります。
節水シャワーヘッドを選ぶ際に注目する点
シャワーヘッドを交換するだけで、その後ずっと水道料金が安くなるなら、ぜひそうしたい。
そう思ったなら、節水シャワーヘッドをぜひ使ってください。
なお、節水シャワーヘッドの製品には、様々なものがあります。
自分にピッタリな節水シャワーヘッドを選ぶ際には、どの点にこだわって選ぶかが大切です。
以下に、節水シャワーヘッドを選ぶ際に注目する点を、紹介したいと思います。
これらの視点を考慮しながら、自分に合った節水シャワーヘッドを選んでみてください。
高性能な節水機能
節水を重視する方は、高性能な節水機能を搭載したシャワーヘッドを選びましょう。
高性能な節水シャワーヘッドは、最新の技術を活用して、水流量を最適化します。
これにより、通常のシャワーヘッドと比較して、大幅に水の使用量を削減できます。
通常モデルのシャワーヘッドと比較すると、節水モデルは20～60%ほど節水可能です。
もしも60％ほど節水できたら、水道料金の変化などで節水の効果を実感できる、と思います。
止水機能
シャワーヘッドには、止水機能が付いているものがあります。
シャワーを止めたり再開したりできる便利な機能です。
止水機能は、シャワーを止めたい時に便利です。
例えば、シャンプーやボディソープを使っている最中に、一時的にシャワーを止めることができます。
これにより、シャンプーやボディソープを使う際に、無駄な水の使用を防げます。
軽量であること
シャワーを浴びる時間が長い方や、重さによる負担が気になる方は、軽量の商品を選ぶと良いです。
節水シャワーヘッドの軽量なものは、一般的には150グラムから200グラム程度です。
多くの軽量なモデルは、この範囲内に収まります。
この重さは、シャワーヘッドの設計や材質によって異なる場合があります。
なお、シャワーヘッドが軽い、重たいという感覚は、個人によって違います。
自分にとって心地良い重さを選ぶ、と良いです。
水圧の強さ
美容効果や快適なシャワータイムを求める場合、本体価格が安くても、水圧が強いものを選びましょう。
なぜなら、水圧が強いシャワーヘッドは、快適なシャワータイムを実現するために重要だからです。
しっかりとしたマッサージ効果やリラックス効果を求める場合、水圧が強いことが求められます。
調整可能なスプレーパターン
一部の節水シャワーヘッドは、以下のような異なるスプレーパターンを選択できるように、設計されています。
- マッサージ
- 雨
- ジェット
これにより、好みに合わせてシャワー体験をカスタマイズできます。
簡単に取り付けできること
シャワーホースに、シャワーヘッドがそのまま取り付けられるかどうか、確認してください。
専門知識が不要であり、DIYで取り付けできることが大事です。
ほとんどの節水シャワーヘッドは、既存のシャワーホースに簡単に取り付けられます。
節水したいなら、節水シャワーヘッドを使いましょう
節水シャワーヘッドを使用することは、日常生活において節水するための効果的な方法です。
通常のシャワーヘッドでは、水圧を上げるためには水量も増やさなければなりません。
しかし、節水シャワーヘッドなら、シャワー穴を一般的な製品よりも小さくすることで、少ない水量でも十分な水圧を保つことができます。
そんな節水シャワーヘッドを使用することで、快適にシャワーを浴びながら水を節約できます。
節水シャワーヘッドを活用することを、ぜひご検討ください。
