「脂っぽい」のにカサカサ、オイリードライ肌

オイリードライという「肌の状態」

乾燥肌になると、肌の水分量が少なくなります。よく間違えられることですが、油分が多い少ないという事ではありません(油分が少ない肌が乾燥肌である、という事ではありません)。

肌が「脂っぽい」のにカサカサに乾燥するという人がいます(特に男性に多いと思います)。
その様な症状は「オイリードライ」と呼ばれています。皮脂は多いけれど、水分量が少ない肌の状態を言います。

しっかりと保湿しましょう

オイリードライ肌は、ニキビや湿疹などの「肌荒れ」を起こしやすい症状とされています。
オイリードライ肌の場合で洗顔する際、しっかりと皮脂を洗い落としましょう。洗顔後、

十分な保湿成分を肌に与えるようにしてください。
保湿クリーム

保湿するためには、セラミドやヒアルロン酸を含み、油分が少ない化粧品を使うと良いです。

肌にとっては、皮脂や水分は必要な成分です。なので、それら成分を補給していく事が、肌荒れ対策に有効な事と言えます。

セラミドを取れる食べ物

セラミドについては、食べ物から取ることもできます。

例えば「生芋こんにゃく」を100グラムくらい食べると、1日に必要な量を取ることができます(1日に必要なセラミドの摂取量は、約600マイクログラムです)。
「こんにゃく」は、「煮物」や「おでん」「こんにゃくサラダ」など、様々な調理方法があります。カロリーもゼロなので、健康的な食品と言えます。

なお、一つ注意する点があります。「生芋」の「こんにゃく」である事が重要です。商品説明の原材料を見て、「生芋」と書かれている物を選んでください。

お肌に良い食事をしましょう

一般的に、肌の状態を改善したい場合、治療と同時に体質の改善も行なってゆく必要があります。普段の食事で栄養不足になっていないか、見直すと良いです。

美肌の本を読んだり、医師や美容の専門家と相談するなどして、どんな食材を食べると自分の体に良いか、知りましょう。時間は掛かるかもしれません。ですが、肌の状態が「きっと改善される」と思います。