爪に優しいネイル・カルジェル
カルジェル

カルジェルとは、イギリスを始めとするヨーロッパの画期的なジェルネイル・システムです。
ジェルネイルの一種であり、ジェルネイルの中でも人気のあるジェルネイルです。ソークオフジェル、ソフトジェルと呼ばれている柔軟性のあるジェルに分類されます。
カルジェルは、従来のネイルよりも施術時間が「とても短いネイル」とされています。その「つけ心地」はライトであり、「自然な感じ」で使えるネイルと言えます。
ただし人工爪の作成は、3ミリ程度が限界です(2009年当時)。
カルジェルには、いくつかの特徴があります。
爪に優しい
まず一つに「爪に優しい」という特徴があります。
カルジェルで使用する製品は低刺激なので、地爪に対するダメージは最小限となります。地爪を傷めることがありません。
弱い爪を補強してくれるので、「二枚爪の方」や「爪がすぐに割れてしまう方」に対しても、おすすめのネイルです。
そう思っている方でも、カルジェルならできると思います。なぜなら
カルジェルは、弱い爪を補強してくれます。なので爪は弱いけれど伸ばしたいという方に、おすすめできるジェルネイル・システムと言えます。
特にシンプルなネイルなら、従来のネイルと比べて短時間で施術できます。そしてカルジェルでは、爪を削る必要はありません。削らなくて良いので、その分「爪に負担が掛からない」です。
下準備として、ツヤを取る程度に「爪の表面」を削ったりします。その場合でも、削るのがごく少なくてすむ点も、爪に優しいと言える理由の一つです。
今まで爪が弱くてネイルを諦めていた方でも、カルジェルなら大丈夫だと思います。興味があれば、一度試してみると良いでしょう。
定着力
その定着力に定評があります。よって長い間、「美しさ」を保てます。
手爪では3週間から5週間くらい、足爪では8週間から10週間ほど美しい状態を保ってます。これだけの長い期間、ネイルアートを楽しめます。
根元が延びてきても、根元にジェルを追加して塗れば良いです。なので経済的とも言えます。
柔軟性もあります。
カルジェルは柔軟性があって折れにくくて、端が欠ける事もありません。自然なフィット感があります。
そして定着力があるのに、溶液で簡単に落とせます。
カルジェルは、カルリムーブやカルアウェイという溶液で簡単に落とせます。自宅で自分でケアできます。
その際に、爪を削る必要はありません。つまりファイリングの必要がないので、ダストの心配もありません。爪が弱い方でも安心できます
豊富なカラー
その他の特徴として、とても豊富なカラーバリエーションであることが挙げられます。
カルジェルには、クリアだけでなく約70色のカラージェルが揃っています。なのでネイルアートを、存分に楽しめます。ジェルフラットアートは、特有の透明感と優しい雰囲気があります。
なお、紫外線に反応して「黄ばんでしまう恐れ」があります。それを防ぐため、専用のトップコートを週に1回程度の割合で定期的に塗るなど、メンテナンスが必要です。
ニオイが少ない
また、従来のネイル製品と比べて、「ニオイが少ない事」も特徴と言えます。
今までのネイル製品にあった、特有の強いニオイがありません。
カビの心配なし
カルジェルは透過性を持っており、蒸散作用があります。蒸散作用とは、爪から発散される水分がジェルの層を通過できる、ということです。この蒸散作用があれば、爪のカビを心配する必要はありません。
カルジェルの手順
カルジェルの一般的な手順は、以下のようになります。
- 最初に、甘皮の処理をします。
- 次にファイルを使って、爪の表面を軽く整えます。
- 爪にカルジェルを塗ります。専用の筆を用いて塗ります。
- そして爪にUVライトを当てて、カルジェルを硬化させて定着させます。
なお、最後のほうの手順、専用の筆でカルジェルを塗ることと、UVライトを当てること、これらを3回ほど繰り返します。
繰り返した後に「仕上げ」として、専用トップコート・カルクリスタルにて仕上げます。
以上の手順を文章にて説明すると「ちょっとややこしい」です。だけど実は、思ったよりも簡単です。慣れてしまえば、短時間でササッと施術できると思います。
ネイルサロンで施術しても良いです
カルジェルの施術は、爪に対する刺激が少ないので自分で行なえます。だけど、やはりネイルサロンで処置してもらうほうが良い、と考えている人もいるようです。
ネイルサロンでは丁寧に「爪の手入れ」をしてもらえて、施すアートも「とても美しい」です。そして長持ちするように処置してくれます。
ネイルサロンのほうがいいと思ったら、そうしましょう。
蜂蜜のようなトロトロしたジェルを塗って、紫外線を当てることで硬化させて定着させるというカルジェルは、多くの人に「おすすめできるネイル」だと思います。まだ試したことがない人は、ぜひやってみてください。