ヨガで「体の歪み」を正してアンチエイジング

姿勢を正してアンチエイジング

猫背
猫背になってしまった??

いつものように街中を歩いていた時、ふとガラスに映った自分の姿を見て、「なんだか老けたなぁ」と思った事はありませんか?
猫背など姿勢が悪いと、見た目が老けた印象になります。アンチエイジングを目指しているなら、「姿勢の良さ」は大事です。

座る際、骨盤の角度を最適にすると背筋が真っ直ぐ伸びるなんて言われています。座っている時の骨盤の角度と猫背には、何らかの関係があるようです。

ところで座る際、足を組んで座ったりしていませんか?
足を組むという偏った姿勢を取る場合、定期的に足を入れ替えるようにしましょう。足を入れ替える事で、偏った姿勢になる事を少しでも防ぐためです。

姿勢が悪いと腰痛になったり、首や膝の関節痛になったりする可能性があります。ちょっと大げさかもしれませんが、「姿勢の悪さ」によって体が歪んでくると「内臓の働き」にも悪い影響が出て来る、と言われています。

無意識に猫背だったり、片方の手にしか荷物を持たなかったり、足を組んで椅子に座ったりしている人は、 特に気をつけましょう。

もしも、自分の体が歪んでいるかどうかわからないなら、一度専門医に診てもらうと良いです。

「体の歪み」を治せるヨガ

無理せず続けられる運動の一つに、ヨガがあります。ヨガとは、体を引き締めて、柔軟性に優れた体作りに効果的な運動のことを言います。
ヨガと聞くと、ダイエットが目的の運動という印象があると思います。しかし体の老化防止にも、役に立つ運動と言えます。そして、自分のペースで「ゆっくりできる運動」です。

正しくヨガを行なう事で、「体の歪み」を治せる可能性があります。ほとんどの人において、必ず体に「歪み」があると言えます。ヨガを行なう事で、「姿勢の悪さ」を正す事ができるでしょう。

ただし、自分の体に合ったヨガを行なう必要があります。間違った動作を行なった場合、かえって「姿勢の悪さ・体の歪み」を悪化させてしまう可能性もあるからです。

ヨガの姿勢には、初心者にとって無理と言える姿勢もあります。ヨガの姿勢を、無理して行なってはいけません。無理して筋を伸ばしたりすると、関節炎などになってしまう場合があるからです。
ご自身の姿勢の限界を知った上で、できる範囲でヨガのポーズを取るようにしましょう。

色々と言いましたが、ヨガはそれほど特別な準備は不要です。自宅で手軽に行なえる体操と言えます。基礎知識を「きちんと学ぶ必要」はありますが、正しく行なえば「きっと効果を得られる」と思います。

ポーズの例

三日月のポーズ:このポーズでは、両腕を上に真っ直ぐに伸ばして、左右に体を曲げてウエストラインを意識しつつ伸ばします。

太陽礼拝:このポーズでは、両腕を真っ直ぐ上に伸ばして、少し後ろのほうに反り返るようにして伸展します。そして息を吐きつつ、両手を「つま先」につけます。

英雄のポーズ:このポーズでは片方の足を前に出して、もう一方の足を後ろに伸ばして、両手を真っ直ぐ横に広げます。この時、前足に掛かる重心を意識することが大事です。

立ち木のポーズ:このポーズでは、片足のみで立つ姿勢を取り、腕を真っ直ぐ天井に伸ばしていきます。そして重心を意識しつつ体勢を維持させて、バランスを整えます。

膝を抱えるポーズ:このポーズではその名の通り、片足で立った状態から、左右のバランスに気をつけながら、もう片方の足の膝を体のほうへ引き寄せます。

腰掛けのポーズ:このポーズでは、「空気椅子のような感じ」で両手を真っ直ぐ前に伸ばした状態から、両膝を曲げて腰を落とした状態を保ちます。

やしの木のポーズ:このポーズでは、まず「引っ張られるような感じ」で「かかと」を上げて、「つま先立ち」になった状態で両手を後ろに真っ直ぐ伸ばしていきます。

「体の歪み」を治して若返りましょう

一般的に言って姿勢が良い人に対しては、若々しい印象を持ちます。その立ち振る舞いも、とても上品に見えます。
よって体の矯正を行なう事は若返りに繋がる、と思います。見た目においても、姿勢の良い人は若々しい印象があるからです。

例えば椅子に座る時、「どっこいしょ」とだらしなく座るのではなく、下腹部と内股に力を入れて、椅子にササっと座ります。そして良い姿勢を保ちます。
そうすれば、後ろから見ても綺麗な姿に見えます。「腰周り」がぼてっと太いようには見えません。だらしなく猫背で座っていると、どんどん老けてゆくでしょう。

日常生活にヨガ運動を取り入れて、良い姿勢を目指してください。