もしもニキビ体質なら、食生活を改善しましょう

食生活の改善

栄養が偏ることを避けてください。ビタミンやミネラルを意識して取りましょう。

油分の多い物や甘い物は、皮脂の分泌量を増やす食べ物

と言われています。ニキビが多く発症している時は、控え目にしてください。

現代人は「とても忙しい毎日」を送っているので、食事も適当に済ましてしまうことが多いです。また、仕事などからストレスを受けることも多いでしょう。現代の生活は、肌にとって悪い環境と言えるかもしれません。

無理をせず、出来るだけ栄養バランスが取れている食生活を送るようにしましょう。ストレスについても、発散できる方法を見つけておきましょう。

糖分を取りすぎない食事

甘いお菓子ニキビ体質を改善する際、食事については、糖分を減らすようにしましょう。
糖分を分解するために、大量のビタミンB群を必要とします。ビタミンB群は、皮脂を分解するためにも必要です。ビタミンB群が糖分の分解に消費されて不足すると、皮脂が十分に分解されません。そうなると肌がオイリーに傾いてしまい、ニキビが出来やすくなります。

たまに、糖分より油分を気にして「油抜き」の食事をする人がいます。ですが食事で取る油分については、ニキビに影響を与えることは「ほとんどない」と言われています。

肌の健康を考えると、粗食が良いでしょう。出来るだけ無添加の食べ物にして、体の負担を減らすようにしましょう。粗食にすると、「脂肪と糖分の取り過ぎ」を防げます。それは、肌の健康にとても良いことです。

現代の食事は、高脂質・高カロリーな食事が多いです。これは、肌に対する負担が大きいです。そして血液が汚くなったりします。これでは健康な肌を、なかなか作れないでしょう。

水も取りすぎない事

ニキビ体質と水分についてですが、ダイエットや美肌目的で一日に水を2リットルも3リットルも飲む人がいます。でも、やはり「飲みすぎ」は良くないでしょう。

体外に排出できなかった水分は、「むくみ」となって体に残ってしまいます。
「むくみ」は水分が過剰な状態で、そうなると免疫力が低下して細菌感染しやすくなります。ニキビはアクネ菌などの細菌感染であるため、「むくみ」があり、免疫力が低下していることは、ニキビにも悪影響となります。
水分を補給する際、排出できる量の水分を補給しましょう。

暴飲暴食しない事

ニキビの原因の一つに、食事の取り方があります。1日3回の食事は、体や肌にとって重要な役割を果たしています。

暴飲暴食については、絶対にしてはいけません。
お酒を飲んだりした時、ついつい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。しかし食べ過ぎてしまうと、「胃腸の働き」が低下します。「胃の働き」が低下すると、ビタミンやミネラルを普段より吸収しなくなってしまいます。これが、ニキビの原因となってしまいます。

体や肌のことを考えて、腹八分目で(食べ過ぎせずに)、栄養がある食事をしましょう。野菜や魚を中心とした食事が、良いでしょう。

ニキビが出る食べ物はないそうです

例えば、アメリカの政府機関である食品医薬品局では、ニキビと食品の関係には科学的な根拠はない、という見解を示しているそうです。
科学的には無関係ということですが、人それぞれ体質は違います。なので「これを食べると、ニキビができる」と自分でわかっている物は、なるべく食べないほうが良いでしょう。

ニキビ対策のサプリメント

ニキビ体質を改善するために、サプリメントを利用しても良いでしょう。食事をしているけれど十分な栄養を取れないなら、積極的にサプリメントを利用して良いと思います。

ニキビ対策として必要な栄養は、「ビタミンA」「ビタミンB2」「ビタミンC」があります。
その他、抗酸化作用とエネルギー補給のための「コエンザイムQ10」「αリポ酸」「ビタミンE」などがあります。

出来るだけ栄養バランスが良い食生活にして、どうしても不足してしまう栄養についてはサプリメントで補いましょう。

ちなみに「肌荒れ」の際も、栄養を補うためにサプリメントを飲んでも良いです。
「肌荒れ」の原因は、皮膚の色々な生理機能が低下したりすることが原因です。「皮膚そのもの」に治療を行なうことも大切ですが、栄養バランスが良い食事にすること、栄養を補うためにサプリメントを取ることも有効な方法です。
このように体の中からケアすることも、「肌荒れ」の改善を期待できます。