赤ら顔を改善して「りんごほっぺ」にサヨナラしましょう
赤ら顔の原因
赤ら顔とは、頬(ほほ)や小鼻の脇・顎などが「赤み」を帯びている顔のことです。
その原因は、顔の皮膚を通して血液の赤色が見えている事です。
血液の赤色が見えてしまう原因には、次のような事があります。
- 気温差(室内と室外の気温の差)。
- 神経による影響(恥ずかしさ・興奮)。
- 表皮が薄くて、毛細血管が透けて見えるため。
毛細血管が広まったため
血管が部分的に詰まり、「血液の流れ」が妨げられて、毛細血管が広まったためです。
また、肌が炎症を起こしている場合も、毛細血管が広まります。肌の炎症は、かぶれ・ニキビ・アトピーによるもの、間違った洗顔で肌を傷つけたことによるもの、などがあります。
ちなみに毛細血管とは、網目のようになって繋がっている細い血管です(直径は約10マイクロミリです)。動脈と静脈を繋いてでいる血管です。毛細血管は、体の組織に栄養分を与えたり、体の組織から老廃物を受け取ったりしています。
赤ら顔の改善方法
「ほっぺたの赤み、ちょっと見た目がかっこ悪い。
うまくお化粧で隠せるかなぁ……」
毎日ファンデーションを厚く塗って赤ら顔を隠すのは、やっぱり面倒な事です。メイクの時間も掛かってしまいます。
そんな赤ら顔を改善する方法について、ご紹介いたします。
急激な気温差を避ける事
急激な気温の変化に気をつけましょう。外気温の刺激に対する血管の収縮を、なるべく避けるように心掛けます。
優しく洗顔する事
洗顔する際は、優しく洗顔してください。
肌に良い栄養を取る事
毛細血管を強くするために、アミノ酸・マルチビタミン・ミネラルなどの栄養を取りましょう。
刺激がある食品を控える事
アルコールや香辛料などを控えます。「血液の流れ」が悪くなりやすい原因になるからです。
治療
いくつかの治し方があると思いますが、その中の一つに医療レーザーを使う治療法があるそうです。切らずに、赤ら顔や赤アザを治せるそうです。
詳しくは美容外科の専門クリニックなどに、ご相談してください。
皮膚薬の副作用に気をつける事
皮膚科医師の指導に従って、皮膚薬を使用してください。
赤ら顔の化粧品
例えば、ビタミンKを含む美容クリームがあります。ビタミンKは「顔の赤み」に対する効果があり、赤ら顔対策の化粧品に使用されています。
ビタミンKは血流を改善して、顔や肌のスパイダーベイン(くも状血管腫)に効果があると言われています。
「りんごほっぺ」にサヨナラしましょう
気温差に気をつけたり、お肌に良い栄養を取ったりして、赤ら顔を改善しましょう。肌の「赤み軽減」を期待できる美容クリームを使ったりするのも、良いと思います。
なお、症状が「ひどい場合」は、自分で治したいと思っても難しいです。皮膚科の医師に診てもらいましょう。