おおよそニオイなし、付け爪のジェルネイル

ニオイを気にせずに、ネイルアートを楽しみたいです。

ジェルネイルは、蜂蜜みたいなジェルを使って装飾付け爪をする技法です。
ジェルネイルは、ほとんど無臭です。

よってジェルネイルを用いれば、ニオイに悩むことなくネイルアートを楽しめます。

ジェルを使って装飾の付け爪を作る、ジェルネイル

ジェルネイル

ジェルを使って装飾付け爪をする技法を、ジェルネイルと言います。

爪の上にまるで蜂蜜みたいなジェルを乗せて、UV(紫外線)ライトでそれを固める事で付け爪を完成させます。

従来のネイルアートでは、人工付け爪としてスカルプチュアがあり、カラーリングではネイルポリッシュが使われていました。
ジェルネイルは、その中間に位置します。ジェルという水飴みたいな物を使用します。

ネイルカラーについては、マニキュアで塗ってゆきます。
カラーマニキュアは、ベースコートとトップコートの間に塗り、オイルで仕上げるのが一般的です。

トップコートについては、約3日ごとに塗りなおす必要があるでしょう。
そうすれば1週間から10日ほど、ジェルの状態を維持できます。

ほとんど無臭など、ジェルネイルのメリット

ジェルネイル

ほとんど無臭のジェルネイル

このジェルネイルの最大のメリットと言えば、無臭である事です。

それまでのネイルではアクリルが使用されていたため、アクリル特有のニオイがしていました。

しかしジェルは無臭です
よってニオイがすると、思い悩む事はありません。

爪に対する負担が少ない、ジェルネイル

あと、ジェルネイルは爪に対する負担が少ないとされています。

生爪が傷む事が心配な人は、ジェルネイルでネイルアートを楽しむほうが良いです。

まるで爪みたい、透明度が高いジェルネイル

ジェル自体が爪のようになるので、透明度が格段に高いです。
また、気泡が発生しないようになっています。

紫外線で固まるので、紫外線で黄ばむことはありません。

外の紫外線で色が変わらない、ジェルネイル

ここで紫外線について言うと、地上に降り注ぐ紫外線には、A波とB波の2種類があります。

「日焼け」の原因となる紫外線は、主にB波です。

ジェルネイル照射に使われるのは、A波の紫外線です。ジェルを固めるのは、A波の紫外線です。

以上より、外の紫外線(B波)によってジェルネイルの色が変わることはありません。

あまり剝がれることはない、ジェルネイル

ジェルネイルは剥がれる心配があまりない、とされています。

なので家事をする人にも、使っていただきたいネイルの技術です。

ただし、ジェルネイルは「やや壊れやすい」という指摘もあります。その点は気をつけてください。

ジェルの取り扱いが難しい、ジェルネイルのデメリット

ネイル業界で人気があるジェルネイルにも、デメリットがあります。

例えば、取り扱いが困難という点です。
ジェルが蜂蜜みたいなので、扱いにくいと言えます。

UVライトを照射すると硬化熱が発生するので、「熱さ」を感じます。

UV照射時間の調整が、難しいかもしれません。

近年ではソフトタイプが主流、ジェルの種類

ジェルネイルのジェルには、ハードタイプとソフトタイプがあります。
近年では、ソフトタイプがメインです。

ジェルネイルのソフトタイプ

ソフトタイプは、ソークオフジェルとも呼ばれています。

さらに分類すると

  • カルジェル
  • バイオジェル
  • ジェラッカー

に分けられます。

ソフトタイプのジェルで硬度がある物を使えば、人工爪を作って「長さ」を出すことも可能です。

しかしこの場合は、カビに注意する必要があります。なぜなら、自分の爪との間で隙間が出来やすいからです。

逆に言えば、硬度の低いジェルを使えば、カビが生える心配はありません。

しかし硬度の低いジェルの中には、定期的にトップコートが必要な物もあります。

色については、ハードタイプよりは多いとされています。

下準備では、ツヤを取る程度で良いです。酸性液は必要ありません。

取り外す場合は、専用溶液で溶かすことができます。

ジェルネイルのハードタイプ

ハードタイプの特性を言うと、「強さ」と「硬さ」に重点を置いています。

そのため、あまり一般的ではありません。長い人工爪を作るのに使用されます。

柔軟性がないため、衝撃に弱く、割れたり欠けたりしやすいです。
透過性はありません。カビが発生しないように注意が必要です。

定着を良くするため、下準備として爪の表面を削り、酸性液を塗布することが必要です。

取り外す場合は、削ります。溶液に溶けないからです。
ジェルを削る際、うまくやらないと、自分の爪まで削ってしまうことになります。

そのため、ハードタイプは爪に負担がかかると言えます。