頭皮の汚れなど、髪の毛・脱毛症の原因

最近、抜け毛が気になる…。
なぜ髪の毛が脱毛するのか、原因を知りたいです。

髪の毛・脱毛症の原因には、以下のものがあります。

  • 頭皮の汚れ。
  • 頭皮に合わないシャンプーの使用。
  • 毛母細胞の栄養不足。

脱毛症の原因がわかったら、抜け毛対策に役立ちます。

頭皮の汚れ

頭皮毛穴の汚れ
頭皮毛穴の汚れ

脱毛症の原因として、まず指摘されることは「頭皮の汚れ」です。

普段から、頭皮を清潔に保つようにしましょう。

他には、皮脂の酸化も原因として指摘されています。
男性ホルモンが多いと皮脂の分泌量も多くなり、体温も上昇して皮脂の酸化が早まる、と言われています。

さらに皮脂の酸化によって「汚れ」が溜まりやすくなり、脱毛症に繋がるという指摘があります。

皮脂の酸化は、脱毛の全ての原因とは言えません。
ですが数ある原因の中の一つ、と言えます。

頭皮の状態が正常であれば(清潔であれば)、髪は元気に生えて育ちます。
育毛を考えたら、頭皮と髪の毛を清潔に保ち続けることが大切です。

脱毛を防ぎ、育毛を促進するには、頭皮ケアを行なう事が必要です。

フケが毛穴に詰まったこと

皮脂が原因で薄毛や若ハゲになると言われたりしますが、他にも原因があったりします。

単に頭を洗わないということが、脱毛の原因だったりします。

皮膚疾患ハゲの中に粃糠性(ひこう性)脱毛症があります。

これは、フケが毛穴に詰まったことが原因で脱毛します。
※ただし、病的な場合は除く。

フケが毛穴に詰まるのは、頭を洗わないことが原因と言えます。

以上より、適切に洗髪して地肌を清潔にすることで、この脱毛症を改善できると思います。

なお、洗髪のしすぎは逆効果となります。ご注意ください。

頭皮に合わないシャンプーの使用

頭皮に合わないシャンプー
頭皮に合わないシャンプー・イメージ画像

若い頃だったら特に問題はなかったのに、年を重ねるほど髪のトラブルが目立ってきた。そう実感している人も多い、と思います。
そして多くの方が髪のトラブルを解消するために、毎日洗髪を行なっているでしょう。

洗髪に使用するシャンプーについては、自分の頭皮に合わない物を使っていると、必要な皮脂がはがれ落ちてしまいます。
そして脱毛症を引き起こします。

皮脂は、乾燥から頭皮や肌を守るために分泌される成分です。皮脂を「汚れ」と判断して、強力なシャンプー剤などで除去することは間違いです。

洗浄力が強いシャンプー剤を使用すると、逆に頭皮に「肌荒れ」が起きて脱毛症となる場合があります。注意しましょう。

ヘア用シャンプーを使っている場合だけではなくて、育毛シャンプーを使用している場合でも、髪や頭皮のトラブルが起きる場合があります。
そんな場合、自分の頭皮に合っていないシャンプーを使っている可能性があります。

毛母細胞の栄養不足

脱毛症の原因として、新陳代謝が衰えて毛母細胞の栄養が不足したため、という指摘があります。

もしも老化が原因となっているなら、歳を重ねるにつれて髪の毛が細くなることや、生え際が後退することは仕方がないことです。

しかし頭皮と髪の毛に栄養補給を行なえば、これらの事を改善できる場合も多いです。

適切な育毛剤を使用することで、栄養を補給できます。
そして髪の状態が悪くなることを、遅らせることができます。

毛根部
毛母細胞など毛根部

薬や健康食品などの取り過ぎによる薬害

近年、脱毛症の要因として多く指摘されている事は、薬や健康食品などの取り過ぎによる薬害です。

よく指摘されている事に、

  • 健康食品
  • サプリメント
  • プロテイン
  • 皮膚科の薬

などがあります。

これらについて、過剰に摂取することは良くありません。注意しましょう。

ヘアサイクルの不調

乱れたヘアサイクル(毛周期)
乱れたヘアサイクル(毛周期)

もしもヘアサイクルが正常に回っているなら、髪の毛が抜けても、再び同じように生えてきます。

しかし、ヘアサイクルが何かの「きっかけ」でうまく回らなくなってしまうと、成長期が短縮してしまい、髪の毛が弱々しくなってしまいます。
そうなると、そのうち脱毛症が始まってしまいます。

ヘアサイクル(毛周期)は、以下の順番で巡回します。

  1. 成長期
  2. 退行期
  3. 休止期
  4. 成長期

このように、生え変わりを繰り返しています。

長い期間である成長期

成長期とは、髪の毛が成長する期間です。
毛乳頭から栄養分を受け取った毛母細胞が、繰り返し細胞分裂を行ないます。

成長期の期間は、結構長い期間です。

  • 男性の場合、約2年から6年です。
  • 女性の場合、約4年から7年くらい続くと言われています。

「成長期」である髪の毛は、髪全体の85%から90%を占めています。
残りの割合は、「退行期」または「休止期」となります。