髪の艶を出してくれるリンス

リンスリンスには、髪にツヤ感を出して滑りを良くするという見た目にわかりやすい効果があります。そして、キューティクルを保護して栄養補給をするという髪にとって大切な役目もあります。
リンスをすることは枝毛の予防になり、髪にコシが出て来ます。薄毛や抜け毛で悩んでいる人にとっても、ぜひ使いたいヘアケア製品と言えます。

なお、リンスやシャンプーについては、出来るだけ植物由来の天然成分の物を使いましょう。そのほうが髪や頭皮に対して負担は少ないです。

リンスとトリートメントの違い

リンスとトリートメントは、別の製品です。だけど、どちらも髪のダメージを治してくれる物です。なので「それぞれの違い」について、あんまり気にせずに使っている人が多いかもしれません。

大まかに言うと、リンスは髪の外側をケアする物と言えます。トリートメントは髪の内部をケアする物と言えます。

リンスは、髪の外側のキューティクルを被う(おおう)ために使う物です。髪の表面に油分を与えてくれる物です。

一方のトリートメントは、髪の内部にまで水分や栄養分を与えてくれる物と言えます。髪の内部のダメージ部分に入り込み、ケラチンやタンパク質を補給する物です。
内部に浸透させてこそ効果がある物です。なので髪にトリートメントを付けた後は、しばらくの間そのまま置いておくことが必要です。
リンスと違う点を言うと、「粒子の違い」です。トリートメントの粒子は、細かいです。そのため、髪の内部にまで浸透していきます。

以上のような「両者の違い」を考慮して、まずはトリートメントを付けて髪の内部に栄養分を入れて、その後にリンスで外側をケアする。このように両者を使っている方も多いそうです。
なおリンスは、シャンプー後に毎回使う物です。しかしトリートメントは、1週間に1回程度で良いです。自分の髪の調子に合わせて、使う回数を調節しましょう。

リンスと同じ言えるコンディショナー

コンディショナーは、シャンプーとセットでよく販売されているヘアケア製品です。リンスと違う物と思ってしまいそうですが、メーカーによってはリンスのことをコンディショナーと呼んでいるそうです。なのでコンディショナーは、リンスと同じ物と言って良いでしょう。

コンディショナーは、髪の表面にあるキューティクルを補修してくれます。そうする事で、髪を艶やかにしてくれます。「くし通り」も良くなるでしょう。

なお、コンディショナーには、トリートメントのような髪への栄養補給を期待できません。この点はリンスと同様です。
ちなみに髪の毛は、一度ダメージを与えてしまうと「なかなか元には治らない物」と言われています。普段から適切なヘアケアを行なって、髪を大事にしてください。

クエン酸リンス

シャンプーは電解洗浄液である、と言えます。これは弱アルカリ性なので、シャンプーで髪を洗うと、どうしても髪質に違和感を感じます。髪の毛は、元々弱酸性です。なので、髪の毛を弱酸性に戻すことが必要です。

髪の毛を洗った後のリンスとして、クエン酸を使えます。

市販のトリートメント剤では髪質が「なかなか改善されない方」は、一度クエン酸リンスを試してみましょう。髪を乾かすと、艶が出てくるのがわかります。地肌もスッキリと洗えて、爽快感を感じるでしょう。

「クエン酸そのもの」を使ってリンスする場合、クエン酸液を使います。
洗面器に「お湯」を入れて、クエン酸を数グラム入れます。シャンプーした後に、これでリンスします。髪が「しっとりとしなやかになる効果」が、出てくると思います。たぶん「手触り」で、わかるでしょう。
このクエン酸を髪に付けたまま、数分そのままにしておくと、さらに効果がアップします。
なお、リンスの後は、しっかりと洗い流してください。

リンスの「やり方」

リンスの「やり方」の一つに、以下のような「やり方」があります。こだわりを感じられる「やり方」となっています。ご自身の髪に合いそうなら、やってみましょう。

  1. 洗面器に「お湯」を張り、リンスを50ccほど入れます。
  2. そこに髪を「ゆったりと広げながら」入れてゆきます。
  3. 洗面器のリンス液がある程度、髪に浸透したら、洗面器のリンス液を頭からかぶります。
  4. しばらくした後、お湯で髪を洗い流します。

ひと手間かかりますが、美しい髪にできるかもしれません。良さそうに思えたら、やってみてください。