強壮や利尿など、アロマ精油の効果

アロマ精油の効果

アロマの精油による作用としては、

  • 心や体の活動を刺激して高める、という刺激作用
  • 「心身の各部」や「全体の働き」を活性化して強化する、という強壮作用
  • 尿の排泄を促進する利尿作用
アロマ

以上の事などが知られています。

アロマテラピーでは、一つの精油の中に「いくつかの作用」が混ざっています。これらの作用が合わさり、様々な効き目を産み出しています。

近年アロマテラピーは補助的な医療として、医療の現場で少しずつ受け入れられています。精油は医薬品ではありませんが、その効能が注目されつつあります。

肩こり解消

アロマ精油の使い方の一つとして、肩こりに効くと言われている精油を湿布にして肩に貼る、という使い方があります。肩が楽になったりするそうです。

まるで湿布を使うようにして、アロマテラピーを行なう方法があります。
ここで言う湿布とは、タオルを使います。エッセンシャルオイルを水で薄めて、そこにタオルを浸します。水を絞ってから患部に押し当てる方法になります。
このようにすることで、肌からアロマを取り入れることができます。

足の疲れ軽減

足が疲れている場合、お湯に数滴の精油を垂らして足浴をしたり、精油を加えたオイルでマッサージしたりします。そうすると、足が軽くなった気分を実感できるようです。

痔の治療をサポート

精油の効果と言えば、精神面への効果がよく知られていると思います。ですが、ちょっと意外な効果として痔の治療があります。
痔の原因となる「冷え性の改善」や「便秘の解消」に、精油の効果を期待できるからです。

  • 冷え症の改善
    冷え症の改善では、ゼラニウムやジュニパー、ローズマリーがあります。冷え症の解消方法ですが、それらオイルを数滴、浴槽に入れて入浴すると良いでしょう。
  • 便秘解消
    便秘解消の効果を期待できるオイルには、カモミール・オレンジ・マージョラム・ローズがあります。

お肌のシミ対策

一般的にアロマテラピーはストレスの改善に良いと言われていますが、お肌に対しても効果があるとされています。天然成分が肌に浸透すると、その成分が皮脂から血管まで届きます。そして全身に行き渡ります。あらゆる肌の部分に作用してくれます。

お肌のシミ対策に効果を期待できるキャリアオイルもあります。たくさんあるアロマオイルの中でシミに対して効果的と言われている物は、ジャーマンカモミールやフランキンセンス、ラベンダーやキャロットシード、ネロリやローズウッドなどです。結構、数多くあります。

これらをキャリアオイルで薄めて、肌の「お手入れ」をします。そうすることで、シミは薄くなってゆきます。

なお、これらは薬品ではありません。なので即効性は、ありません。しばらくの間、肌の「お手入れ」を継続することが大切と言えます。

精油を使う際の注意点

なお、精油を扱う際には、注意する点がいくつかあります。
例えば精油によっては、「アロマの匂い」を嗅ぎすぎると、気分が悪くなってしまう場合があります。このように気をつけるべき点があります。

アロマテラピーには副作用がありません。確かに副作用がないアロマオイルですが、使用期限はあります。
劣化したアロマオイルは、酸化しています。なので使うと、悪い作用が起きる可能性が考えられます。もしも「香りがおかしい」と思ったら、そのアロマオイルの使用を中止してください。

また、アロマオイルには引火性があります。保管する際は火気に十分注意して、高温多湿を避けて保管しましょう。

高血圧・心臓が弱い人

アロマの使い方はマッサージを始め、部屋の芳香としても使えます。他には、お風呂にアロマオイルを数滴たらして、芳香浴として楽しむ「やり方」もあります。

このように、使い方はそれぞれありますが、気をつける点として、高血圧心臓が弱い人は、使用するアロマの種類に注意する必要があります。

「好きな香り」を見つけても、アロマを嗅ぐことによって体調が悪くなってしまっては、がっかりです。健康に不安がある人は、医者に相談してからアロマを使うほうが良いでしょう。