血糖値が気になるなら、毎日飲みたい黒酢

健康ドリンク・黒酢

黒酢

美容や健康のために「お酢」を飲む人が多い、と聞きます。数ある「お酢」の中でも、黒酢は健康飲料として人気があります。

そんな黒酢には、アミノ酸やミネラルが豊富に含まれています。そのアミノ酸は、主に体内で自ら作り出すことのできない必須アミノ酸ということです。

黒酢とは「お米」「大豆」を原料とした物であり、長い時間を掛けて発酵させて熟成させた物です。
黒酢に含まれているクエン酸や各種ミネラル、アミノ酸、酢酸などの含有量は、長い熟成期間中にゆっくりと増えていきます。

特に黒酢には、普通の米酢の6倍ものアミノ酸が含まれており、黒酢の代表的な特徴となっています。
アミノ酸は、体の基本構成要素となる重要な栄養成分です。「疲労」や「肩こり」の解消に役立つと考えられています。

期待できる効能

期待できる効能としては、

血糖値を下げる、中性脂肪を減少させるなどがあります。
その他にも疲労回復や免疫力アップの効果、血圧を安定させる、肝機能を回復させるという効果も期待できます。

黒酢には、脂肪燃焼効果と糖燃焼効果があります。なので食後に飲むと、体に働きかけてダイエットに繋がります。

黒酢は、アントシアニンやカルシウム、アミノ酸を多く含んでいます。これらの成分により、食後において血糖値の上昇を緩やかにしたり、血圧やコレステロール値を低下させたりします。

以上の効果は体を元気にしてくれて、若返りにも一役買ってくれるでしょう。なので出来れば毎日、飲んでいただきたい飲み物と言えます。
市販の黒酢ドリンクなどは飲みやすい味になっていて、おすすめです。ドリンク一本で一日に必要な量の黒酢を摂取できる、と思います。

冷え性の軽減

また、黒酢は、冷え性を軽減させる食品と言われています。なぜかと言うと、アミノ酸が黒酢の中にたくさん含まれているからです。アミノ酸には血行促進の効果があると言われており、冷え性の改善を期待できる成分です。

一般的な「お酢」にも、同じような冷え性改善の効果を期待できると思います。ですが個人的には、アミノ酸がたくさん含まれている黒酢のほうが良いと思いました。

ちなみに女性は、冷え性の方が多いようです。実は、冷えた所に脂肪がつきやすいと言われています。なので黒酢で冷え性を治すことはダイエットに繋がる、と言えます。

黒酢の飲み方

黒酢の飲み方は、直接飲用する場合が多いようです。一度にたくさん飲まず、少しずつ飲むと良いです。

胃腸の弱い方の場合は、そのまま飲むことはお勧めできません。ジュースで割ったり、水で薄めたりして飲んでください。

あと、空腹時では飲まないようにしましょう。胃に刺激を与えてしまう飲み物だからです。

なお、黒酢は一般的な「お酢」とは違い、刺激臭はありません。熟成期間が半年から3年くらいと長いため、刺激臭が無くなっているからです。

天日で寝かせて作る黒酢

お酢には、いろいろな種類があります。黒酢の他にも、米酢、玄米酢、果実酢など様々なものがあります。

黒酢は、米酢と玄米酢を原料とし、壺の中に入れて1年以上天日で寝かせて熟成・発酵させたものです。
この作り方が、他の「お酢」との「違い」を出しています。

黒酢と香醋の違い

見た目が褐色な「お酢」として、黒酢と香醋があります。両者は、どんな点が違うのでしょうか?
大きな違いとして、発酵方法と生産地などがあります。ちなみに香醋とは、長期に熟成させた「お酢」です

発酵方法については、黒酢は液体発酵で作られて、香醋は固体発酵で作られます。液体発酵では、発酵の途中で一度液体を抽出します。固体発酵では、個体の原料をそのまま発酵させます。
熟成期間については、固体発酵のほうが長くなり、長い期間の分だけアミノ酸が増えるとされています。

生産地の違いについては、黒酢は、その多くが日本で作られていると言えます。一方の香醋は、中国で作られていると言えます。

その他の違いでは、原料が異なります。黒酢の原料は、主に玄米です。香醋の原料は、もち米です。原材料である「もち米」を発酵させて作るということです。原料の違いは、味の違い・風味の違いとなって表れます。