ネットならではの取引方法・デイトレード

ネット証券のデイトレード

近年、インターネット経由の投資が一般化したことで、以前よりも簡単に投資できるようになりました。特に若い人において、ネット上で投資を行なうことが増えていると聞きます。今ではスマートフォンやパソコンから、簡単にデイトレードなどの取引をできます。

そして近年ではネット証券が主流になったので、短期間で売買して利益を出せるようになっています。ちなみに一昔前では店頭に行って株の売買をして、その株を長期間保有する人がほとんどでした。
ネット証券では、例えるなら「ボタン一つ」で簡単に取引できます。すぐに株の売買をできます。投資額が少なくても取引できるので、それほど戸惑うことはないでしょう。

デイトレードとは、大きな株取引ではなくて、小さな株取引を繰り返す取引です。少しずつ利益を積み重ねていく取引です。ネット証券ならではの取引であり、個人投資家の間でも人気があります。

このデイトレードのメリットは、何と言っても短期間で利益を出せる事です。最短だと数十秒で、利益を出せたりします。
ただし、手数料より多い利益を得るようにしなければ損をします。この点は、注意が必要です。

なお、デイトレードで利益を得るためには、「株価の動き」をこまめに確認する必要があります。ただしこまめに株価を確認しても、株価を予想することは難しいと思います。
各ネット証券会社では、自動株価更新ツールみたいなものを提供しています。なので、短期の株価変動の予想に利用すると良いです。

デイトレードの手数料

近年では、手数料の定額制を設けている会社があるそうです。デイトレードのように何回も取引を行なう人にとっては、定額制のほうが安く済ませることができます。

なお、1日の取引金額によって、手数料は異なります。最低金額の手数料は安くても、取引金額が上がるにつれて、手数料が大幅に上がる会社もあるようです。

証券会社を決める時に、「手数料の安さ」も基準の一つとして考えましょう。

日経225先物のデイトレード

デイトレードの一例として、日経225先物取引におけるデイトレードについて、お話したいと思います。

先物価格が「上がるか下がるか」については、2分の1の確率と言えます。50%という確率は、適当に取引して偶然に稼げる確率に思えたりします。だけど油断をすると、なぜか負け続けて大損したりします。

やはり日経225先物でデイトレードをする場合には、売買ルールを決めることが重要になります。

日経225先物でのデイトレードのルールでは、具体的に挙げると「銘柄選択」や「売買のタイミング」「損切りの実行」に関するルールがあります。その中でも特に注意すべきルールは、「損切りラインの設定」になります。
その時の感情や欲に惑わされることなく、しっかりと損切りラインを守ることが重要です。
この損切りラインを守ることについては、自分に対して厳しくするという強い精神力が必要となってきます。

「損切り」を実行できずに持ち越してしまう人(日をまたいで保有する人)がいます。だけどデイトレードでは、あまり良いことではありません。
日経225先物デイトレードにおいては、「持ち越し」を「戦略の一つ」とする場合もあるでしょう。しかしそのようなトレードをする前に、ポジションの保有についてルールを決めておく必要があります。
なお、感情的に損切りできないという理由でポジションを持ち越すことは、やめましょう。

稼ぐのが難しい取引

オンライントレードをする人の多くが、デイトレードに興味があるようです。
短期の取引を繰り返すことで利益を出すというデイトレードは、オンライントレードが普及したために、人気が出てきた取引です。オンライントレードでは誰でも簡単に株の売買をできるため、短期取引を行なうようになりました。

デイトレードは、確かに簡単に行なえる取引です。ですが思った以上に、稼ぐことが難しいようです。
一般的には約8割の人が損をしている、と言われているのが現状です。

デイトレードネットやテレビで経済ニュースが公開されてから、株を売買するようでは遅い、ということです。このような点が、デイトレードの難しい点です。
そして市場が開いている間は、スマートフォンやパソコンで常に株価を見ている必要があります。これは、結構忍耐力が必要です。

デイトレードは株価を見続けるという取引方法なので、日中に仕事をしている人など、常に株価を確認できない人には、不向きな取引になります。
そうは言っても、多くの人たちにとって「やりやすい取引」なので、デイトレードを始める人は多いです。だけど、損をしやすい取引であることに注意しておきましょう。