個人が投資する理由

生活を守るため

攻めるためでなく守るために投資する、つまり生活を防衛するために 投資を行ないたい。そう考えている方がいるそうです。

とても古い話になりますが、日本国内では江戸時代に各藩が発行していた藩札や、第二次大戦中に発行された軍票などが無価値になった事例があります。
現代では無価値とまでは言いませんが、 知らないうちに「お金の価値」が下がってしまう事はあります。例えば昔と比べてガソリンの価格が上昇した場合、昔と同じ金額で買えるガソリンの量が減っているので、お金の価値が下がったと言えます。

貯金しておけば、貯金の金額は変わりません。ただし、購入できる物やサービスの量が少なくなってしまう場合もあります。もちろん反対に、購入できる物やサービスの量が多くなる場合もあります。

将来においても今と同様の生活水準を維持するために、万が一の「お金の価値」の減少に備えるために、投資を行なって資産を増やしていく必要があるかもしれません。

経済的自由のため

「株が下落しています。NY株、一時最大の下落です」。
投資をしている方なら、このような嫌なニュースをたびたび聞いたことがあると思います。下落や暴落と言われる経済ニュースは、多くの投資家にとって「ろくなこと」がありません。株が下落すると、為替のほうも大きく円高になったりして、含み損が一気に増えたりします。

給料が増えないので投資して増やそうと思ったら、それも叶わない。サラリーマンの個人投資家にとってはツラい日々が続きます。

ですがそれでも個人投資家たちは、投資を続けます。お金の心配をせずに 「のんびり暮らせる日」を夢見て、投資という魔物が住む世界に立ち向かってゆきます。

優良な投資法で稼ぎましょう

ここで微力ながら投資で成功するためのコツを、ご紹介したいと思います。

それは「工夫するな、物まねせよ」という考え方です。

投資のみで生活している、ある個人投資家の言葉です。
既存の優良な投資法のモノマネに徹しなさい、という意見だと思います。優良な投資法に対して、独自の工夫は不要ということです。損切りルールなど物まね(遵守)すれば、次第に利益が積み上がって行くそうです。

仕事では「もっと工夫しろ」などと、うるさく言われます。しかし優良な投資方法に対しては、まずは完璧にモノマネして「自分のもの」にすることが大事です。
自分らしく工夫するのは、例えば独自の損切ルールを作るのは、投資の実力が充分についてからで良いでしょう。