「効率の良さ」が求められる就職活動

スピード感ある就職活動

スピード感ある就職活動近年の就職活動は、スタート時期が早いと聞きました。例えば新卒の就活は、新卒採用の1年前から始まっているなんて話を聞きます。一応、就職活動が始まる時期は決まっているようですが、卒業予定の学生たちの「心構え」としては、かなり早い時期から就活を意識しているようです。

もう「時代の流れ」が速すぎて、私はちょっとびっくりしています。「勢い」がある企業は、一歩二歩と先に、有望な学生に声を掛けているようです。もしも私が今、学生だったら、就職活動のスピード感や緊張感に耐えられないかもしれません。

厳しい就職活動

「なかなか内定を、もらえない」。
不景気だった時代、頑張って就職活動をしているのに、就職先が決まらない学生たちが結構多かった、と聞きました。
大手の企業や有名企業に、10回や20回と面接に行ったのに全て不採用だった。こんな状況では、どんなに元気な学生さんでも「がっかりしてしまう」でしょう。

ちなみに私も、過去に就職活動をして不採用通知を受け取ったことが何度かありました。ひどい企業になると、電話で年齢と性別を伝えただけで、あからさまに不採用という雰囲気を「におわせる」企業もありました。
「自分は、企業から必要とされていない」。
そんな風に自分を責めてしまうこともありました。

助けを借りる事

私事になりますが、パソコンのプログラマーの求人を探していたことがありました。当初自分ひとりで就職活動をしていたのですが思うようにならず、派遣会社の力を借りて就職したことがありました。

「ひとりぼっち」の就職活動がうまくいかない場合、就職あっせんのプロたちの「手助け」を借りるのも、一つの方法だと思います。以前に私は派遣会社に登録して、派遣会社のスタッフさんとともに就職活動をしたことがありました。たった1人で就活するよりも、スタッフさんとともに2人で仕事探しするほうが心強かったです。

パソコンを活用して、効率良く就職活動

現在と一昔前の就職活動で違う点は、パソコンを使用する事だと思います。
ただし今の学生においても、企業のホームページを見るくらいしかパソコンを使っていない、という人がいるようです。これは、ちょっと「もったいない」かもしれません。
※近年ではスマートフォン端末で、企業のウェブサイトを見ることが多いでしょう。

ここではパソコンを活用して、少しでも効率良く就職活動することについて、お話したいと思います。

自己分析で、パソコンを使ってみましょう。
自己PRや志望動機など、エントリーシートで聞かれることをワードソフトで作成して、保存しておきましょう。
ワープロソフトのワードなら、文字数の確認もきちんとできます。
文章を何回も修正する場合は、紙のノートよりもパソコンで行なうほうが、便利な場合があります。検討してみてください。

企業や業界を調べる場合、ネットで企業のサイトを閲覧していると思います。
この時、見て終わりにするのではなくて、ブラウザなどのブックマーク機能を使って、ホームページを分類してみましょう。後で調べ直す時などで、わかりやすくて便利だと思います。

個別の企業に関係する過去の新聞記事を集めたい場合、思い切って日経テレコンのような有料サービスを使ってみましょう。料金は掛かりますが、知りたかった情報が見つかるかもしれません。
もしも学校内のパソコン機器を使って、このような有料の新聞記事・提供サービスを利用できるなら、ぜひ利用してみましょう。

以上、いくつか書いてみました。パソコンをフルに活用して、効率良く就職活動をしてください。
※スマートフォン端末のほうが使いやすいなら、パソコンの代わりにスマートフォンを使っても良いです。