国家資格が必要、看護師という仕事

病気になった時や怪我をした時、看護師さんに「お世話になった人」は多いと思います。
優しくテキパキと働く姿を見て、「将来は、私も看護婦さんになりたい」と憧れた人もいる、と思います。

高齢化社会が進む中で、看護師に対するニーズはますます高まっています。看護師の資格を持っていれば、就職先に困ることは少ないでしょう。

看護師の国家試験

看護師試験は、国家試験として国が実施しています。その国家試験は年に1回、全国の主要都市で行なわれています。試験の受験場所は、受験者が選択できます。

試験はマークシート方式で行なわれ、一般的な問題や状況設定問題などで構成されています。問題によっては、写真などの視覚資料が含まれています。
試験勉強の際には、紛らわしい選択肢に惑わされないように、看護師の養成機関で学んだことを正解を覚えておくことが大切です。

看護師の国家試験は、これまでに大きく変化してきました。近年では、幅広い知識だけでなく、分析力や考える力、解決する能力や対応する能力も試験で問われています。
そのため受験生は知識を詰め込むだけではなく、知識を基にした幅広い応用力を身につける必要があります。

看護師国家試験の合格基準は、毎年変わります。なので合格基準はいつもと同じだろうという単純な考えで受験すると、失敗するかもしれません。

例年、看護師国家試験の合格率は90%前後です。
看護師国家試験は科目数が多くてテーマも幅広く、専門用語も多いので、勉強するのは大変です。だけど学校でしっかり勉強して、過去の試験を中心に勉強すれば、合格できる試験と言えます。

※看護師国家試験の内容については、最新の情報をご確認ください。

看護師の養成施設

看護専門学校
看護専門学校・イメージ画像

看護師の国家試験を受けるためには、看護の養成施設で研修を修了していることが必要です。
看護師になるためのトレーニングプログラムには様々なものがあり、養成施設の種類も様々です。
高校卒業後に入学する場合は、看護系の大学や短大、看護専門学校のいずれかを選択することになります。

看護師の養成年数は、学校によって異なります。
例えば、大学は4年制ですが、短大や看護学校、専門学校は3年制のところが多いです。
社会人が多く通っている定時制の養成施設や統合カリキュラム指定課程は、4年制になっています。

高校に通わずに中学を卒業してから看護師になりたい場合は、まず准看護師の養成施設で勉強して准看護師の資格を取る必要があります。
それからある程度の実務経験を積み、看護師の養成施設を卒業すると、看護師試験の受験資格を得ることができます。
近年の制度改正により、准看護師として10年以上の経験があれば、通信制の学校で看護師試験を受けることができるようになりました。

看護師の養成施設には、国立・公立・私立などの種類があり、授業料や設備、校風などが異なります。大きな病院の中には、看護師の養成施設が付設されているところもあります。

看護師と同時に、助産師や保健師の国家試験の受験資格を得られる看護系大学もあります。
または、総合的なカリキュラムを提供する4年制の専門学校もあります。
近年、看護師の養成機関は、より高度な知識を提供するために4年制大学に移行する傾向にあります。