仕事の生産性を高めるオフィス家具

目的に合わせて、オフィス家具を選ぶ

オフィス家具

会社の会議室は、会議する人数や会議を行なう頻度に見合う適切な部屋の広さや部屋数がいります。そして各部屋に対して、オフィス家具を用意する必要があります。

リーダーが参加者に対して情報伝達する事が目的の会議なら、一般的な机や椅子を対面させて配置しておけばよいでしょう。
ですが、リーダーと参加者は対等で公平な立場である事を強調したいなら、円形のテーブルを用いるほうがよいでしょう。

会議の目的に合わせてオフィス家具の種類を選び、そのレイアウトを変えていくことはけっこう重要と言えます。

オフィス家具の選び方一つで、業績をアップさせる事も可能と言えます。仕事環境に適切な家具を選びたいものです。

もしも業績がアップしたら、スタッフたちの給料もアップしてスタッフの笑顔も増えるでしょう。笑顔が増えたら社内の雰囲気も良くなり、仕事がはかどって、さらに業績がアップするという好循環になるかもしれません。

接客で大事、それなりのオフィス家具

自社で仕事の相談をする際、見栄を張る必要があったりします。例えば商談スペースのオフィス家具です。

安っぽいパイプ椅子」や「みすぼらしい会議用テーブル」では、商談相手から「この会社は大丈夫か? お金に困っているのか?」などと思われてしまう可能性があります。

事業主の立場では、出来るだけコストを削減したい、無駄なところに会社の「お金」を使いたくない、という考え方があるかもしれません。
ですが商談のような接客の場面では、無駄だとわかっていても、それなりのオフィス家具が必要とされるようです。

事業者にとっては納得しがたい事かもしれませんが、同じ条件の商談相手が2社あった場合、オフィス家具を始めとする商談スペースの良さそうな会社、華やかそうな職場の会社が選ばれる、と聞いたことがありました。

提案した企画の内容がほとんど同じの場合、見た目の良い(印象の良い)企業が採用されてしまうようです。

無理して高級なオフィス家具を買う必要はありません。しかし、そこそこの家具を揃えておくほうが良いです。

「働く心地良さ」と「オフィス家具の色」

オフィス家具を購入する際、価格とともに「家具の色使い」についても気にかけましょう。オフィス家具の色を決める際、その家具の色が従業員に対して「どんな影響を与えるのか」という事を考えつつ、色を決めると良いです。

オフィスにおける色には、大きな影響力があるようです。
一例になりますが、壁の色に寒色系(緑、青、紫)を使った工場では、病欠者が多かったそうです。そのため、暖色系(赤、橙、黄)に塗り替えたそうです。すると従業員の病欠者が少なくなった、という調査報告がありました。

従業員のみんなが元気だと、仕事の能率もアップするでしょう。オフィスにおいては、色の良い影響を活用する事は、大事と言えます。

オフィスに設置する家具の色についても、暖色系と寒色系をうまく組み合わせれば、その家具を使って働く人の「働きやすさ」という感覚に対して、良い影響を与えられると思います。

生産性を高めるため、オフィス家具を使いこなす

オフィス家具という仕事に適切な家具が揃ったら、次は適切な使い方をすることになります。

机の上に書類などが「山積み」というのは、仕事をしているというよりも「仕事に追われている感じ」が強いです。そして仕事中に机の上から物を探す事は(検索作業をすることは)、実は仕事していることになりません。

ある会社の人事の方は、社員が検索している時間を業務時間とはみなさない、と言っていました。仕事の生産性を高めるために、整理整頓しつつオフィス家具を使いこなすと良いです。

整理収納ができずに自分の部屋が汚いだけなら、仕事に悪い影響はないでしょう。

だけど仕事場所という公共の場で整理収納ができていないなら、周りに迷惑をかけているかもしれません。散らかっているその場を共有する人たちに、「迷惑をかけている恐れ」があります。
自分と周りの人たちが気持ち良く仕事できるためにも、整理整頓しておくことは大切です。