日常生活で行なえる「社会人の自己啓発」

サラリーマンの自己啓発

「事業家や経営者なら自己啓発は必要だけど、サラリーマンには不要だろう」
 
自己啓発
社会人だからこそ、日々勉強する

そういう意見を、聞いた事がありました。ですが一般のサラリーマンに対しても、ある程度の自己啓発は必要だと思います。

サラリーマンであっても、当然「仕事の成果」が求められます。

良い結果を出すには、上手にマネジメントする能力や目標を達成できるスキル、取引先とうまくやってゆくコミュニケーション能力など、様々なビジネス上の能力が必要です。

実際に自分自身に対して「時間」と「お金」を投資して、仕事の成果を著しく上げているビジネスマンがいます。

自己啓発を行なうことによって、ビジネス能力は向上するはずです。

貴重な「時間」や「お金」を、ぜひ自分自身に投資するようにしてください。

日常生活で行なえる自己啓発

自己啓発の第一印象として

「なんか怪しい??」
 

と思っている方もいるでしょう。特に高額な自己啓発は、ちょっと不安になります。

実は自己啓発とは、日常生活で行なえる行動である事が多いです。高額な料金を払わなくても普通の生活で実行できる事が、実は自己啓発に繋がっている場合が多いです。

例えば、仕事で良い結果を出すためにビジネスの本を読む事、これは自己啓発と言えます。同じように、社会人にふさわしいマナーを身に付けたり、異性から好印象を得るための会話術を取得したりする事もそうです。

「自分自身の能力を、より一層向上させるために努力する事」。
このような努力をする事は、自己啓発する事と言って良いです。
まずは普段の生活の中で、自身の能力アップを目指してみましょう。

信条を持つ事

「ビジネスマン向け」の自己啓発の一つに、少しでも理想の自分に近づきたい方は「信条」を持ちましょう、というアドバイスがあります。

「心構え」だけで、理想が叶うとは言えません。ですが、「心構え」が行動することを後押ししてくれる場合もあるでしょう。行動したら、何らかの結果が返ってきます。その「小さな結果の積み重ね」が、理想を叶えるために役立つ可能性があります。

福沢諭吉の教訓

社会人の自己啓発に役立ちそうな「福沢諭吉の教訓」を、ここでご紹介したいと思います。
福沢諭吉によって作成されたと言われている、「福澤心訓」(ふくざわしんくん)という7則からなる教訓です。

実際のところ、福沢諭吉が作ったものではなくて、誰が作ったかわからないものだそうです。ですが、日々仕事を行なっている社会人の方に役立つ教訓だと思います。

一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。

自分の一生を捧げることができるくらいの仕事を持つ。これは、やはり幸せなことなのでしょう。私は現時点では残念なことに、一生を捧げても良いと思えるくらいの仕事に巡り合っていません。

あと、仕事に関する教訓ではないかもしれませんが、「他人の生活をうらやむ事」が「一番みにくい」という指摘に、ドキっとしました。高額年収の社長さんやスポーツ選手たちを、よく羨ましいと思っていたからです。

他人の金儲けについては知らん顔して、自身の仕事に打ち込むほうが、将来金持ちになれるような気がしました。

楽しく働くために勉強する

私たちは人生の3分の1以上、仕事をして過ごします。その3分の1以上という時間において満足して働けたら、毎日の生活が充実したものになるでしょう。

もっと楽しく働けるようになるために、仕事について自学自習をしましょう。学ぶ事はツラくて嫌になってしまう事もありますが、その後の仕事で「成果を出すための糧」となるはずです。

学校を卒業して社会人になっても、やはりビジネスの勉強をする必要があります。以前「一生勉強する事になる」と、誰かが言っていました。その通りだと実感する事が多いです。