SOHO用のパソコンでは、ウイルス対策をしましょう

SOHO用のパソコン

スモールオフィス

SOHOという働き方で、必要な機材の一つにパソコンがあります。
事務系やシステム系の仕事をするなら、OSはWindowsが必要でしょう。デザイン系の仕事をするなら、Mac OS Xなどが必要でしょう。
※主要なOSを全て揃えておくと、なお良いです。

その他には業務で使うソフトやブローバンド回線(大容量ネット回線)、プリンター、電話(固定電話・携帯電話・スマートフォンのいずれか)、可能ならFAXも準備しておく必要があります。

エクセルのマクロウイルス

個人事業では、マイクロソフト・エクセルを使うことが多いと思います。そのエクセルには、マクロウイルスという有害プログラムがありました。

これは、エクセルのプログラムフォルダ内にある「XLStart」というフォルダの中に、ウイルスのワークシートを作成するマクロです。
「XLStart」フォルダにあるワークシートファイルは、エクセルの起動時に自動的に開かれます。なのでエクセルが起動したと同時に、マクロウイルスに感染してしまう危険性があります。

マクロウイルスの感染を防ぐためには、「XLStart」フォルダ内にあるワークシートに対して、検査して問題ない事を確認しておく必要があります。

ウイルスのファイル名

「XLStart」フォルダ内に作られる、ウイルスのファイル名についてです。

Larouxウイルスの場合は、「personal.xls」または「pldt.xls」というファイル名で作られます。
Ninjaウイルスの場合は、「Ninja.xls」などのファイル名で作られます。

これらウイルスファイルがフォルダ内に存在するかどうかの確認は、エクスプローラで確認できます。エクセルで開く前に、確認して削除することが重要になります。

削除の手順

ウイルスファイルが存在している時にマクロを設定している場合では、以下のように処理をして削除するようにしてください。

メニューの[ツール(T)]→[マクロ(M)]を選択します。
ダイアログボックスが開いたら、「auto_open」「check_files」のマクロを、それぞれ「削除(D)」で削除してください。

なおこの時、シートが非表示の場合には削除処理が行えません。メニューの[ウィンドウ]→[ウィンドウ再表示]で表示させてから、削除するようにしてください。

パソコンのウイルス対策

なお、安全にパソコンを使うためには、万が一の「トラブルに備えておく心掛け」が大事です。やはり個人事業用のパソコンなので、

ウイルス対策ソフトが必要です。

そして定義ファイルの更新も、当然必要です。インターネットの犯罪に巻き込まれないためにも、セキュリティ対策ソフトでコンピューターウイルスの対策をしておきましょう。