チョコバナナケーキ
炊飯器で作れるケーキについて、レシピをご紹介したいと思います。
材料(5合炊き炊飯器)
- 板チョコレート・・・2かけら。
- バナナ・・・小ぶりの物1本。
- 薄力粉・・・80g。
- ベーキングパウダー・・・小さじ1杯弱。
- 卵・・・1個。
- 牛乳大さじ・・・2杯から3杯。
- バター・・・10g(釜に塗る分も含む)。
- 砂糖・・・55g。
- 塩・・・1つまみ。
下準備
- 炊飯器の釜の内側に、バターを塗っておきます。
- ボウルの中に薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、それを振るいにかけておきます。
砂糖も、振るいにかけておきます。 - バターを耐熱容器に入れます。電子レンジで10秒ほど温めて溶かします。
40℃前後にしておきます(「湯せん」で溶かしても良いです)。 - 卵を割り、全部で80ccになるまで牛乳を足します。そして、よくかき混ぜます。
卵を計量カップに割って量ると、便利です。
作り方
- 薄力粉とベーキングパウダーに、砂糖と塩を加えます。泡立て器で、よく混ぜ合わせます。
泡立て器については、ハンドミキサーを使っても良いです。 - 卵液を少しずつ流し入れて、混ぜ合わせます。
- 40℃前後の温かい溶かしバターを加えて、混ぜ合わせます。
- 炊飯器の釜に生地を流し入れたら、バナナを手でちぎって埋め込んでいきます。
釜の真ん中のほうは熱が通りにくいので、周りから埋めていきます。 - チョコレートを手で割り、適当に散らします。
- 炊飯器で、ご飯と同じように普通に炊きます。
- スイッチが切れたら取り出して、網の上で冷まします。
もしも真ん中が焼けていない場合、もう一度3分間ほど炊いてください。
チョコレートとバナナは、相性がピッタリです。バナナについては、斑点が出始めた頃が「香り」が良くて、美味しいでしょう。
シュトーレン
ここでは手軽な作り方で、揃えやすい材料を使ったシュトーレンの作り方を、紹介したいと思います。
ホットケーキの生地をフライパンで焼かずに、炊飯器に入れて炊けば、しっとりした丸いケーキを作れます。同じように、クリスマスケーキレシピの定番であるシュトーレンも炊飯器で作れます。炊飯器の保温機能が、イースト菓子の発酵に適しているからです。
材料
- 強力粉・・・210g。
- ドライイースト・・・小さじ1。
- 砂糖・・・小さじ2。
- 塩・・・小さじ1/2。
- 卵黄・・・1個分。
- 牛乳・・・100ml。
- 無塩バター・・・60g。
- レーズン・・・100g。
- くるみ・・・15g。
- オレンジピール・・・40g。
- ブランデー・・・小さじ2。
仕上げ用材料
- 溶かしバター・・・大さじ1。
- 砂糖・・・適宜。
- 粉砂糖・・・適宜。
作り方
- A:レーズンをブランデーに漬けておきます。「くるみ」と「オレンジピール」を、小さく刻んでおきます。
- B:ボウルに強力粉・ドライイースト、砂糖・塩を入れて、泡立て器でよく混ぜておきます。
- C:バターを電子レンジで30秒ほど加熱して溶かします。卵黄と人肌に温めた牛乳を、一緒に混ぜ合わせます。
- (C)を(B)に入れて、箸を使ってかき混ぜます。ひとまとまりになったらラップをかけて、10分間そのままにして休ませておきます。
- 休ませた生地を、ボウルに叩きつけるようにして、よくこねます。
- D:3分くらいこねたら(A)を混ぜて丸めます。
サラダ油を薄く塗った炊飯器の内釜に丸めた生地を入れて、炊飯器にセットします。
保温で10分、その後スイッチを切って30分ほど発酵させます。 - 「2倍ほどの大きさ」にふくらんだら、生地を、打ち粉をした「まな板」に取り出します。めん棒で伸ばして三つ折にして、かまぼこ型に整えます。
- その生地を再び内釜に入れて、保温で10分、スイッチを切って20分、二次発酵させます。
- 炊飯器のスイッチが切れたら取り出します。熱いうちに仕上げ用の溶かしバターを表面に塗り、砂糖をまぶします。
完全に冷めたら粉砂糖をたっぷり振って、出来上がりです。
もしも一度の炊飯で焼けていなかった場合は、再び加熱してください。
炊飯器を使う「このレシピ」では、本格的なシュトーレンと言えないかもしれません。でも、手軽にできるクリスマスケーキとしては、美味しい「お菓子」ができます。
「なんちゃってシュトーレン」くらいの気持ちで、気軽に作ってみてください。
以上のように「お菓子」を始め、炊飯器を使えば色々な料理を作れます。炊飯器調理の本が出ているくらい、多くのレシピがあるようです。