鶏手羽の鍋料理

手羽先鍋

手羽元
手羽元のイメージ画像

鍋料理の手羽先鍋について、お話したいと思います。
鶏の手羽先には、多くのコラーゲンが含まれています。コラーゲンとは、人間の骨や皮膚に含まれているタンパク質のことです。その量は、体重の約5%だそうです。肌のハリや艶を出すには、このコラーゲンが効果的と言われています。

鶏の手羽先を鍋にすることにより、鶏のコラーゲンがたっぷり凝縮されたスープが出来上がります。この鍋で、コラーゲンをたくさん取ってください。
コラーゲンを含む他の食品としては、「牛すじ」や「豚足」、「ウナギ」や「鮭」などがあります。

レシピ

手羽先鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。

材料

  • 鶏の手羽先・・・6本。
  • 白菜・・・4分の1個。
  • えのき・・・1袋。
  • しらたき(小)・・・1袋。
  • 鶏がらの素(粉末)・・・小さじ3。
  • 水・・・3カップ。
つけだれ
  • しょうゆ・・・適量。
  • 砂糖・・・適量。
  • 酢・・・適量。
  • 赤トウガラシ・・・適量。

作り方

  1. 白菜を、食べやすい大きさに切ります。「えのき」については、「石づき」を落として小分けにします。「しらたき」を茹でておきます。
  2. 鍋に水と鶏がらの素、手羽先を入れて火にかけます。アクが出てきたら取ります。
  3. アク取りが終わったら、白菜、えのき、しらたきを加えて煮込みます。
  4. 「つけだれ」を作ります。器に「しょうゆ」「砂糖」「酢」を入れて混ぜて、そこへ鍋の汁を入れます。お好みで、赤トウガラシを入れます。

手羽先を「つけだれ」につけて、召し上がってください。

鶏手羽元と大根の「やわらか煮」

圧力鍋で作る「鶏手羽元と大根のやわらか煮」のレシピを、ご紹介したいと思います。

材料(2人分)

  • 鶏手羽元・・・6本。
  • 大根・・・1/2本。
  • 結び昆布・・・4枚。
  • 水・・・200ml。

調味料の材料

  • 酒、しょうゆ・・・各大さじ3。
  • みりん・・・大さじ2。
  • 一味唐辛子、練りがらし(お好みで)・・・適量。
  • 砂糖・・・大さじ1。

作り方

  1. まずは、「下ごしらえ」をします
    大根の皮を厚めにむきます。そして「2cmの厚さ」の半月切りにします。
  2. 結び昆布を、分量の水に浸して戻します。戻し汁は、美味しい「だし汁」になります。なので、捨てずにとっておきましょう。
  3. ここから調理を始めます
    圧力鍋に鶏手羽元を入れます。鶏手羽元がしっかりと浸かる程度に、水を加えます。
  4. 「ふた」をして強火にかけます。2目盛りが見えてきたら弱火にして、10分ほど加圧します。
    その後、火を止めます。自然に圧力が下がるのを待ちます。
  5. 圧力が下がったら「ふた」を開けて、戻した昆布と大根、昆布の戻し汁、調味料を加えます。
  6. 「ふた」をして、再び強火にかけます。圧力がかかってきたら弱火にして、3分ほど加圧して火を止めます。
    自然に圧力が下がるのを待ちます。
  7. 圧力が下がったら「ふた」を開けて、味を確かめつつ煮詰めます。
  8. 器に盛り、「お好み」で「一味唐辛子、練がらし」を添えて出来上がりです。

「骨付き」の鶏肉は、煮込むと「うま味が出て来て美味しい物」になります。ぜひ、召し上がってください。
一緒に煮込んだ大根は、鶏肉の「うま味」を吸収しています。なので、とても美味しいです。なお、大根については、厚めに皮をむくことが味をしみ込ませるコツです。

鶏手羽元とカブのスープ

圧力鍋で作る「鶏手羽元とカブのスープ」のレシピを、ご紹介したいと思います。

材料(2人分)

  • 鶏手羽元・・・6本。
  • カブ(葉つき)・・・2個。
  • 長ネギ(青い部分)・・・1本分。
  • ショウガ(薄切り)・・・1枚。
  • 塩、コショウ・・・それぞれ少々。
  • 水溶き片栗粉・・・適量。
  • 水・・・カップ3。

作り方

  1. まずは、「下ごしらえ」をします
    カブの皮をむいて、大きめの乱切りにします。葉の部分を刻みます。
  2. ここから調理を始めます
    圧力鍋に鶏手羽元、長ネギの青い部分、ショウガの薄切り、分量の水を入れます。
  3. 「ふた」をして強火にかけます。圧力がかかってきたら弱火にします。
    5分ほど加圧して、火を止めます。自然に圧力が下がるのを待ちます。
  4. 圧力が下がったら、「ふた」を開けます。(3)から、ショウガと長ネギを取り除きます。
    そして、(1)のカブと葉を加えます。
  5. 再度「ふた」をして、強火にかけます。圧力がかかってきたら弱火にします。
    2分ほど加圧して、火を止めます。自然に圧力が下がるのを待ちます。
  6. 圧力が下がったら、「ふた」を開けます。
    塩・コショウで味を調えます。水溶き片栗粉で、とろみをつけます。

水溶き片栗粉で「とろみ」をつけたスープは、のど越しが良くて、食欲がない時でも美味しく食べられるでしょう。鶏肉の「うま味」がカブにしみこんでいて、美味しいです。
圧力鍋を使えば、短い時間で鶏肉を柔らかく煮込むことができます。ぜひ、お試しください。

手羽先の香りみそ焼きと卵スープ

圧力鍋で作る「手羽先の香りみそ焼きと卵スープ」のレシピを、ご紹介したいと思います。

材料(2人分)

  • 鶏手羽先・・・6本。
  • ニンニク、ショウガ・・・各1片。
  • 長ネギ(青い部分)・・・1本分。
  • 塩・・・少々。
  • 水・・・3カップ。

ゆず味噌の材料

  • 赤みそ・・・大さじ3と1/2。
  • 「ゆず」の表皮すりおろし・・・少々。
  • 卵・・・1個。
  • 白ごま・・・適量。

作り方

  1. まずは、「下ごしらえ」をします
    ニンニク、ショウガをつぶします。
  2. ここから調理を始めます
    圧力鍋に鶏手羽先、(1)のニンニク、ショウガ、長ネギの青い部分、分量の水を入れます。
  3. 「ふた」をして強火にかけます。圧力がかかってきたら弱火にして、10分ほど加圧して火を止めます。
    自然に圧力が下がるのを待ちます。
  4. 圧力が下がったら、「ふた」を開けます。鶏肉を取り出して、スープをこします。
  5. 圧力鍋に(4)のスープを入れて弱火にかけます。塩少々で味を調えます。
    溶き卵をかき回して入れて、卵スープを作ります。
  6. ゆず味噌を作ります。分量の「みそ」に、すりおろした「ゆずの表皮」を混ぜ合わせます。
  7. 取り出した(4)の鶏肉の表面に、(6)の「みそ」を塗ります。「白ごま」を振って、「みそ」が乾く程度に焼きます。
  8. 鶏肉とスープを、それぞれ器に盛ります。

圧力鍋で調理をすれば、鶏手羽先が「ふっくらでジューシー」になります。
そのままほぐして食べても美味しいですが、さらに一工夫をしてみましょう。ゆず味噌をぬって、オーブントースターで軽く焼いてみましょう。
なお、鶏手羽先を調理した後の煮汁については、こして、卵スープにしましょう。

圧力鍋を上手に使いこなして、さらに「お料理上手」になってください。