副作用が少ない穏やかな薬・漢方薬

漢方薬は、全般的に現代薬(西洋薬・化学薬)と比べて、作用が穏やかな薬と言えます。

副作用については、比較的少なくて軽いと言われています。

漢方薬しかし、副作用がない訳ではありません。なので、素人の判断で用いてはいけません。

以下に副作用を起こしやすい漢方薬と、その副作用の症状を書きます。

  • 大黄:腹痛、下痢、食欲不振。
  • 麻黄:食欲不振、多汗、不眠、動悸。
    重症の心臓病の人の場合、「狭心症を起こす恐れ」があります。
  • 甘草:むくみ、血圧の上昇。
    この甘草は鎮痛、消炎効果があるので、多くの漢方薬に含まれています。
  • 附子:熱感、ほてり、発汗、しびれ。
  • 地黄:胃の「もたれ感」。

漢方薬は、個人の「証(しょう)」に合わせて用いることが原則です。
漢方薬が「その人の証」に適していない場合、かえって症状が悪化してしまう危険性があります。例えば、虚証の人に対して強力な下剤や発汗薬を用いることは、不適切と言えます。

瞑眩

その人の証に合っている漢方薬を用いているのに、不快な症状が出る場合があります。
これは瞑眩(めいけん)と呼ばれる症状です。副作用と症状が似ているので、区別がつきにくいことがあります。

瞑眩の場合、症状が出るのは薬を服用し始めた最初の2日間から3日間です。その後は症状が治まり、快方に向かいます。
これは、薬が体に作用している証拠となります。漢方医学では、むしろ好ましい反応と考えられています。

漢方薬
この記事をシェアする

グッズ・メモランダム