ハードディスク装置が壊れたら、業者によるデータ復元

故障する可能性があるハードディスク

ハードディスク装置

パソコンには、大容量のハードディスクが付いています。このハードディスクは機械なので、消耗品と言えます。なので突然、故障してしまうということがあります。

また、人のミスで壊れてしまう事もあります。例えば、コーヒーをパソコン本体にこぼした時などです。
パソコンを使いながらコーヒーを飲むという人は多い、と思います。もしもパソコン本体にコーヒーをこぼしてしまったら、本体を始め、ハードディスクも故障してしまう可能性があります。そうなったら、パソコンは起動しなくなるでしょう。

パソコンの近くで飲食をする際は、十分に注意しましょう。可能なら、パソコンの近くで飲食しないようにしましょう。

ハードディスクが物理的に壊れた時、メーカーに修理を依頼できます。その場合、新品のハードディスクに交換となるでしょう。一般的に、ハードディスクの中を開けて修理する事はできないからです。なので、ハードディスク内のデータを失うことになります。

ハードディスク・クラッシュの状況

ハードディスクがクラッシュする時の状況には、いくつかあると思います。ここでは、一つの例を挙げてみたいと思います。

例えばWindowsのエクスプローラを起動した際に、OSがいきなりフリーズしてしまい、ハードディスクから「カッコン、ガー」などと嫌な音が聞こえています。
その状態で再起動したら、起動中にフリーズしたまま(応答なしのまま)となり、ハードディスクからはずっと音が出ている、という状況です。

パソコン起動時にクラッシュしたハードディスクにアクセスして、フリーズしたようです。
仕方ないのでパソコンの電源を落として、故障したと思われるハードディスクを物理的に切り離して、起動してみました。そうすると問題なく起動しました。

試しにハードディスクを調べてみると、熱くもないし基盤も異常なさそうです。チップが黒焦げになっている気配も見当たりません。ということは、ハードディスクの内部でディスクが破損しているトラブルだろう、と予想できます。

このようなディスクのクラッシュは、突然に起きるようです。ある意味、予測不能な出来事と言えます。

記憶装置が故障した場合のデータ復元

パソコンやハードディスクを落としたりして、強い衝撃を与えてしまい、ハードディスク装置を物理的に壊してしまった場合など、どうすれば良いでしょう。

ハードディスクの記憶装置が物理的に故障した場合は、

復元ソフトではデータを復元できないでしょう。

強い衝撃によってハードディスクがクラッシュした場合や、装置に水を掛けてしまったり、落雷のために装置が破損した場合は、復元ソフトではどうにもならないと言えます。

業者に、データ復元を依頼

個人でデータの復元が可能であるのは、誤操作などの論理障害によるトラブルに限定されるようです。

落下や衝撃などが原因の物理障害によってデータが消えた場合は、データ復旧の専門会社に依頼することになるでしょう。クラッシュなど、物理的に故障しているハードディスクからデータを復元するのは、素人にはできないです。

そのような壊れたハードディスクからデータを復元する場合、専門的な技術と設備を備えた業者に、データの復元をしてもらうことになります。
ただしデータ復元の費用は、かなり高額になるでしょう。そのため、データ復旧したいファイルの重要度と、それが復旧できない場合の損失を、比較検討することになります。
なお、高額な費用をかけたからといって、全てのデータが必ず復旧できる訳ではありません。

業者に修理を依頼した場合、ディスクの中身・ファイルの中身などが業者の人に見られてしまうかも?という不安があるかもしれません。ですが多くの場合、心配はないと思います。ハードディスク装置は、廃棄処分されるからです。

例え見られたとしても、システム領域だけだろうと思います。その辺は、人の良心の問題になります。なので少しでも評判が良い業者、信頼ができる業者を選びましょう。