電子書籍、おすすめの理由

電子書籍を「おすすめする理由」

検索のしやすさ

紙媒体の書籍もいいけれど、電子書籍を「もっと活用したい」と思っています。バックナンバーの保管や記事の検索などは、やはり電子書籍のほうが便利だと思うからです。

「検索するなら、電子ファイルのほうが便利だと思う」
そう思って、過去に購入した書籍などをスキャナーで読み取って、電子書籍化することに頑張っていた時期がありました。ですが今では、スキャンする作業をやめてしまいました。本を裁断してスキャナに読み込ませるという作業が、面倒くさくなったからです。

その後は主に電子書籍やWEB記事、メールマガジンを読むようになりました。そして、紙媒体の書籍や雑誌を購入しなくなりました。
もしも読みたい書籍があれば、最初から電子書籍を買えばいいと思っています。
※紙媒体の書籍の中には、購入者に対して、電子媒体、例えばPDF版を配布している書籍も見られます。これは親切なサービスだと思います。

保管のしやすさ

もしもコミックや小説が最初から電子書籍だったら、部屋がスッキリ片付くと思います。
スマートフォンやタブレット端末、パソコンの中に、多数の書籍データを保存できます。これなら、部屋に本棚は不要です。

一昔前のことになりますが、2008年当時のベストセラーの中には、ケータイ小説から生まれたものが目立ちました。
ケータイ小説という呼び方をしていますが、これは電子書籍と言っても良いでしょう。当然、ケータイ小説は携帯電話の中に入っている文字データなので、本を持ち歩く必要はありません。なので「ケータイ小説の重さ」は、0グラムと言えます。
今思えば「その当時」から、書籍の電子書籍化が進んでいたように思います。

SDカードに保管

電子書籍の中には、SDカードに保管できる物もあります。例えば1枚のSDカードに数十冊以上の書籍を収納できます。これなら書籍を置いておくスペースも不要となります。
そして重たい書籍を持ち歩く必要も、なくなります。通勤や通学途中の電車やバスの中に、書籍や漫画を入れた重たい鞄を、持ち歩く必要はないです。実際のところSDカードと、電子書籍を読むための端末を持ち運べば良い、と言えます。

また、不要になった書籍の処分に困ることもありません。必要でなくなった電子書籍は、SDカードから消去するだけです。

入手のしやすさ

私は普段からスマートフォンやパソコンなどの電子端末で、ニュースやエンターテイメントの記事を読む事が多かったです。なので電子書籍を利用する事に、あまり抵抗はなかったです。

以前に、ある漫画の電子書籍を全巻一気に購入しました。「全部読みたい!」と思った時に、自宅からネット経由で全巻を購入できるのは、電子書籍ならではの「便利さ」だと思いました。

電子書籍なら、24時間いつでも好きな時に購入できます。インターネットを利用できるなら、ダウンロードで購入可能です。
紙媒体の書籍をネット経由で注文すると、自宅に配送されるまで待つことになります。だけど電子書籍では、待たされることはありません。

また先日、企業が業務に関するレポートを電子ファイル(PDF版)にしてインターネット上で配布していました。レポートは速報性も求められていると思うので、電子ファイルにして多くの人に配るというのは理に適っている、と思いました。

種類が少ない?

以上のような利点がある電子書籍ですが、不満な点もあります。
例えば、電子書籍の種類が少ない点です。電子化されていない書籍が、まだまだ「たくさんある」と思います。現実的には、紙の書籍と電子書籍を、その都度「使い分ける必要がある」かもしれません。

商用の電子書籍については、日本の出版社の多くは電子書籍を嫌がっている様にも見えます(2011年当時)。もしかしたら電子書籍では、あんまり利益を得られないのかもしれません。
だけど電子書籍が普及していく事は、「止められない流れ」だと思います。従来の紙の本と同じくらいに、電子書籍が普及してゆくでしょう。

読みやすい電子書籍リーダー

私自身は、最初に読んだ電子書籍は漫画でした。ですが実は、有益なビジネス書籍も電子書籍で読めるようになっています。仕事術から資産運用・財テクなど、最新の情報が満載のビジネス書籍も、電子書籍で読めます。

ちょっと昔のことになりますが、お金儲け関係のビジネス雑誌を電子書籍で読んでいたことがありました(その雑誌は残念ながら、出版社が倒産して休刊になってしまいました)。

その当時、パソコンのディスプレイ機器で電子書籍を読んでいたのですが、電子書籍を表示する専用ソフトがやや使いにくくて、快適に読めないと困っていたことがありました。
縦スクロールや改ページの操作をやりにくかったり、横スクロールしないとページ全体を閲覧できなかったりと、不便でした。

電子書籍リーダーストレスなく長文を読む場合、やはり電子書籍専用の端末のほうが読みやすいかもしれません。電子書籍の専用端末のほうが、目に優しくて長時間読んでいても疲れないと思います。