目の健康に大切な事、コンタクトレンズのケア

コンタクトレンズ疾患の原因

コンタクトレンズコンタクトレンズで起こる障害疾患は、多くの場合で原因が決まっています。
以下に、まとめてご紹介したいと思います。

レンズケアが間違っているため

取扱説明書に書いてあると思いますが、そのレンズと同じメーカーのケア用品で「お手入れすること」が原則となります。ケア用品は、そのメーカーのレンズに合うように研究されている、と言われているからです。

また、正しくケア用品を使っていても、レンズの状態によっては「汚れ」が落ちにくい場合もあるそうです。レンズのケアについて心配なら、眼科に行った時などに相談してみましょう。

自己流で装用するため

例えば酸素透過性のハードレンズの場合、寝る前に外すことになっているのに着けたままにしていたなどです。
あと、使い捨てコンタクトレンズの使用では、装用時間を守らないなどです(2週間用なのに1ヶ月間も使ってしまうなど)。

このような無理な装用をしていると、目に障害が起きてしまいます。

目の状態が変化するため

目の状態は、いつも変わっていきます。例えば花粉症の方は、アレルギーの時期ではレンズに「汚れ」が付きやすかったり、涙が多くなったりします。

目について、自己管理が必要です。定期検診で、眼科医と相談できるようにしておきましょう。

医師の処方が間違っていたため

稀なことだと思いますが、医師の処方が間違っている場合があります。

ドライアイの患者さんに対して、通常のソフトコンタクトレンズを処方してしまったという事例があるそうです。
その他にも、眼科医の指導が不十分なために、コンタクトレンズ使用者がケアの仕方を間違ってしまったこともあるそうです。

コンタクトレンズで失明する可能性

失明する原因の一つに、アカントアメーバがあります。
アメリカのソフトコンタクトレンズ使用者の中から、角膜炎から失明してしまう患者が出たことがあったそうです。その当時、アメリカは水道水で洗浄液を作る「やり方」が主流でした。その水道水より、アカントアメーバが増殖してしまったようです。

原始的な原虫であるアカントアメーバは、水道水や土の中で生息しています。
ソフトコンタクトを水道水で洗い、目に装着した時、角膜に傷があったりすると感染してしまうそうです。
また、土が付いている手で目をこすった場合でも感染するようです。

感染してしまうと、早期発見が難しいそうです。眼科医が診ても、角膜ヘルペスのようにしか見えないことから、治療が遅れてしまうことがあるそうです。その間に角膜が白濁してしまい、失明という事態になってしまうようです。

感染を防ぐために、水道水でソフトコンタクトレンズを洗ったり、装用したまま洗顔したりしないようにしてください。

決められた通りにコンタクトレンズを使用して、ケアしてください。
(心配な人は、専門医に相談してください)。

コンタクトレンズ・ケアの確認点

コンタクトレンズは小さくて薄くて、とてもデリケートな物です。なので取り扱いには、注意が必要です。正しくケアをして、コンタクトレンズを良い状態で使うようにしましょう。

手について

レンズを取り扱う前に、石鹸で手を洗いましょう。
水で手を洗っただけでは、「手の汚れ」は取れていないからです。

手の爪を、短く丸く切っておきましょう。
爪が長いと、レンズの破損や汚染の原因になります。ソフトレンズは柔らかいので、破れてしまうことがあります。

レンズの確認

装用前と外した後に、レンズを確認しましょう。
レンズの「ふち」が欠けていたり破れていたりなど、いつもと違う事があれば、早めに眼科を受診しましょう。

レンズを取り扱う際は、清潔な場所・落としても見つかりやすい場所で、レンズを取り扱いましょう。
物がいっぱいある所では、レンズを落とした時に探しにくいです。
洗面所ではシンクに栓をして、レンズを流してしまわないようにしましょう。

化粧について

化粧する時は、レンズを装着してから行ないましょう。
装着前に化粧をすると、手や指に「石鹸では落ちにくい汚れ」が残ります。その「汚れ」がレンズに付着してしまいます。

なお、目の周りについては、なるべく化粧をしないようにしましょう。
アイメイクは、レンズの劣化を早める要因となります。特にアイラインとマスカラは、レンズが汚れる原因となります。

正しい方法でケアしましょう

コンタクトレンズのケア用品コンタクトレンズについて不調を訴える患者さんの中には、間違ったケアをしている場合があります。そのために「汚れ」が取れなくて、結膜炎などになってしまうようです。

ソフトレンズの場合では、きちんと煮沸消毒をしているけれど、その煮沸をする前に、必要な洗浄をしていなかった、という間違ったケアをしている事例があるようです。
ハードレンズの場合では、「こすり洗い」が必要なレンズについて、浸け置き洗浄だけ行なっていた、という間違ったケアをしている事例があるようです。
ソフトレンズやハードレンズの種類によって、それぞれ必要なケアがあります。適切なケアを行なうようにしましょう。

コンタクトレンズを購入する際は、どんなケアが必要か確かめてから購入しましょう。
きちんとした方法でケアを行なえば、レンズの寿命が延びるでしょう。それは、お金の節約にもなります。

こすり洗いタイプのハードコンタクトレンズ

こすり洗いタイプのハードコンタクトレンズについて、ケア方法をお話したいと思います。

レンズをはずして、人差し指と中指にレンズを乗せます。洗浄液を、3滴から4滴落とします。
レンズに爪をあてないようにして、親指、人差し指、中指を使ってレンズをこすります。この時、出来れば100回こすってください。
洗い終わったレンズを、洗浄液または水道水で洗い流します。
保存液を満たした専用のケースに、洗ったレンズを収納します。
装用する時はケースから出して、洗浄液または水道水で洗ってから装用します。

つけおき洗いタイプのハードコンタクトレンズ

つけおき洗いタイプのハードコンタクトレンズについて、ケア方法をお話したいと思います。

レンズケースに保存液を入れます。そして、酵素剤を1滴から2滴加えます。
レンズケースの中に、外したレンズをつけ込みます。一定の時間、そのままにしておきます。
装用する時はケースから出して、洗浄液または水道水で洗ってから装用します。

なお、ケアの方法はレンズによって「違い」があります。取扱説明書に従ってください。
例えば「こすり洗い」については、毎日行ない、1週間に一度だけタンパク除去を行なう、というケア方法もあるそうです。

タイトルとURLをコピーしました