元気が出るコンビーフ

コンビーフコンビーフとは、塩漬けにした牛肉の缶詰のことです。元々は船の保存食や、イギリスの海軍や陸軍の食料として用いられていました。
また日本では、缶詰の物が主流ですが、海外では缶詰ではない生のコンビーフもあるようです。

コンビーフの主な成分は、タンパク質と脂肪です。その他にビタミンや亜鉛、鉄などの栄養があります。
コンビーフは、滋養強壮疲労回復の効果を期待できる食品です。なので、「疲れ」が溜まっている人の味方になってくれるでしょう。

コンビーフの缶詰は調理して味付けすることなく、そのままで使えます。とても美味しいので、一缶くらいなら無理なく食べられるでしょう。
ですが、例えば「お弁当」の「おかず」として一缶全部を使う場合、ボリュームがありすぎます。カロリーも多すぎ、と言えます。
コンビーフの一缶を、夕飯と翌日の「お弁当」の2回で使うようにする、と良いでしょう。

コンビーフとキャベツの炒め物

コンビーフにソースを少し加えて炒めることで、「香ばしさ」を出した料理です。
コンビーフの塩気が、炒めたキャベツによく合います。
コンビーフについては、形が崩れるくらいまで炒めたほうが、その味が全体に馴染みます。
マヨネーズは隠し味です。ほんの少しだけ入れてください。味付けで物足りない時は、塩とコショウで味を調整してください。

材料

材料の分量は、一人分の目安です。作りたい量に合わせて調節してください。

  • コンビーフ …… 50g。
  • キャベツ …… 1枚。
  • 玉ねぎ …… 1/8個。
  • サラダ油 …… 小さじ1杯。
  • ソース …… 小さじ1杯。
  • マヨネーズ …… 少々。
  • 青のり …… 少々。
  • 塩、コショウ …… お好みで加えてください。

作り方

  1. 「キャベツ」と「玉ねぎ」を千切りにします。
  2. コンビーフについては、2センチくらいの厚さに切ります。
  3. 熱したフライパンにサラダ油をひき、「キャベツ」と「玉ねぎ」を炒めます。
  4. しんなりしてきたら、コンビーフを加えてよく炒めます。
  5. マヨネーズを加えて炒めたら、 ソースを加えて味を調えます。
  6. 冷めたら皿に乗せて、「青のり」を振り掛けます。

「青のり」と「ソースの香り」が食欲をそそります。なので、ご飯がすすむでしょう。

コンビーフ鍋

コンビーフ鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。もしも普段コンビーフを食べることがない人でも、ぜひ鍋料理で召し上がっていただきたいと思います。

材料

  • コンビーフ(缶詰) …… 1缶。
  • キャベツ …… 200g。
  • マッシュルーム …… 4個。
  • コンソメ(固形) …… 1個。
  • 卵 …… 2個。
  • 塩 …… 少々。
  • こしょう …… 少々。
  • 水 …… 600cc。
  • カップ牛乳 …… 350cc。

作り方

  1. キャベツを、食べやすい大きさに切ります。マッシュルームを、半分に切ります。
  2. 鍋に水、牛乳、固形コンソメを入れて煮ます。
  3. 鍋にコンビーフ、キャベツを加えて煮込みます。キャベツが柔らかくなったら、塩、コショウで味を調えます。
  4. 卵を加えて、出来上がりです。卵については、しっかり火を通しても半熟でも、どちらでも良いです。お好みで召し上がってください。