始まりはシアトルスタイルの飲み歩き、スターバックス
スターバックス
コーヒー店のフランチャイズはスターバックスを始め、数多くあります。主な例を挙げると、ドトールコーヒー、プロントコーポレーション、珈琲館、タリーズコーヒージャパンなどがあります。
それらコーヒー店のフランチャイズで一番有名なものと言えば、スターバックスでしょう。
スターバックスコーヒー(Starbucks Coffee)は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトルに本社を構えるコーヒーのチェーン店です。日本には、1996年に第一号店を出店しました。今では全国に、そのチェーン店があります。
スターバックスのフランチャイズはアメリカ発のサービス業という事もあり、経営方針から接客スタイル、店舗の衛生状態、商品管理など、様々な項目がマニュアル化されています。なので、コーヒーおよび接客業に関する知識がない初心者でも、運営が可能と言えます。
店で提供しているサービスに関してマニュアル化することで、サービスを均質化できると思います。どこの店舗に行っても、お客様が同じレベルのサービスを受けられるようにするために、サービス内容をマニュアル化しているとも言えます。
フェアトレード
世界的なコーヒーチェーン店であるスターバックスは、フェアトレードより得たコーヒー豆も使っています。
その「きっかけ」は、スターバックスはフェアトレードのコーヒー豆を使うべきだという強いプレッシャーだった、とされています。国際的にも発展途上国の貧困が問題となっており、大手であるスターバックスに対して社会的責任を負ってもらうべき、という意見が多数あったのでしょう。
フェアトレードは途上国と取引を行なうため、取引と援助をセットにして取り扱われがちです。ですが本来は、フェアトレードに対しては貧困を救済するという姿勢が優先されるべきという事です。
フェアトレードに関係あるコーヒーは、その価格がやや高いかもしれません。消費者の立場から考えると、10円でも安い物を選びたいと思うでしょう。ですが、たまにはフェアトレードの物を優先して選んでいただけたらと思います。これからもずっと美味しいコーヒーを飲み続けるには、途上国のコーヒー産業の発展が必須だからです。
シアトルスタイル
有名なコーヒーチェーン店であるスターバックスを、利用した事のある人は多いと思います。繁華街の街中はもちろん、田舎のショッピングモール内でも見かけるコーヒーショップです。
このスターバックスの始まりは、1986年にシアトルスタイルを用いた飲み物の販売でした。シアトルスタイルとは、飲み歩きできるというスタイルのことです。シアトルから生まれた、アメリカの食文化と言えます。
飲み歩きできるとはテイクアウトの事であり、現在ではよく見られる販売方法です。ですが
という事だそうです。
ちなみにスターバックスの初めての海外進出は日本でした。1996年に東京に進出しました。当時東京の人たちは、スターバックスのテイクアウトを利用して、どう思ったのでしょうか。私の勝手な予想になりますが、クールな(かっこいい)コーヒーの飲み方だと歓迎したと思います。
ドリンクサイズ
スターバックスのドリンクサイズには、日米で違いが見られます。たぶん、それぞれの食文化の違いによるものでしょう。
アメリカのスターバックスでは、デミ・ショート・トール・グランデ・ベンティ・トレンタの6サイズがあります(2012年当時)。これらの中で、トール・グランデ・ベンティの3種類がメニューに掲載されているそうです。
ちなみに、グランデの意味は大きいという意味だそうです。イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語における、英語のlargeという意味です。
ベンティの意味は数字の20という意味です。これはイタリア語です。よってアメリカのベンティサイズは、20 US fl oz(20オンス)となります。
なお、日本のスターバックスでは、ショート・トール・グランデ・ベンティがメニューに掲載されています(2012年当時)。
ミリリットルの目安
これらドリンクサイズを示す言葉は、その響きは「かっこいい」ですが、どのくらいの容量なのか?よくわからないかもしれません。
mL(ミリリットル)ではどのくらいか、何となく知っておくと良いでしょう。
- デミの内容量:89mL
- ショートの内容量:240mL
- トールの内容量:350mL
- グランデの内容量:470mL
- ベンティの内容量:590mL
- トレンタの内容量:920mL
タンブラー
スターバックスのタンブラーは、とても人気があるそうです。
クリスマスなどの期間限定品や数量限定品、地域限定品などがあり、人気のタンブラーは販売するとすぐに完売になってしまうそうです。
例えばスターバックスの築地店では、築地限定のタンブラーを販売しています(2009年当時)。
このタンブラーには、魚偏のつく漢字がたくさん書かれています。まるで「お寿司屋の湯呑み」のように、漢字が書かれています。
このように「ご当地限定」のタンブラーは、お土産やプレゼントに喜ばれる品物と言えます。特に、スターバックスをよく利用している人に喜ばれるでしょう。
ちなみにネットオークションにおいても、スタバのタンブラーは人気商品となっているようです。