「骨盤の歪み」など、「下半身太り」の原因

私の下半身、ちょっとぽっちゃりしている。
なんでだろう…。

「下半身太り」の原因には、以下のものがあります。

  • 骨盤が歪んでいることで、脂肪の代謝が悪いから。
  • 脂肪を貯蔵するレセプターが多いから。
  • 姿勢が悪くて脚が歪み、その歪んだ部分に余分な「ぜい肉」が付いたから。

日常生活では、姿勢を正す、下半身を動かすようにしましょう。
「下半身太り」を改善できる可能性があります。

「骨盤の歪み」など、「下半身太り」の原因

下半身太り
下半身太り

特に女性の中では「下半身太り」を気にしている方が多い、と思います。

実際のところ、上半身よりも下半身のほうが太りやすい要因は、確かにあります。

脂肪の代謝が悪くなる、骨盤の歪み

「下半身太り」の原因としては、「骨盤の歪み」にあると言われています。

骨盤が歪むことによって、下半身全体が歪みます。
そして「血液」や「リンパ液の流れ」が悪くなり、脂肪の代謝も悪くなります。

すると、脂肪やセルライトがついてしまい、それがさらに「血液」や「リンパの流れ」を悪くします。
このような悪循環に陥ってしまうそうです。

脂肪を貯蔵するレセプターが多い事

女性が「下半身太り」になりやすいのは、脂肪を貯蔵するレセプターが、体の中で特に下半身に多く配置されているからだ、と言われています。

レセプターとは、脂肪の貯蔵・放出をコントロールする受容体の事です。

下半身には、脂肪を放出するレセプター1個につき、脂肪を貯蔵するレセプターは6個あると言われています。

そして上半身では、全く逆になっています。

なので下半身は、上半身に比べて6倍も脂肪を溜め込みやすくなっている、ということです。

余分な「ぜい肉」が付く、歩き方や姿勢が悪い事

姿勢が悪い女性

脚が太くなってしまう原因は、肥満だけではありません。
歩き方や姿勢も、その原因となっています。

普段から歩き方や姿勢が悪いと、体のバランスが崩れてしまいます。
その際、体は無理にバランスを保とうとします。

そのため、体のある部分(脚のある部分)が歪み、その歪んだ部分に余分な「ぜい肉」や「筋肉」が付いてしまいます。

この結果、脚が太くなってしまう場合があります。

脚痩せしたい人は、自分の歩き方や姿勢を今一度チェックしましょう。
普段、体のバランスを崩していないか、見直してください。

食べ物や姿勢が原因で、下半身の水太り

食べ物や姿勢が原因で、下半身に水分が溜まってしまうこともあります。
いわゆる下半身の水太りです。

海藻やフルーツを食べずに、味の濃い物や加工食品などを食べ過ぎると、カリウムとナトリウムのバランスが崩れます。

そしてタンパク質不足を起こして、組織内に水分が停滞します。

悪い姿勢や正座、脚を組んで座るなどの習慣が、動脈やリンパ管を圧迫します。
そして、下半身の水分を停滞させることもあります。

日常では下半身は一定の動きなので、下半身の運動不足

下半身に比べて、上半身のほうがよく動かしているという事があります。

体の中で、一番動かしているのは「まぶた」です。
その次に動かしているのは「指」「肘」「手首」ということです。

上半身のほうを動かしている事が、よくわかります。上半身なら、座っていても寝ていても動かせるからです。

また、日常生活の中で、上半身というのは案外「ストレッチ系の動き」をしているそうです。

これに比べて、下半身は一定の動きしかしていないです(座る・歩くなど)。

自分の気になる「お肉」が下半身のどの辺りについているか、よく見てみましょう。

多くの場合

  • 「お尻から太ももの後ろ」にかけて、
  • 「ふくらはぎ」の内側など、

そのような部分に余分な肉がついている、と思います。

たまに運動をすると、この「お肉」がついている周りの筋肉が、筋肉痛になることが多いようです。
それだけ日常生活で、この部分を動かしていないと言えます。

日常的に動かさないなら、動かしてあげれば良い事がわかります。

どうしても「下半身の太さ」が気になる方は、脚を動かす運動をしましょう
運動は、「部分的な引き締め」に最適だからです。

ちなみに、日常でよく使う「太ももの前面」などは、脂肪はついていないと思います。

「脚太り」の種類の一つ、筋肉太り

ところで「脚太り」の種類の一つに、「筋肉太り」があります。

この「筋肉太り」の原因は、

  • 筋肉はスポーツを辞めても変わらないため、
  • 食事を減らしても変わらないため、

筋肉太りになってしまうということです。

その見分け方は、

  • 筋肉っぽいけれど脚が硬い。
  • 筋肉の力が弱く見える。力を入れても「筋肉の動き」があまり見えない。

このような特徴があるかどうかで、見分けます。

「筋肉太り」を解消する方法は、筋肉っぽい部分を筋肉に戻すことです。

その方法は、やはり運動することです。
緩やかな運動をして、筋肉の萎縮を解消します。
代謝がアップすれば、「脚痩せ」を実現できるでしょう。

ダイエットするなら、定期的に運動する事も取り入れてください。見た目がカッコよくなるからです。

もしも「下半身太り」が思い込みなら、ダイエット不要

「ダイエットの悩み」で、次のような事があります。

  • 上半身に比べて、下半身が太っている。
  • 下半身ばかりが太っている。だから、ズボンを履きたくない。
  • 下半身が太っているので、ズボンにシャツを入れられない。
  • どうしたら「下半身痩せ」ができますか?

このような「悩み」があります。
このような「悩み」を持つ人は女性が多い、と言われています。

しかし「下半身太り」というのは、本当の事なのでしょうか?
今一度、確認しましょう。

女性の多くが、自分の事を下半身が太っていると思いがちです。

しかし周りの人は、それについてどう思っているのでしょうか?
逆に自分が周りの人を見た時、下半身が太っている人はそんなに多いでしょうか?

実際のところ、自分の下半身が太っていると「思い込んでいる人も多い」と思います。

思い込みなら、その人の下半身はそんなに太っていないと言えます。
よって、下半身ダイエットをする必要はありません。

実は、そこそこ美脚だった
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