骨盤を正しい位置に戻してゆく、骨盤矯正体操

簡単な体操をすることで、骨盤を正しい位置に戻してゆける、と聞きました。
ぜひ、やってみたいです。

骨盤矯正体操には、以下のものがあります。

  • 腰を持ち上げる体操。
  • 内ももを鍛える体操。
  • 腰だけをゆっくり回す体操。

骨盤矯正体操を毎日続けたら、骨盤の歪みを改善できる可能性があります。

骨盤を正しい位置に戻してゆく、骨盤矯正体操

骨盤矯正体操は、骨盤周りの筋肉を強化したり、ストレッチしたりすることで、骨盤の位置を正しい状態に戻すことを目的としています。

骨盤矯正体操を続けて行なっていると、骨盤は正しい位置に戻っていきます。

この骨盤矯正体操によって、骨盤の歪みを改善できます。

骨盤の歪みは、以下の要因によって起こります。

  • 姿勢や歩き方、座り方などの日常生活の癖。
  • 妊娠や出産、加齢。

もしも骨盤の歪みが治ってゆくと、ポッコリと出た「お腹・お尻」の余分な「お肉」が取れて、スッキリした体になったりします。

ただし、一日や二日ほど骨盤矯正体操をしたくらいでは、思い描いたプロポーションになれません。

自分の骨盤の状態に合った骨盤矯正体操を、毎日続ける事が大事です。

焦らずに、ゆっくりと体操を続けましょう。

サボると、骨盤の位置がせっかく戻りそうだったのに、また逆戻り、ということもあります。

腰を持ち上げる骨盤矯正体操

腰を持ち上げる骨盤矯正体操

腰を持ち上げる骨盤矯正体操を、ご紹介したいと思います。
寝ながらできる体操です。

  1. まずは、仰向けに寝ます。
  2. 腕を体の脇に、くっつけます。
    「気をつけの姿勢」みたいに、「手のひら」を「太もも」にくっつけます。
  3. そして膝を90度に曲げて、肩幅ぐらいに開きます。
  4. その姿勢のまま、腰を持ち上げてゆきます。
    膝から肩までのラインが直線になった姿勢で、7秒間、その姿勢を保ちます。
  5. 7秒間経った後、腰をゆっくりと下げてゆき、全身の力を抜いてリラックスします。

以上の動作を、数回繰り返します。

繰り返した後、3分間休憩します。

その際、大の字になって休みます。
わざわざ大の字になって休むのは、運動によって骨盤を正しい位置に治した際、その位置を安定させるためです。

「内もも」を鍛える骨盤矯正体操

骨盤矯正体操の中でも、女性に「おすすめな体操」があります。

それは、「内もも」を鍛えるための体操です。
「内もも」を鍛える体操をして、骨盤を矯正してください。

「内もも」の筋肉を鍛えることで、

  • 生理不順や便秘の改善、
  • スムーズな出産が可能になる、

と言われています。

その他、

  • ほっそりとした美脚を目指す、
  • 引き締まったヒップを目指す、

これらも可能です。

「内もも」の状態を確認

まずは、「自分の内もも」の状態を確認しましょう。

  1. 仰向けに寝て、両足の親指をくっつけます。
  2. その後、誰かに両足の先を外側に引っ張ってもらいます。
    その際、親指が離れないように我慢してください。

結果として、親指がなかなか離れないようなら、あなたの「内もも」は引き締まっています。

最初離れないように我慢したけれど、結局親指が離れた場合、「内もも」の筋肉を鍛えることで「内もも」をもっと引き締めることができます。

親指が簡単に離れてしまう場合は、「内もも」の筋肉を鍛える必要があります。

「内もも」を鍛える骨盤矯正体操のやり方

「内もも」を鍛える体操は、とても簡単です。
寝ながらできる体操です。

  1. まず仰向けに寝て、手足をまっすぐに伸ばします。
  2. 両足の「つま先」を頭のほうに向けて、反らします。足首を直角にします。
    この時、足の甲が頭に対して直角になるように頑張ります。
  3. 次に、足を少し上げて、両足の親指を勢いよくぶつけます。

以上の動作を、無理のない範囲で何回か繰り返してください。

「内もも」の筋肉は、普段あまり鍛えられません。
この部分は筋肉に比べて、脂肪が多い部位です。
だけど簡単な運動によって、「内もも」は十分に鍛えられる部位です。

そして、このような「内もも」の体操を続けることで、「生理痛」や「便秘の悩み」などを改善できます。

腰だけをゆっくり回す骨盤矯正体操

腰を回す体操
腰を回す体操・イメージ画像

腰だけをゆっくり回す体操は、骨盤のバランスを整えられる骨盤矯正体操の一つです。

  1. まずは、足を肩幅に開いて立ち、軽く膝を曲げます。
  2. 腰に手をあてて、頭を動かさないように腰だけゆっくりと回します。
    この時、「右回り」と「左回り」を交互に行ないます。
    前後左右に腰を動かす際、その「動かす大きさ」を同じにします。
    あまり大きく動かす必要はありません。
    バランス良く回します。

ポイントは、フラダンスのように腰だけを動かして、ゆっくりとバランス良く行なう事です。

上手く腰を回せているか、鏡があれば確認しながら行ないましょう。

  • へっぴり腰になっていないか、
  • 膝が伸びきっていないか、
  • 左右同じ動かし方になっているか、

確認してください。

体調はそれなりに良くなっていく、骨盤矯正体操を始めましょう

今日から、骨盤矯正体操を始めよう。
そう思っている方がいる、と思います。

例えば、40代の女性の方で、年齢とともに広がった骨盤を治したいから、骨盤矯正体操を始めたい。

そんな方がいる、と聞きます。

骨盤矯正体操を始めるということは、自分の身体と向き合うということです。

骨盤は私たちの体の中心であり、姿勢や内臓の働きに大きな影響を与えます。
もしも骨盤が歪んでいると、様々な体調不調や痛みを引き起こす可能性があります。

骨盤矯正体操は、骨盤の歪みを整えるだけでなく、筋力や柔軟性も向上させる効果があります。

よって、骨盤矯正体操を続けることで、体調はそれなりに良くなっていくと思います。

なお、骨盤矯正体操は、すぐに結果は出ません。
コツコツと継続することが大切です。

そのためには、自分の目標や動機を明確にすることが必要です。

  • なぜ骨盤矯正体操を始めたいのか。
  • どんな効果を期待しているのか。
  • どんな方法で実践するのか。

体操のやり方について、自分に合ったプランを立てましょう。
例えば、毎日無理せず、5分間だけ体操するというプランで、とりあえず良いと思います。

骨盤矯正体操は、自分の身体を変えることですが、もしかしたら、自分の日常を変えるきっかけになるかもしれません。

骨盤矯正体操を、ぜひ始めましょう。

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【まとめ記事】腰痛やポッコリお腹などを解消する、骨盤矯正

骨盤矯正の方法で、以下のような方法をご紹介しています。 日常生活で、常に背筋を伸ばす。 ステッパー器具による足踏み運動。 寝ながらできる骨盤矯正ストレッチ。