ぽっこり「お腹」を引っ込める、簡単な運動

見た目がっかり…ぽっこり「お腹」

ポッコリお腹

去年よりもウエストのサイズが大きくなってしまい、今まで着ていた洋服を着るのを諦めてしまった。そんな「悲しい思い」をした方もいるでしょう。

ウエストサイズは、ファッションにおいて悩みの種となりますが、健康診断においても重要な要因となっています。

例えばメタボ健診では、メタボの判定基準の一つとしてウエストサイズがあります。男性が85cm以上、女性が90cm以上の場合がメタボの基本条件ということです(2008年当時)。

なおメタボの判定では、ウエストサイズの基準だけで判定しません。その他の条件とあわせて判定されます。

ウエストサイズが大きい方は、ぽっこり「お腹」でも悩んでいると思います。その原因は、下半身や腰回りの筋肉が衰えたからと言われています。

背骨と足の付け根を繋ぐ筋肉が、引き締まっている時と緩んでしまっている時では、姿勢が全然違います。下半身や腰回りの筋肉が緩むと、実際に「ぽっこりお腹」になってしまい、体のスタイルも大きく変わってしまいます。

ぽっこりと膨らんだ「お腹」では、ファッションにおいても健康面においても不都合がありそうです。なので何とか、ほっそり「お腹」にしたいです。

お腹を引っ込める簡単な運動

お腹に脂肪がくっついて、ぽっこり「お腹」になってしまった。お腹は、痩せたい部位の第一位と言って良いくらい、ダイエットしたい部分と言えます。

ここでは「お腹を引っ込める」のに役立つ簡単な運動を、ご紹介したいと思います。

上半身起こし

  1. 仰向けに寝ます。足を肩幅くらいに開いて膝を立てます。
  2. 「みぞおち」を引っ込める感じで、下腹に力を入れます。
  3. その下腹に力を入れた状態で、ゆっくり「おへそ」を見る様に上半身を起こします。その際、肩甲骨を床から離すようにしてください。

とても簡単な運動なので、ぜひ毎日の習慣にしてください。寝る前とか朝起きた時とか、決まった時間に運動しましょう。

腰を「ひねる」

こちらも、ぽっこり「お腹」を解消してくれる簡単な運動です。
仰向けを基本の姿勢として、腰を「ひねる運動」になります。

  1. 仰向けの基本姿勢で、頭に両手を当てます。左足を真っ直ぐにして少し上げます。
  2. 息を吸って吐きながら、左肘を右膝のほうへひねります。
  3. 次に反対側に対して、同じような動作を行います。1番、2番までについて、左右反対の動作を行ないます。

腰を「ひねる」という動作は、ぽっこり「お腹」の解消に繋がります。ぜひ、やってみましょう。

丹田の引き締め

ウエストの「たるみ」が気になる方は、「丹田の引き締め」をやってみましょう。

丹田は、「おへそ」から15cmほど下の場所にあります。この部分に対して、力を入れたり緩めたりを何度か繰り返します。
隙間時間がある時に、「丹田の引き締め」をやってみましょう。このちょっとした引き締め運動を何度も繰り返すことで、ウエストが引き締まってゆきます。

ぽっこりした下腹を引っ込める運動

ぽっこりした下腹部を引き締めたい方に、エクササイズをご紹介したいと思います。
腹筋や下腹部の脂肪を燃焼させて筋肉を付けるという、簡単なダイエット・エクササイズです。

やり方

  1. 床に寝ころび、足を90度まで真っ直ぐ上げます。
    この時「硬い床に寝ころぶ」と、尾てい骨の部分が痛くなります。ヨガマットなどを敷いたほうが良いでしょう。
    もしも真っ直ぐ足を上げることがツラい時は、膝が曲がっても良いです。
    そして足を下ろします。
  2. 手を頭の後ろで組むか、または体の横の方に伸ばすかします。どちらかやりやすい姿勢を選びます。
  3. 「足上げ」を行ないます。5センチから10センチほど、足を持ち上げるようにします。
    お腹の力を利用して、足を上げられるようになりましょう。
    「足上げ」の時、勢いを付けて上げないようにします。勢いで足を上げても、何の効果も得られません。
ぽっこりお腹

以上のエクササイズを1セットとして、10回くらいを目安に行ないましょう。

下腹部を痩せさせる場合、足の力や反動を利用して行なうのではなくて、下腹部に意識を集中して、下腹部で足を持ち上げられるように頑張ります。

この動作は、かなり下腹部を利用します。なので、キツいエクササイズになります。しかし頑張った分、効果が出てくると思います。

まずは1週間続けよう、下腹を引っ込める運動

ここでは、下腹を引っ込めるエクササイズをご紹介します。1週間の日替わりになっています。
お腹は、多くの人が一番痩せたいと思っている部位だと思います。運動はとても簡単だと思うので、ぜひ続けてみてください。

1日目

仰向けに寝ます。寝た状態で、お腹から足の付け根にかけて、両手で上から下へ5回さすります。
お腹の周りを、両手で時計回りに5回さすります。
反時計回りにも、5回さすります。

2日目

1日目のエクササイズを行ないます。
そして、膝を立てて仰向けに寝ます。

この状態で、ゆっくりと鼻から息を吐き下腹をへこませます。
ゆっくりと鼻から息を吸って、下腹を膨らませてください。
下腹をへこますこと、下腹を膨らますこと、これを5分間行ないます。

3日目

1日目のエクササイズを行ないます。
そして、膝を立てて仰向けに寝ます。

ここから立てている両膝を、左に倒します。この時、上半身は真上を向いたままにしてください。
この状態を、1分間保ちます。
次は、同じように右に倒してください。この状態も、1分間保ちます。

4日目

1日目、2日目のエクササイズを続けて行ないます。
そして、3日目の両膝を倒すエクササイズを行ないます。

5日目

1日目、3日目のエクササイズを続けて行ないます。
終わったら、膝を立てて仰向けの状態にします。

つま先を真上に上げて、膝を伸ばします。
伸ばしたら、元の状態(膝を立てて仰向けの状態)に戻します。
これを10回、繰り返します。

6日目

1日目、2日目、3日目のエクササイズを、続けて行ないます。

7日目

1日目、2日目のエクササイズを続けて行ないます。
そして、5日目の「つま先を上げ下げするエクササイズ」を行ないます。

スリムな「お腹」になりましょう

痩せるためのエクササイズの中では、お腹周りに特化した運動の人気が高いそうです。特に、子供を産んだことのある女性からの人気が高い、という事です。

子供が「お腹にいる時」に、お腹の「お肉」は伸びきってしまいます(それは仕方のない事です)。そして子供を産んでしまった後も、たるんだままになってしまうようです。

お腹周りに特化したエクササイズをしても、痩せるまでに時間がかかる場合があります。ぜい肉が多ければ、その分だけ時間がかかります。だけど長い間続けてゆけば、そのうち痩せてくるでしょう。

履けなくなったスカートやパンツを、再び履ける日がやって来ると思います。その日が来るまで、ぜひ頑張りましょう。
カジュアルなパンツは一般的に動きやすい物であり、外出で歩く際も動きやすいと思います。ビビットな色の物もあって、ファッション性の高いパンツも多数販売されています。

かっこいいスタイルのパンツを履きこなし、街中を「さっそうと歩く自分の姿」をちょっと想像してみましょう。頑張って「お腹周り」を鍛えようと、改めて思えるでしょう。

なお、お腹周りの「ぜい肉」は、比較的「痩せやすい」と言われています。よって、お腹が引っ込む可能性は、決してゼロではありません。