痩せる効果を高めるために、心拍数を意識してウォーキング
心拍数に注目してウォーキング
テレビや雑誌というメディアを始め、ご近所さんたちの日常会話においても、ダイエットの話題をよく聞きます。お腹がポッコリ膨らんでしまい、去年の洋服を着られなくて困っている、なんていう人も多いでしょう。
痩せるために良いと言われている方法は、数え切れないくらいあります。その中でもウォーキングによるダイエットは、人気が高い方法と言えます。
歩くという有酸素運動は、無理なくゆっくりやればダイエットに効果的です。
心拍数を一定に保ちながら長時間運動したい場合は、シンプルでリズミカルな動作の繰り返しが適しています。ウォーキングやジョギングがダイエットに適しているのは、このためです。
さらに、歩くという運動は、日常生活において実践しやすい点も支持されています。
普段買い物に行く時や電車などで通勤する際に、ウォーキングによるダイエットを取り入れてみましょう。日常生活と相性が良い運動なので、継続して行なえます。
目標の心拍数・130泊
痩せる効果をちょっとでも高めたい場合、ウォーキングする際の心拍数に注目すると良い、と言われています。
一つの目標値として、
と良いそうです。
これくらいの心拍数で歩き続ける事は、結構キツい運動となります。ですが痩せるためには、これくらいの負荷が掛かる運動が必要となります。
心拍数から「歩く速さ」の求め方
ウォーキングをする際、ポイントの一つに「歩く速さ」が挙げられます。普段より速い感じで歩く必要があります。
しかしそう言われても、実際に「どのくらいの速さ」か、わからないと思います。
心拍数から適正のスピードを計算する方法があります。
以下に、「運動時に適している心拍数を計算する式」を書きます。
この計算式から求めた値を、「歩く速さ」の目安にしてみましょう。
運動時に適している心拍数を計算する際、まず通常時の心拍数を1分間、測ります。
そしてウォーキングをした後に、同様に心拍数を1分間、測ります。
上記の計算式から計算した値と、ウォーキングをした後に測った心拍数の値を比べます。それらの値が近いほど、「理想的な速さ」でウォーキングしていると言えます。
もしも計算式の値よりもウォーキング後の心拍数のほうが大きい場合、ちょっと歩くスピードが速いと言えます。
その逆に値が小さい場合、スピードは遅いと言えます。
計算した値を参考にして、「歩く速さ」を調節してゆくと良いです。
なお、ウォーキングをする際、無理は禁物です。体がウォーキングに慣れるまでは、計算式の値より、ウォーキング後の心拍数の値が大きくならないように気をつけましょう。
心拍数の測り方

心拍数を測る場合は、手首(または首)の脈を測ります。15秒間測定して、その値を4倍した値です。
または、市販の心拍計を利用して測ることになります。手軽に正確な心拍数を測りたい場合は、心拍計を使うほうが便利です。
心拍数を定期的に測り、自分の健康状態を理解するバロメーターにすると良いです。
測るタイミングは、運動前、運動の途中、運動後の安静時です。