今度こそダイエットしたいから、「食べ過ぎ」の防止策

肥満の原因の一つ・食べ過ぎ

食べ過ぎの男性

太ってしまう原因の一つに、「食べ過ぎ」があります。口寂しくて「つい間食してしまう」という人も多い、と思います。
例えば、甘い物を食べ過ぎると低血糖になってしまいます。そして、さらに甘い物を食べたくなってしまうそうです。こんな事が続くとカロリーの過剰摂取となり、肥満に繋がります。

「甘い物の食べ過ぎ」の他にも、例えばビタミンとミネラルのバランスが崩れる事で、食欲が旺盛になってしまう事もあるそうです。これも肥満に繋がる可能性があります。

個人差がある食事の量

多くの人が知っているように、食事は健康に関係があると言えます。人の身体を作り上げるために、そして生命を維持するために必要な事です。

食事の仕方については、その量がとても重要と言えます。人には、それぞれ個体差があります。
食事の摂取量についても、やはり差があります。ちなみにここで言う個体差とは、「胃袋の大きさ」や「消化のスピード」「栄養の吸収率」などの要素から生まれる差の事です。
一般的によく言われている事の一つに、一日あたり2000kcalの摂取が必要と言われています。ですが、全員がこの量を守る必要はありません。
体を健康に維持するために必要な食事の量は、人それぞれだからです。その人の状況によります。そう考えると、「食べ過ぎ」と判断される食事の量にも個人差があると言えます。

食事は、睡眠と同様に人の本能と言えます。健康と本能は、切り離せない関係です。自分にとって「適量の食事」をしていて、それで本能的な満足を得ているなら、その食事は体重を始めとする体の健康状態に良い影響を与えている、と言えます。

「食べ過ぎ」の防止策

特にダイエット中では、食欲をコントロールする事が重要と言えます。食事の量を適量にするために、次のような事に気をつけましょう。

よく噛む事

唾液は満腹中枢を刺激して、食欲を抑えます。つまり唾液は、「食べ過ぎ」を防ぐ物と言えます。
食べ物を噛むと唾液が分泌されるので、ゆっくりと「よく噛んで」食べましょう。その結果、食欲の抑制に繋がります。

空腹の時だけ食べる事

基本的に、空腹の時だけ食べるようにしましょう
まあまあ「お腹いっぱい」なのに、「口寂しさ」を紛らわせる目的で食べるのをやめましょう。本当に「お腹」が減っているのか?食べる前に、今一度確認してください。

お茶や水を飲む事

実は食欲は、精神的な面からも大きな影響を受けます。ストレス解消のために「たくさん食べてしまった」という事が、よく起きます。
どうしても我慢できず食べたくなったら、お茶や水などの水分を取ってみてください。水分で「お腹」を満たしてみましょう。

朝食を食べる事

特に女性に多いと言われることが、ストレスを溜めてしまった時、食べることで解消しようとすることです。
ストレスを解消するために、大好きなケーキを1個だけ食べる程度なら問題はないでしょう。しかしドカ食いして過食症となってしまうことは、問題があります。

ストレスが溜まっている人は、しっかりと朝食を食べましょう。そして、一日の食事バランスを考えましょう。
ちゃんと朝食を取ることによって、一日のバイオリズムが快調となり、体調も良くなってくると思います。そうなると、ストレスを軽減できるかもしれません。

ちなみに夕食については、ほどほどの食事が良いと思います。豪華な夕食を食べてしまいがちですが、夕食後は昼間のように活動する事もないでしょう。なので、そんなにエネルギーを取る必要もないと言えます。

栄養がある食品

ビタミンなどの栄養素が肥満の防止になる、と言われています。例えばビタミンCは、中性脂肪の代謝を良くするとされています。レシチンは、脂肪が蓄積するのを防ぐとされています。

野菜や果物、海藻はビタミンやミネラルを多く含んでいるので、肥満防止や健康維持のためにぜひ食べたい食材です。あと、食物繊維も豊富なので、肥満の解消に役立つでしょう。

食欲をコントロールしましょう

体にとって必要な量のエネルギーを充分に取っていても、なぜか「もっと食べたい」と思ってしまいます。食欲のメカニズムは結構複雑であり、脂肪酸や血糖値の量、ホルモンバランスや自律神経などの様々な要素が、影響し合っているようです。

しかし複雑と言っても、ちょっとした工夫で食欲をコントロールする事は可能です。上記に紹介した「食べ過ぎ」の防止策を参考にして、食べ過ぎないようにしてください。

ところで食べ過ぎに気をつけていても、「食べたい気持ちを抑えきれないこと」があります。
例えば高カロリーな食事は、とても満足感がある食べ物です。カツ丼やカツカレー、揚げ物や酢豚などは、どれも美味しい物です。なので、ついつい食べてしまいます。
もしもこれら高カロリーの食事を一切我慢するとしたら、とてもツラいです。ストレスも溜まるでしょう。なのでちょっと工夫して、摂取カロリーを調整してみましょう。

その方法としては、夕食で一日の摂取カロリーを調整する「やり方」です。朝や昼にがっつり食べたら、夜は軽めにします。夕食では、高カロリーの食事を食べないようにします。食べるなら、昼のランチに食べます。
あと、朝や昼に好きな物を食べれば、ストレスを軽減できるでしょう。ただし栄養のバランスには気をつける必要があります。