「食べ過ぎ」の防止に繋がる、食事で噛む回数を増やす方法

満腹感を得られる、噛む事

食事の際、噛めば噛むほど満腹中枢が満たされると言われています。つまり充分な回数噛めば、食べる量を抑える効果を期待できます。ダイエットでは、このような食事の仕方についても気を配りましょう。

基本的に食事は、よく噛む事・咀嚼する事が大事です。噛む事によって食べ物を小さくして、消化しやすくなります。唾液の中の酵素が食べ物と混ざる事で消化吸収の効率も上がる、とされています。

体内に摂取される栄養の量は、同じ物を食べる場合でも、どれだけ噛むか、どのような姿勢で食べるか、何時に食べるか、これらの条件で変わってきます。
規則正しく食事する事は、健康そして食べ過ぎない事にも繋がると思います。出来るだけ、規則正しい食生活を送りましょう。

噛む回数を増やす方法

よく噛んで食べるよく噛んで食事をする事は、脳にある満腹中枢を刺激します。そして「食べ過ぎ」を防ぐ事に繋がり、ダイエットにも良い影響を与えます。

では、どうやったら噛む回数を増やせるでしょうか?
噛む回数を毎回数えても良いのですが、それは面倒でしょう。噛む回数が自然と増える工夫を、行なうほうが手軽です。

「大きめ」の食材

工夫の一つとして、食材を「大きめ」に切る事があります。
わざと大きく食材を切っておけば、自然と噛む回数が増えるでしょう。また、食材を硬めにしておく、きのこ類や海藻類など食物繊維が豊富な食材を使うなどすると、噛む回数を増やせるでしょう。

一口の量を減らす事

食べ方を工夫する、というアプローチもあります。例えば、一口で食べる量を減らします
実は噛む回数は、一口の量が多くても少なくても「ほとんど同じ」と言われています。よって一口で食べる量を減らせば、よく噛んで食べる事になります。

なお、一口の食べ物の量を少なめにすれば、胃への負担も軽くなるでしょう。胃にも優しい食べ方と言えます。少なめの量を「よく噛んで食べる」という食べ方を、ぜひ実践してください。ダイエットにも健康にも良いからです。

ゆっくりと食べましょう

ダイエットに良い食べ方は、よく噛んで食べることです。よく噛んで食べると、満腹中枢を刺激して満腹感を得られます。
早食いは駄目です。20分以上噛まないと、満腹を感じないようです。なので、ゆっくりと時間を掛けて食べましょう。

あと、よく噛む事で「自律神経の働き」が高まり、エネルギー代謝が大きくなります。その結果、太りにくくなります

ダイエットすることは、食べるのを「やめること」ではありません。
食べなければ、それなりに痩せますが、同時に骨や筋肉も落ちてしまいます。それでは、逆に痩せにくい体になってしまいます。なので、きっちりと3食を食べてください。

箸を置くという食べ方

ゆっくりと食べるようにしたい、食べる時間を増やしたい場合、一口食べるごとに、箸を置くという食べ方があります。早食いを防げる食べ方と言えます。

とにかく食べる際、食べ過ぎしないように充分に注意しましょう。実は食欲は、人間の欲の中でも特に制御が難しい欲です。根性だけで食欲をコントロールせずに、工夫して(仕組みを作って)食べ過ぎを予防しましょう。