骨盤矯正ストレッチをして痩せる、産後ダイエット
産後太り、ちょっと気にしています。痩せる方法ありますか?
骨盤矯正ストレッチは、産後ダイエットの方法の一つです。
骨盤矯正ストレッチ運動を続けたら、脂肪の代謝が改善して、痩せる可能性があります。
産後太りの改善に骨盤矯正
産後太りって言われたら、ちょっと嫌な気分になるかもしれません。
生まれてきた子どもが可愛くない母親なんて、まずいないでしょう。
だけど、出産によって体に付いてしまった余分な「肉」や「たるみ」は、とても恨めしく思えてしまいます。
産後太りになると、下半身を中心にして「肉」が付きます。
その下半身太りの改善に効果を発揮するのが、骨盤矯正です。
骨盤矯正のストレッチ運動
骨盤矯正体操のやり方
- まず座ります。
両足を前に出して座ります。足を少し開きます。 - 次に、床に手をつけます。
片方の手を後ろ側の床につけて、その手のほうに向かって体をひねってゆきます。 - そして、もう一方の手が先ほどの手に重なるくらいまで体をひねります。
その際の呼吸は、ゆっくり息を吐きながら体をひねってゆきます。
体をひねる方向は、「骨盤の歪み」とは反対の方向となります。
- 「骨盤の歪み」が右側の場合は、左向きにひねります。
- 「骨盤の歪み」が左側の場合は、右向きで行ないます。
なお、「骨盤の歪み」が左右どちらかよくわからない場合は、体をひねりにくい方向を選択してひねりましょう。
なお、産後では体が普通の状態ではないので、無理な骨盤ストレッチ運動は禁物です。
「体の歪み」を治すため、各方向でストレッチする事
なお、ストレッチする際に重要な事は、バランス良く運動する事です。
「体の歪み」を治して、正しい位置に骨盤を矯正する場合、やりやすい方向にストレッチしていては「歪み」を治せません。
ゆっくりでいいので、「各方向(前後左右)同じ動き」でストレッチしてください。
体が曲がりにくいと感じる方向は、「歪み」があるためでしょう。
動かしにくい方向だからこそ、念入りにストレッチを行ない、全身のバランスを整えるようにしてください。
健康器具を使っても良い、腰の回転運動
ちなみに、このような腰を回転させる運動は、骨盤ベルトや骨盤ゴムチューブなどの健康器具を用いても行なえます。
健康器具を使うほうが運動しやすいなら、そうしてください。
骨盤を矯正するために、腸腰筋を鍛える事

骨盤を矯正するためにストレッチをする場合、腸腰筋という筋肉を鍛えることが、一番効果的だと言われています。
そして実は腸腰筋を鍛えるストレッチを行なうことは、産後ダイエットにもつながります。
下半身のストレッチをする際は、ぜひ腸腰筋を鍛えるストレッチを取り入れましょう。
腸腰筋という言葉を、あまり聞いたことがないと思います。
これは、「体幹の動き」を統率している、大切な役目を持っている筋肉です。
そして健康維持においても、大切な筋肉と言えます。
腸腰筋は、以下の筋肉です。
腸腰筋の内訳 | 筋肉の説明 |
---|---|
大腰筋 | 腰椎から伸びて大腿骨に繋がっている筋肉。 |
腸骨筋 | 骨盤の内側から股関節内側についている筋肉。 |
骨盤も支えている腸腰筋を鍛える事は、曖昧に下半身を鍛えることよりも、骨盤を矯正する効果を期待できます。
ダイエットを期待、産後に骨盤矯正して脂肪の代謝を改善

骨盤矯正が産後のダイエットに効果がある、と言われています。
なぜでしょうか?
それは想像したらわかると思いますが、出産は骨盤に「とても大きな影響を与える事」だからです。
赤ちゃんは産道を通って外に出るので、赤ちゃんの体が通りやすい環境にするために、骨盤は出産が近づくと開きやすくなるように柔らかくなります。
この骨盤の柔らかい状態は、赤ちゃんの体が通りやすくなると同時に変形もしやすい状態になります。
出産の時から産後にかけて開いた骨盤が、
- そのままの状態で戻らなかったり、
- 変形した状態で固まったりすると、
全身が歪んだままとなります。
そんな「骨盤の歪み」は、太りやすい原因となります。
「骨盤の歪み」によって「血液」や「リンパ液の流れ」が悪くなり、脂肪の代謝も悪くなるからです。
そんな時、少しずつ軽いストレッチをしたりすることで骨盤を矯正して、「体の歪み」を改善しましょう。
そうすることは脂肪の代謝を改善して、余分な脂肪が落ちることにつながります。
出産して骨盤が開くから、重要な産後の骨盤矯正

女性の骨盤は、男性と比べて広くなっているそうです。
また、女性は出産を経験することで、より骨盤が広がります。
その他にも生活習慣が乱れていると、骨盤が広がってしまうことがあります。
骨盤が歪む原因として、よく聞くことは出産です。
出産が原因となって歪んでしまうことが、挙げられます。
骨盤とは、背骨を支えている骨で蝶々の羽のような形をしている骨です。
その真ん中には穴が開いていると言えます。なぜなら出産の際、赤ちゃんが骨盤の中を通り抜けるからです。
出産の時が迫ってくると、ホルモンの影響によって骨盤の骨の継ぎ目もわずかですが緩んでゆきます。
出産する際は緩んでいても良いです。
しかし産後では、緩みきったままの状態では、体の健康面において困ることがあります。
なので、産後の骨盤矯正の重要性が指摘されています。
例えば産後のダイエットをする際、骨盤矯正が効果的と言われています。
「骨盤の歪み」で、O脚になる可能性
出産後の「女性の悩み」の一つに「骨盤の歪み」があります。
赤ちゃんが産道を通った訳なので、骨盤が開いてしまうのはやむを得ません。
しかしそのままにしておくと体のバランスが崩れてしまい、背骨や足なども歪んでしまったりします。
それが原因で、O脚になったりする可能性があります。
O脚で、足が太く見える可能性
骨盤や股関節の歪み、重心のずれは、O脚の原因となります。
そして「骨盤の歪み」は、血行を悪くします。
よって「むくみ」が出てきて、余分な部分に筋肉がつきます。
その余分な筋肉は、足を太く見せてしまいます。
上半身とのバランスを見た時に下半身が太めに感じる人は、体重が足の外側にかかっていることが、原因だそうです。
外側加重ということですが、足の外側に体重がかかると、それによって骨盤や膝が外側に向けて歪んでしまいます。
膝が外側に歪むということは、O脚になってしまうということです。
わかりやすく言えば「がに股」です。がに股は、そのシルエットが美しいとは言えません。かっこ悪いです。
がに股では
- 「むくみ」が出たり、
- 疲れやすい原因になったり、
- 太りやすくなったりする、
とされています。
骨盤を矯正することにより、こういった「歪み」が改善されて、「むくみ」や「脂肪」が落ちるということです。
それはダイエットにつながる、と言えます。
産後に骨盤矯正ストレッチをして痩せましょう
骨盤矯正を効果的に行ないたいと思っていても、
- 具体的に「どの部分に対して」
- どうすれば「骨盤の歪み」を解消できるのか、
イメージできる人は少ないと思います。
とりあえず、下半身を対象としたストレッチを行なえば良いだろう。
そう思う人が多いかもしれません。
骨盤矯正のためにストレッチする際は、先ほど言ったように腸腰筋という筋肉を鍛える事が、最も効果的と言われています。
痩せたい場合、骨盤の改善から取り組む事は良い方法です。
骨盤を矯正すると、体重に多少の変化が見られるでしょう。
新陳代謝の向上やヒップアップにも効果があります。
ストレッチは、激しい運動ではありません。なので、産後の人にもおすすめできます。
そして自宅で行なえるので、産後の方に最適な運動と言えます。