みんな真似した「かめはめ波」、ドラゴンボール

ドラゴンボールの始まり

ドラゴン

ドラゴンのイメージ画像

1984年に、鳥山明さん原作のドラゴンボールが始まりました。
人気の漫画雑誌である「週刊少年ジャンプ」で、連載が始まりました。連載開始後に、あっという間に人気漫画となりました。1995年まで、その連載が続きました。

コミック本は、日本国内だけで1.5億部以上の売り上げがあり、アニメ番組にもなりました。当時の視聴率は、常に20%以上という人気番組でした。

その人気は国内だけでなくて、世界でアニメが放映されてコミックも販売されるようになりました。世界中に知れ渡ることになり、日本を代表するアニメとなりました。

ドラゴンボールは、ドラゴンボール・ドラゴンボールZ・ドラゴンボールGTとして、アニメが放送されていました(1986年2月26日から1997年11月19日まで、フジテレビ系で放送されました)。
そして日本中に、かめはめ波・旋風を巻き起こしました。

かめはめ波

ドラゴンボールを読んだ事がある人なら、一度は、その打ち方のポーズを真似したと言われている必殺技があります。かめはめ波です。
コミックで「かめはめ波」が初登場したのは、亀仙人がフライパン山の火を消す場面です。亀仙人は最大出力の「かめはめ波」を放って、山ごと吹き飛ばしました。

なお、亀仙人によると、かめはめ波の習得には50年ほどの修行が必要らしいです。だけど孫悟空はすぐに、この「かめはめ波」を習得してしまいました。そしてその後、孫悟飯や孫悟天、クリリンも、かめはめ波を習得しました。もしかしたら、それほど難しくない技だったのかも?しれません。

ちなみにドラゴンボールの海外版では、かめはめ波のことを「KAMEHAMEHA」と訳しています。なので、全世界で「かめはめ波」と言えば通じるように思えます。
ですが、実際は違うみたいです。例えば中国語版(中国大陸・香港・台湾の3つのバージョン)では、「かめはめ波」のことを「亀波気功」と訳しています。他の訳し方が、存在していました。

ところで海外では、「かめはめ波コンテスト」が開催されたそうです。TSBバンク・アリーナで開催されている、SFとコミックの祭典「アルマゲドン・パルプ・カルチャー・エキスポ」において、開催されました。
参加者は、まるでリアルに「かめはめ波」を出しているようなパフォーマンスをします。そのパフォーマンスを競い合いました。

世界のドラゴンボール

ドラゴンボールは日本だけのドラゴンボールではなくて、世界のドラゴンボールになっています。
例えばフランスでは1987年9月に、アニメ版ドラゴンボールの放送が始まりました。
その後人気を獲得して、最高視聴率はなんと67.5%にまで達したということです。

鳥山明さんのドラゴンボールは、世界中で人気があります。
東アジア・東南アジア、欧米諸国を始めとして、モロッコやトルコなどのイスラム圏にまで知られているそうです(およそ世界40カ国に、知れ渡っています)。

アメリカについては、最初の頃は、暴力的・カルト的と言われたために、視聴数が伸びることはありませんでした。
そんな状況でしたが、1998年にケーブル局カートゥーンネットワークで、週5日の放送が始まりました。その途端なぜか放送直後から、爆発的人気となりました。

以上のように鳥山明さんのドラゴンボールは、世界中に知れ渡っています。例えば「かめはめ波」の打ち方ポーズについても、海外の子供から大人まで知られているということです。

ドラゴンボールが好きな有名人たち

テレビで活躍している有名人の中には、ドラゴンボールが好きな人がいます。
男性では、「香取慎吾さん」や「ウエンツ瑛士さん」などです。
女性では、タレントの「中川翔子さん」や「眞鍋かをり」さんなどです。

海外の有名人では、フランスで有名な歌手「アリゼさん」がドラゴンボールのファンだそうです。ドラゴンボールに無我夢中のようで、日本に訪問された際には、記者会見でドラゴンボールについて語っています。

この他にも、ドラゴンボールのファンを公言する有名人はたくさんいるそうです。