損失を限定できる投資商品「eワラント」

eワラントのメリット

eワラントのメリットには、どんな点があるでしょうか。

一つは、少額の資金・コストで、多くの利益を得られる可能性があります。
そして、「値上がり」と「値下がり」のどちらにおいても、利益を得られる機会があります。

これらの点が、メリットとして挙げられます。

一方、損をする場合については、購入したeワラントの価値がゼロになることもあります。ただし損失は、購入価格に限定されています

税制については、eワラントは「債券」なので、満期前に売買した時の差益は「譲渡所得」になります。満期時に権利行使した時の差益は、「雑所得」になります(2008年当時)。

商品としては、「為替eワラント」や「ニアピンeワラント」などがあります。例えば「ニアピンeワラント」では、事前に決められた価格に近くなった時に価値が生まれる、というeワラントになります。日経平均株価と米ドルを対象にしたものが、発行されています(2008年当時)。

為替eワラント

為替為替について取引ができるeワラントがあります。為替eワラントというものです。
これは、債券に対するオプションを証券化しているカバードワラントです。このオプションは、「為替相場に連動した値動き」をする設計になっています。

為替eワラントは、債券という形を取っています。オプションとして捉えると、対象となる通貨を買う権利を債券化したコール型と、売る権利を債券化したプット型に分けられます。
コール型の場合は、対象通貨の値上がりにより利益を得られます。プット型の場合は、対象通貨の値下がりにより利益を得られます。
もしも円安・米ドル高を期待している場合は、「米ドル」の「コール型」を買うことになります。
もしも円高・米ドル安を期待している場合は、「米ドル」の「プット型」を買うことになります。

外国為替証拠金取引(FX)と同様に、少額の資金・コストで大きい利益を得ることが可能です。円高と円安どちらの局面においても、利益を得る機会があります。
しかし場合によっては、購入したeワラントの価値がゼロになることもあります。

売買価格と権利行使価格ともに、円で表示されています。これを為替の取引として考えるとすれば、
米ドル/円・ユーロ/円・豪ドル/円・英ポンド/円、
加ドル/円・NZドル/円・南アフリカランド/円
を取り扱っている、と言い換えることができます。

為替eワラントの価値

まずは「本源的価値」と呼ばれている、為替eワラントを権利行使した際に得られる精算額があります。

そして「時間的価値」という、満期日までに得られる利益の期待値があります。
これはボラティリティ(変動率)に由来するため、満期日までの時間が長いほど、また「値動き」が大きいほど、この「時間的価値」が大きくなります。
満期日が近づくと急激に減少して、満期日には0になります。

金利に由来している「時間的価値」は、円より金利が高い通貨のコール型ではマイナスとなります。時間が経つにつれ増加して、0に近づきます。
反対にプット型においては、プラスとなります。時間が経つにつれ減少して、0に近付きます。
つまり、円との金利差が大きければ大きいほど、絶対値も大きくなっていきます。

副収入
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