高校受験で大切な「勉強法の確立」

勉強の習慣をつける事

自分に合う勉強法を見つける事は大切です。しかし実はその前に勉強の習慣をつけるという土台を作っておく必要があります。

高校受験を控えている中学3年生になったら、これまで以上に毎日の勉強が重要になってきます。
一日の内に覚えられる知識の量は、限られています。そして覚えたことの約70%は、どうしても忘れてしまうと言われています。
それでも毎日やった事の30%を積み重ねていけば、高校受験において成功できる可能性が高くなります。

というのも、中学までの学習は深く学ぶ必要はないので、覚える知識の量は限定されているからです。高校受験用の参考書も、そんなに分厚くありません。
しっかりした勉強法を確立して、その勉強法を毎日あるいは毎週実践していけば、合格できるでしょう。
そのためには、日々の勉強を習慣づける必要があります。

ツラい理由の一つ・普段やらないから

勉強がツラいと思う理由の一つは、普段やらない事だからです。
難しい事・面倒な事でも、毎日やっているとあんまりツラくありません。

日常生活の中で、面倒な事はたくさんあります。例えば「朝の歯磨き」などです。
でも毎日やっている事なので習慣になっており、ほとんどの人は面倒と感じないでしょう。
それと同じで毎日決まった時間に勉強する事で、「ツラさ」がなくなってくると思います。

まずは少しずつ決まった時間に、問題集や参考書で学習する行動から始めてみましょう。

勉強法の確立

毎日勉強できるようになったら、次は高校受験に向けての勉強法の確立です。

高校受験に挑むに当たって「やっておきたい事」は、勉強法を確立させる事です。
勉強法といっても、特別な事をする必要はありません。高額な学習教材や参考書を買う必要もありません。

自分に合う勉強の仕方を、見つけるだけです。

以下に参考として、勉強法の例を3つご紹介したいと思います。

1.模試の利用

高校受験の勉強方法の一つに、模試(模擬試験)を利用するというものがあります。
模試というと、自分の学力を試されて、ちょっと嫌だと思う人がいるかもしれません。しかし模試は高校受験において、非常に重要な役割を果します。

確認となりますが、模試は、先生や親から「ほめてもらうためのもの」ではありません。同時に、「叱られるためのもの」でもありません。「ほめられる・叱られる」という意識を持つ必要はありません。

模試は、確認のためにあります。その確認とは、自分の学力の弱点、そして勉強方法の弱点を見るためのものです。
一つの模試の成績が悪かったからといって、すごく悩んで落ち込む必要はありません。模試は、

  • どこをどのように間違えたのか?
  • その原因は何か?
  • どうすれば克服できるか?

これらを分析するためのものです。模試自体に、結果を求める必要はありません。

模試は、高校入試で良い点を取るための練習です。例え模試の結果が悪くても、高校受験のための練習だと思いましょう。怒られても、気にしないでください。

勉強方法において大事なことは、間違った問題と向き合うことです。低い点数でも、そのテストを正面から見つめ直すことです。
その勇気さえあれば、例え低い点数でも、決して恥ずかしがる必要はありません。

問題集よりも役立つ模試

高校受験の前に何度も受ける事になる模試は、どんな問題集よりも役に立ちます。
まず、模試には模試でしか味わえないプレッシャー・緊張感があります。それは、本番の試験で味わうものと、ほぼ同じです。
その中で、自分の精神状態がどうだったか、確認したり、反省したりできます。
本番の試験で、落ち着いて問題を解けるようになるために、模試を利用しましょう。

また、高校受験の勉強方法を確立するに当たって、模試を利用できます。模試の結果を見て、それを分析する事は、立派な勉強方法となります。

自分で模試を作ってみるというのも、有効な勉強方法です。高校受験に出題されそうな問題をノートに書いて、自分で問題を作ってみます。
これは、実際にやっている人も結構います。その人たちは、これは有効な勉強方法だと言っています。
なぜなら、問題の内容が頭にとても入りやすいから、ということです。頭を使って問題をノートに書く事は、とても印象に残りやすいそうです。そして、問題の傾向や出題者の意図を学習できます。
テストは文字通り、学力を試すものです。意地悪をするためのものでは、ありません。
この問題は「こういった能力を試すものだ」ということがわかるようになれば、テストを解くのが楽しくなるでしょう。

さらに自分で作った問題を、後日自分で解くことで復習にもなります。未来の自分が解けないかもしれないという問題を、作ってみましょう。それを後日解く事ができれば、大きな手ごたえを実感できるでしょう。

以上のように模試を利用する勉強方法は、とてもおすすめです。自分にもできそう、続けられそうと思ったら、ぜひ実行してください。

2.学校での自主学習

ここでは中学2年生から始める、学校での自主学習という勉強方法をお話したいと思います。おすすめの勉強方法なので、ぜひ参考にしてください。

ガリベンと呼ばれても気にせずに図書室などを利用して、

  • 家に帰るまでの1時間、
  • 昼食を食べた後の「昼休み」の30分などを使って、

勉強します。

なぜ学校で、わざわざ自主学習をするかというと、集中できるからです。
家での勉強はテレビなどの誘惑が多くて、なかなか進まないことがあります。
一方、学校には、勉強する雰囲気があります。例えば誰もいなくなった教室などは、集中するには有効な環境です。
そういった環境を見つければ、高校受験のための勉強方法として、かなりの効果を期待できます。

中学時代は、人生で最も多感な時期です。なので集中力を乱されやすい時期とも言えます。
その時期に、自分の心を簡単に制御できる人は、そうはいません。よって出来る限り、甘い誘惑のない環境で勉強するようにしましょう。

中学2年生について言うと、「遊びたい盛り」と言えます。学校で部活をしたり、家でゲームやインターネットをしたりするほうが、楽しいでしょう。
だけど30分間でいいので、図書室などで高校受験の勉強をしてみましょう。

高校受験を控えた中学時代を、どう過ごすか?これは、とても重要です。どんな勉強方法を身に付けるか、その勉強方法をどのように実践していくか、このような勉強面の計画を、中学2年生の段階から考えておくほうが良いでしょう。

3.ノートを整理する事

まず高校受験において重要なのは基礎知識です。この基礎知識を何から得ると良いでしょうか?

問題集を解いたり参考書を見る事で、それを得ようとする人が多いと思います。
確かに問題集などには、基礎的な学力を付けるための問題が多くあります。それらが有効である事は、間違いありません。

ノートただ、問題集などを解く前に、やっておく事があります。
それは、ノートの整理です

ノートの「まとめ方」としては、出来れば授業で使うノートと家で使うノートを分けるほうが良い、と言われています。
勉強の内容を整理してまとめると、書く項目も多くなり、全部をまとめると見にくくなってしまうからです。

勉強内容をノートに書き、それを見直す事は、高校受験のための基礎学力を得る上で最も有効です。
ただ写すのではなくて、自分の頭を使って書けば脳が活性化されます。勉強そのものが楽しくなります(構成力も身に付きます)。
簡潔にまとめることで勉強の時間も短縮できて、続ける事が楽になります。

高校受験に備えて、ノートをしっかりと有効利用しましょう。

ところで勉強ができる人は、ノートの内容が綺麗です。
しっかりした勉強法を持っている人は、ノートにもそれが現れています。
なぜならノートは、頭の中(脳)を映し出す鏡だからです。

ただ単に黒板に書かれた文字を書き写すだけの人は、脳もそういう構造になるでしょう。考えず、見た物をそのまま映すだけです。

しかし黒板に書かれた事教科書に載っている事を自分の中で整理して、わかりやすくまとめチェックする項目をしっかりと書いている人は、頭の中も綺麗です。
綺麗な思考回路は、見たり聞いたりした勉強内容を正確に記憶させます。
当然、忘れてしまう勉強内容の割合も少なくなる、と思います。

頭のいい友達のノートを参考にするなどして、自分に合うノートの取り方を、ぜひ見つけてください。

良い勉強方法を見つけましょう

受験生受験というと、大学受験を始めに思い浮かべると思います。ですが近年では、そうでもなくなってきています。高校受験に対して、注目が集まってきています。

今では高校もブランド化の時代です。どんな大学を出たかというだけでなくて、どんな高校を出たかも、将来の面接などで見られるような時代です。
大学受験の時、どの高校を卒業予定なのかという点を見る面接官がいると聞きます。高校受験も重要である事を、覚えておきましょう。

人生の中でも重要な高校受験に臨むに当たって、やはりしっかりとした勉強方法を確立させておく必要があります。
ただ単に学校へ行って先生の話を聞いて、黒板の文字をノートに写すだけでは、頭に入ってくる知識も限られてきます。自分なりのしっかりした勉強方法を身に付けて、効率の良い学習をしていく必要があります。

中学レベルの勉強では、あんまり受験対策をする必要はない、と思っている学生の方もいるでしょう。でも、高校受験を甘く見てはいけません。
高校のブランド力が増していると言われている現在では、少しでも良い高校に入れるようにと、塾などでも「かなり実践的で効率的な学習」を実施しています。
知らないうちに、周りの人たちに置いていかれる事のないように、気をつけましょう。そして自分の将来のために、一刻も早く効率の良い勉強方法を見つけて、充実した受験生活を送りましょう。