記念日に欠かせない着物

記念日に着用されている着物

着物は、洋服と比べて着用する機会は少ないです。ですが記念日や特別な日、例えば成人式結婚式などで着用されています。日常生活では着物を着る事は少ないけれど、やはりなくてはならない物と言えるでしょう。

ずいぶんと昔の話になりますが、成人式に出席した際、同年代の女性たちが素敵な大人の女性に見えたのを覚えています。その理由の一つは、振袖の着物を着ていたからです。
これから素敵な大人になってゆく女性たちには、振袖がとても似合うと思います。今の若い女性たちにも、ぜひ振袖を着て成人式に出席していただけたらと思います。

着物姿の写真撮影

着物を着ている女性の写真を撮る際、ある程度決まった感じになるようです。なぜなら、和服のポーズのバリエーションは限られているからです。

和服を着ている女性を撮影する際、斜めの方向から撮影することがあります。和服の場合、正面から撮影すると、洋服よりも太って見えてしまうからです。また和服では、体を大きく動かすポーズを取りにくいようです。バストやヒップを強調するポーズには、向かない服装と言えます。

和服を着た時の美しいポーズの一つは、帯を見せるようにして、後ろを振り返ったり、横を向いたりするポーズが挙げられます。弓形に反ったりするポーズも美しいでしょう。
和服の撮影では、手や指先の仕草という表現がポイントと言えます。指をそっと伸ばしたり、少し握ったりという動きにも、注目しましょう。

なお、成人式の記念写真では、それほどポーズに拘る必要はないでしょう。自然な立ち姿の写真を撮れば良いと思います。また普通の立ち姿であっても、着物の色や柄などによって、とても魅力的な写真を撮ることができます。

クリーニングしたほうが良い着物

たまにしか着ない着物でも、着用後ではクリーニングしたほうが良いです。短時間着ただけでも、少なからず「汗」や「汚れ」が着物に付いているからです。着物に付いた汗をそのまま放置しておくと、その後変色の原因となります。汗の中に含まれているタンパク質が着物の上で化学変化を起こして、黄色に変色してしまいます。

ただし着物をクリーニングするのは、ちょっと難しいでしょう。よって出来るなら、専門業者に任せるほうが良いです。
専門の業者なら、着物専用の特殊なクリーニング機械を持っています。着物の1枚1枚を、丁寧に洗ってくれるということです。染み抜き作業では、黄ばんだ着物のシミを取り除いてくれます。ほとんどの場合において、綺麗に染み抜きされるそうです。

着物は大切に保管しておくと、長く使えます。親から子供へ、そして孫へと受け渡すことができます。定期的にクリーニングして手入れをしておけば、末永く着ることができます。もしも自宅に代々受け継いだ着物があるなら、ぜひ大切にしてください。

着物で「お洒落」を楽しみましょう

地元の街を歩いていると、たまに着物姿の女性を見かける事があります。振袖姿の女性たちが、しとやかに歩いているのをよく見かけます。しばらくの間、その振袖姿に見とれてしまう事があったりします。振袖姿は、「女性の美しさ」を引き立てる着物と言えます。

着物を着ている女性着物に興味があるのは、やはり女性だと思います。着物には、現代の洋服とは「ちょっと違った雰囲気」があります。なので、いつもと違う「お洒落を楽しむ」のにピッタリな服と言えるでしょう。
ですが現在では、着物に興味を持っている女性は少なくなっているかもしれません。日常生活では、洋服を着ている女性のほうが多いというのが現状です。
その一方で、「着物の良さ」が「再評価されている兆し」があります。大正時代や明治時代に流行った柄は、現代においても魅力的なデザインと言えます。

着物を着ていると、体のラインが表に出てきません。なので、どんな体型や年齢の人が着ても、それほど大きな差が出ません。体型に自身のない方も、ぜひ着物を着て「お洒落」を楽しんでください。