記憶力の向上を目指す速聴

効率良く学ぶ手段・記憶術

例えば、希望通りの仕事をしたいため、少しでも就職を有利にするために、資格を取得しようという人は多いようです。そして効率良く資格を勉強する手段の一つとして、記憶術を学んで活用したいと思っている人がいます。

暗記カード記憶術と聞くと、何となく怪しい方法と感じる人も多いでしょう。高額な「お金」を取られるかもしれない、と心配に思うかもしれません。
しかし記憶術は、ヨーロッパにおいては古くからある技術の一つです。古代ギリシャの時代からあったそうです。
昔のヨーロッパでは、演説や弁論をする事が多くて、その内容を覚えるための技術として活用されていたそうです。効率良く覚えたい時に使うテクニックと言えます。

ちなみに日本では、効率良く覚える事はズルする事と考える人も結構いるようです。そんな状況のためか、記憶術の受け入れに消極的なところがあります。学習においては、努力と忍耐が大切という雰囲気もあります。
だけど現在では、たくさんの記憶術があります。なので信頼できるものを見つけて、ぜひ資格の勉強に活用してください。

速聴

集中力記憶力の向上を目指す速聴というトレーニングがあります。速聴では、朗読を速いスピードで聞きながら目で活字を追っていきます。そのスピードは、0.5倍速から最高10倍速くらいまでだそうです。
まずは最も聞き取りやすいスピードで、朗読の音声を聴きながら読書を進めていくことになります。感覚的に一番心地良い速度で聞く事が、大事だそうです。

速聴のトレーニングを続けてゆくと、聞き取れる音声のスピードが速くなっていきます。これは脳の処理速度がアップしてゆき、能力開発が進んでいる事を示すとされています。

ちなみに速聴のトレーニングにおいては、ヘッドホンが利用されています。ヘッドホンを使うほうが、朗読の音声を集中して聞き取れるからでしょう。普段、音楽を聴く時に利用しているヘッドホンを持っているなら、ぜひ速聴のトレーニングでも使ってみましょう。