床掃除で気をつける事
床を片付けてから掃除しましょう
掃除機で床を掃除する際、物が何もない床の部分について掃除する事になります。よって、まずは床を片付けておく必要があります。
自分の部屋が歩けないほど散らかっているという人は、結構多いと思います。もう片付けられないと、諦めている人もいるかもしれません。なんとか整理収納したいものです。
まずは捨てる物、取っておく物に分けてみましょう。分け方は、大まかで良いです。不要な物がなくなった分、少しは片付いたと思います。
それを繰り返し行なっていくうちに、床の上に置きっぱなしだった物も減ってゆくと思います。
掃除と整理収納は、なかなか深い関係にあります。一般的に部屋の床が片付いていると、掃除機をかけやすいです。床の物を収納するのに時間を使ったけれど、掃除する時間を短くできたと言えます。
先ほど掃除と整理収納には関係があると言いましたが、作業内容はもちろん違います。
掃除では、掃除機をかけたり雑巾で家具を拭いたりする事になります。整理収納は、物をしまう事を行ないます。なので掃除が得意だからといって、収納も上手という訳にはいかないようです。
ちなみに、どうしても整理収納が苦手という人がいます。ですがある程度、片づけの知識を得たりコツをつかんでしまえば、整理収納をうまくできるようになります。思っているほど難しくなくて、意外と簡単に誰でも収納上手になれる、という意見もあります。
掃除機を使った床の掃除で気をつける事
部屋や廊下の掃除に大活躍する掃除機には、デメリットもあります。よく指摘される事に、
ホコリだけなら、まだ良いです。さらにダニの死骸やフンも舞い上げてしまう、とされています。なぜならダニの死骸やフンは、ホコリよりも軽いからです。
そして困った事に、舞い上がったホコリやダニの死骸は、空中に数時間留まっています。そのために、口の中に入る可能性があります。ハウスダストアレルギーの人の場合、「くしゃみ」が止まらない原因となってしまいます。
「床のホコリの舞い上げ」を防ぐためには、まずは拭き掃除を行ない、ホコリやダニを取り除きます。その後に「仕上げ」として、掃除機を使用するようにしましょう。
なお、掃除機によっては、「ホコリやダニの舞い上げ」を防ぐ機能が付いている物もあるようです。取扱説明書などを見て確認してみましょう。
ホコリを立てずに床掃除する手順

最初に掃除機で細かいゴミやホコリを取りたいところですが、掃除機をかけてしまうと排気で床のホコリを舞い上げてしまいます。
そうなるのを防ぐために、
- まずは軽く全体を水拭きします。雑巾については、固く絞ってください。
- 「水拭き」の後に、掃除機をかけます。
- 「仕上げ」として、もう一回綺麗に乾拭きすると良いです。
床掃除の時に、最初に掃除機をかけるとホコリが舞い上がって、それがアレルギー疾患の原因になる事が近年になって知られてきました。
最初に掃除機をかけると、その数時間経った後に、舞い上がったハウスダストが降ってきて、それが原因で喘息発作なんて事もあったりします(今では、排気があまり出ないサイクロン掃除機もあります。ですが、微量の排気にも注意したいです)。
特に家族に「アトピーや喘息持ち・喘息の疑い」がある場合、床掃除の手順は重要です。
フローリングの床掃除
毎日掃除したいと思っている場所の一つに、フローリングがあります。「自分」や「ご家族」がのんびりと過ごしているリビングのフローリングが清潔だったら、居心地も良いです。逆にフローリングが汚れていたら、居心地は悪いと思います。
フローリングの床掃除の場合、洗剤を使って拭いたり、水拭きしたりすると、表面の樹脂加工を傷めてしまうという指摘があります。なので、やめたほうが良いかもしれません。基本的には、掃除機でゴミやホコリを吸うだけにします。
フロアのコーティング
フローリングについては専門業者に施工を依頼すると、「汚れ」を落としやすいフローリングにできるそうです。
このようなフロアコーティングは、特にマンションに「お住まいの方」から好評だそうです。コーティングすることでフローリングの変色や劣化を防げる、と喜ばれているそうです。そして掃除をしやすいフローリングになるそうで、日頃の簡単な「お手入れ」でいつまでもピカピカなフローリングに保てるということです。
日々フローリングの汚れに「お困りの方」は、専門業者に相談してみましょう。それなりの工事料金はかかりますが、快適なフローリングを手に入れることができるからです。
床を清潔に保ちましょう

たまには部屋から不要な物を全部どかして、何もなくなった床を掃除しましょう。長い間、床に物を置きっぱなしにしていると、床が汚れて不衛生な状態になっています。掃除機や雑巾で、そんな床を清潔にしましょう。
掃除した際、思い切って家具の配置を変えてみても良いです。前の部屋の状態と比べて、スッキリすることがあります。もしもスペースを空ける事ができたら、その場所を整理収納に活用する事もできます。
「手抜き」の床掃除
毎日忙しくて疲れていることが多く、丁寧に床掃除をできない方もいると思います。そんな時は「手抜き」で、床掃除をしてみましょう。
「手抜き」で床掃除するポイントは、ずばり「隅っこだけ綺麗にする」ということです。
ハウスダストは、歩く場所よりも「端っこ」に溜まってゆきます。なので時間がない時は、隅だけ掃除しておけば良いです。
一度に床全体を掃除できないなら、部分的に行なってみる「やり方」もあります。日に日に部屋が清潔になってゆく事を実感できれば、そのうち部屋全体を掃除できるようになれるかもしれません。