フラワーアレンジメントを学びましょう
よくある文化教室の一つに、フラワーアレンジメントなどの「お花関係の教室」があります。
最近、少し物足りない日常生活のために笑顔が少ないなんていう方は、フラワーアレンジメントの教室に通ってみましょう。お花を学ぶ事で笑顔が増える、と思います。
お花を始め、何かの趣味に打ち込んでいる人は魅力的に見えるものです。もしも文化教室がアットホームな雰囲気であるなら、楽しく雑談できる知人も見つかるでしょう。
なお、文化教室と言われているものの中には、講座を一日体験できるところや資格を習得できるところもあります。文化教室は意外と全国的に開講されているので、近所の文化施設を確認してみましょう。
フラワーアレンジメントの先生
もしもの話になりますが、お花を学ぶ事が楽しくなってきて、もっと学びたい、そして他の多くの人達に「お花の素晴らしさ」を伝えたい。
そんな風に思うようになったなら、お花の先生を目指してみましょう。方法としては、スクールでフラワーデザインを学びながら、資格を取得して教室を開くという方法があります。
お免状の取得
お花に関わる仕事の一つ、例えばフラワーアレンジメントを職業とする先生になる方法として、スクールに通う方法があります。フラワーデザインのスクールに通い、「お免状」をもらって先生になるという方法です。
この「お免状」は、スクールによって違いがあります。自宅で小規模なフラワースクールを開催しても良いという免状や、スクール内でのみ先生やアシスタントとして仕事できる免状など、様々あるようです。
選ぶスクールについては、自分がどのレベルまで学びたいか、生徒さんの人数はどれくらいかによって、違ってきます。じっくり考えてから、フラワーデザインのスクールを決めましょう。
実際のところ、免状がなくても教室を開くことができます。しかしそれでは、生徒が集まってこないでしょう。有名スクールといった知名度があるなら、生徒さんは集まってくるかもしれません。ですが知名度がない先生の場合、「お免状のような権威付け」が必要でしょう。
費用が掛かります
教室を開くまでには、やはり2年から3年くらいの勉強が必要になります。その間は、月謝代・試験代・お免状代という費用が必要になります。
教室を開こうとした場合、さらに開業資金が必要です。なお、自宅に教室を開く場合は、開業資金を節約できると思います。
フラワーアレンジメントの資格
念のために確認となりますが、フラワーアレンジメントの先生になるには(自分が先生と名乗るには)、基本的には資格は不要です。
しかし教室を開く場合や転職する時に、先程の「お免状」と同様、資格があるほうが有利です。
フラワーデザインのスクールで取得できる、スクール内独自の資格もありますが、スクール以外でも広く通用する法人の資格を取るようにしましょう。
NFD資格
日本で多く知られている法人の資格は、NFDと呼ばれている日本フラワーデザイナー協会によるフラワーデザイナー資格検定試験です。この試験は、フラワーデザインやアレンジの技術向上を目指す試験です。
1級から3級があります。試験の中には、筆記試験と実技試験が用意されています。1級を取得した場合、研修を受けた後はNFD講師として活動できるようになります。
お花の業界では「この資格」は有名です。なので取得しておくと、何かと有利かもしれません。
2級・3級については、専門学校に通っていると、その過程で取得できます。なので1級を取得しておくと、より有利です。
FDA資格
もう一つ法人資格として、FDAと呼ばれているフラワーデコレーター協会による認定試験があります。
取得までに掛かる時間と費用は、NFD資格より少ないので「お手頃感」があります。しかしこちらの資格は、NFD資格と比べて知名度が低いようです。
まずは手軽に「肩書き」が欲しいという人には、FDA資格が良いかもしれません。
有名で有利になる資格が欲しいと思っている人には、NFD資格が「おすすめ」です。
なお、どちらの資格においても、それなりの時間と労力、費用が掛かります。
フラワーの資格
フラワーに関する資格についても、いくつかご紹介したいと思います。
※資格に関する最新情報については、各団体や企業にてご確認ください。
なお「これらの資格」は、フラワーデザイナーとして仕事をする時に必要な資格という訳ではありません。必ずいる資格という訳ではありません。ですが資格を持っていれば、
と思います。プロとして活動していく人なら、資格は「きっと役立つ」でしょう。
JPFA協会認定ディプロマ
この資格は、日本プリザーブドフラワー協会が認定する資格です。
ディプロマ試験では2作品が、当日の審査と後日の協会本部での写真審査を受けた上で判定されます。
フラワー装飾技能検定
厚生労働省のフラワー技能検定試験を受験するためには、一定期間以上の実務経験が必要です。
カットフラワーアドバイザー
切花の正しい知識を持っていて、切花に関する指導と助言をする人のことです。
NPO法人日本切花装飾普及協会の試験に合格して認定されると、優先的に協会関係のセミナーなどに参加できるそうです。
通信講座でも学べます
近年の通信講座には、実に様々な講座が用意されています。昔なら無理だと思われていた分野でも、今では通信講座経由でしっかりと学べるようになっています。
例えばプリザーブドフラワーの作り方を始め、フラワーアレンジメント系の講座も通信講座にある、と聞きました。
見栄え良く花束を作る場合、先生と対面で学ぶものだと思っていました。ですが現代なら、通信講座でも学べるようです。予想になりますが、従来のテキストに加えて、映像の教材もインターネット経由やDVDなどで配布されているのでしょう。
一昔前と比べたら、学ぶ環境は整っているような気がします。あとは
という、自分の気持ち次第かもしれません。