濃厚な豚肉みたいな味、牡丹鍋

牡丹鍋牡丹鍋とは、猪の肉を使った鍋料理です。別名「しし鍋」とも言われています。
鍋をする時に、猪の肉を「お皿」に飾りつけました。牡丹の花に似せて盛り付けることから、牡丹鍋という名前が付いたそうです。

猪の肉には、「独特の臭み」があります。なので、敬遠する人も多いみたいです。しかし、濃厚な豚肉のような味と言えます。煮込めば柔らかくなり、脂身もしつこくなくてさらりとしています。
牡丹鍋を作る際は、じっくりと肉を煮込んで柔らかくして食べてください。
ちなみに「味付け」は味噌味、しょうゆ味が多いということです。ですが、どんな味付けにしても美味しいと思います。

牡丹鍋のレシピ

牡丹鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。

材料

具材

  • 猪の肉(または猪豚の肉) …… 800g。
  • 白菜 …… 1/4個。
  • ネギ …… 2本。
  • ごぼう …… 1本。
  • 水菜 …… 1束。
  • しいたけ …… 4個から5個。
  • えのき …… 1束。
  • 豆腐 …… 1丁。

だし

  • だし(かつおだし) …… 5カップ。
  • 酒 …… 大3。
  • みりん …… 大2。
  • 味噌 …… 大4。
  • 生姜の絞り汁 …… 大1。

作り方

  1. 野菜を、食べやすい大きさに切ります。
  2. 土鍋に、「かつおだし」を入れます。火が通りにくい野菜を入れて、煮込みます。
  3. 猪の肉を、5ミリ弱の厚さに切ります。
  4. 切った肉を、土鍋に入れます。
  5. だし用の調味料を入れて、「味付け」をします。そして、再び煮込みます。この時、肉が柔らかくなるようにじっくりと煮込みます。
  6. ここで、火が通りやすい野菜を入れて、さらに煮込みます。
  7. 生姜汁を入れて、味を調えます。
  8. 全体的に火が通り、肉が柔らかくなったら出来上がりです。