水菜の触感を楽しむハリハリ鍋
ハリハリ鍋とは、水菜がメインの鍋です。主に水菜を食べることになります。よって「その他の具材」は、あまりいりません。
ハリハリ鍋のハリハリとは、水菜を食べた時のハリハリとした食感から名付けられました。バリバリという感じもしますが、ハリハリと言うほうが美味しそうです。水菜については煮過ぎずにサッと煮て、シャキシャキな食感を楽しむように食べましょう。
この水菜については、別名「京菜」とも呼ばれています。京都では、冬を告げる野菜として知られています。
水菜の味は、癖がない味です。どんな食材に対しても、相性は良いです。ビタミンCが、多く含まれています。なので、寒い季節の風邪予防にもなります。
また、水菜は乾燥肌に効く食べ物とも言われています。体内に水分を溜め込んでくれる食材だそうです。冬は乾燥肌で悩む季節なので、水菜を使った鍋料理を食べることは、お肌にとっても良いでしょう。
ハリハリ鍋の肉については、本来、鯨を使うそうです。ですが手に入りにくい場合は、豚のロースを使用して作って良いです。
あと、即席キムチを用意すると、「違った美味しさ」を味わえます。ここで言う即席キムチとは、水菜にキムチの素、唐辛子の粉、ナンプラーを少しずつ混ぜて和えて作った物です。
ハリハリ鍋のレシピ
ハリハリ鍋のレシピを、ご紹介したいと思います。ところでハリハリ鍋は、本来は鯨肉を入れます。しかし今回の鍋料理レシピでは、豚バラ肉で代用しています。よって、豚バラ肉のハリハリ鍋となっています。
材料(4人分)
- 水菜 …… 3束。
- 豚ロース …… 350gから400g。
- 湯葉(乾) …… 適量。
- ちくわ …… 4本から5本。
- 舞茸 …… 1パック。
- 生姜 …… 1かけ。
鍋つゆ材料(4人分)
- だし汁 …… 8カップ。
- みりん …… 80cc。
- しょうゆ …… 60cc。
- 塩 …… 小1。
下ごしらえ
- 生姜を、千切りにします。
- 水菜の根元を、切り落とします。ざっくり切って、水を溜めたボウルに入れて、すすぎ洗いをしてください。
- 湯葉(乾燥)については、1分から2分ほど「お湯」で茹でて戻しておきます。
作り方
- 土鍋に、「かつおと昆布で取っただし汁」と「調味料」を入れます。そして火を入れます。
- 沸騰したら、豚肉、湯葉、ちくわ、生姜などを入れて煮込みます。
- しばらくして、舞茸を入れます。さらに煮込みます。
- 水菜については、食べる時に食べる分だけ煮ます。10秒から20秒くらい、サッと煮るだけで充分です。
- 器に汁ごと取り分けて、お好みで七味を振ってください。これで出来上がりです。
なお水菜については、食べやすい長さにざく切りしてください。水菜をササッと鍋に入れて、いただきましょう。水菜の食感を、ぜひ楽しんで食べてください。
水菜の保存方法
水菜は、「水」菜と言われていることもあり、水分を多く含んでいる野菜です。この水分が蒸発すると、鮮度が一気に落ちてしまいます。
保存する際は、たっぷりの水につけて、湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れておくと良いでしょう。または、軽く茹でてから冷凍保存しても良いでしょう。